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詩❲情景❳

ひかり

作者: 日浦海里

紅に紫

青に碧に

白く光り

黒く光り


描かれる盤面は様々で

人のその目にはとまらぬ世界で

人のその目には映りきらぬ世界で

輝いて

煌めいて


描かれる瞬間(とき)も様々で

それは命の燃え尽きた先で

それは命の火が灯る時で

揺らめいて

燻って


朱に漆黒に

藍に黄色に

白くに濁り

黒くに濁り


浮かぶ盤面は様々で

人のその目にはおさまらぬ世界で

人のその目にはとらえきれぬ世界で

蠢いて

混じり合い


浮かび上がる瞬間(とき)も様々で

それは命の燃え尽きた先も

それは命の火が灯る時から

揺らめいて

燻って

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― 新着の感想 ―
[一言]  火は揺らぎ燻るも放つ光そのものには揺らぎも燻る事も分かりはせず、見る者の捉える視覚に感じ方は様々なれど、濁り見えるも見る側の目であり、人の目に見える物が全てでは無く、知らぬを知ったかのよう…
[良い点]  色の変化だけを見ると空のようで。  外に出さえすれば見られる一番身近な自然の景色。  いつどこででも見られて。  時とともに大きく姿が変わる。  だからこそずっと昔から、それこそ相反…
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