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きっと明日の朝には

作者: 朝焼 悠

燃やしているのか

染めているのか

最後の灯火なのか

明日へとつながる光の道なのか


街を一色に染めていく

夕焼け空を部屋から眺める

日曜の終わり


生きるのを楽しいとは

やっぱり思えなくて

苦しくて怖いことばかり

ボロボロになりながら

どうにか乗り切った一週間が

また始まるなって


この一日は

誰かが生きたかった一日

自分に言い聞かす


まだ僕にも

やれれることはある

あんまり

自信はないけど

きっと


初めは燃えるような

濃い橙色

次第にピンクがかってきて

徐々に色を失っていく


部屋の中も

暗くなって

明かりを灯して


正直に言ってしまえば

気は重い

でもこれも含めて

僕は

今を生きているんだって

ふと思ったりして


また始まる一週間を前に

震えている

今を生きているんだって


まだ西の空は少し青さが残っている


先や過去ばかり見てないで

もう少し今をちゃんと

今とちゃんと向き合えたら


きっと明日の朝には

忘れているだろうけど


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― 新着の感想 ―
[良い点] とても、良い詩だと思います。 ただ、少しでも、明日が楽しく楽になれれば良いのにな……とは、思います。 EASY! Easy! 職場の能天気なオッチャンが、言ってた言葉です。 まあ、いつも、…
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