235☆シン最終章[7]◆神授祭 2日目②
「おひさしぶりです。『聖女』さま」
「おひさしぶりね。『巫女……見習い』? ……ドロレスちゃん!?」
そう言えば、『冶金の丘』はドロレスちゃんの生息地……じゃなくて、居住地だったよ。
「あたしのこと、忘れてませんでした?」
「な、なにを言ってるの、忘れるワケがないじゃ有馬温泉」
動揺して、かなりしょうもない事を言ってしまった。
「……(むー)……」
不満そうだ。
「もうすぐ、お誕生日ですわね」
彼女、『黒の日々』の最後の『焼き肉の日』……じゃなくて、『お肉の日』生まれのはずだ。それって、明日だ。
「違いますよ。あたし、『王都大火』の最中に生まれてるので、誕生日変えられてるんです」
「そうでしたの?」
どこの「五女」だ?
って、「五女」はそうはいないぞ? 特定されちゃうぞ。
でも、彼女は『七の姫』だったりする。
養女に出されてるけど、元・王女様なのだ。
「最初に会った時に、『あたし12歳ですよ』って言ったじゃないですか」
「ああ、あの猫耳奴隷のフリしてた時ね」
記憶を辿りながら何気なく言うと、ドロレスちゃんは黙り込んだ。
「…………」
「……な、なに?」
白いヴェールの奥で、ニカッ☆ と笑ったのが分かった。
「やっぱり、このヨハンナさんは、『お兄さん』なんですね」
「…………」
またまた「ひっかけ」かあ。
バレバレかあ……。『ばれんたいん・きっす』か。椎○真昼か。
前にも一度「身バレ」してるから、別にいいけどさ。
「なんで分かったの? あと、セシリアの猫耳にも『盗聴器』なんて無かったよ?」
一応、検めてみたのだ。
いつ、気付かれたんだろ?
「そんなの、『話し方』で分かりますよ」
「…………」
まあ、そうかもな。
でも、疑われた最初のきっかけは、「俺の双子の妹(?)」という設定だったカオリちゃん(※当時男の子)が突然いなくなったから、なのだそうだ。
俺たちのやることって、色々と雑で、穴だらけだもんな。
まあ、『仮面の男』のこととか、訊きたい事は色々あるし。
「あ、これ差し入れです。みなさんでどうぞ」
『出迎えの儀』のために「南の正門」に並ぶ面々に、あたたかい「お茶」がふるまわれた。でも、こんなんいただくと、またまた『おトイレ』が近くなる気がするよ。
◇
「おひさしぶりです。『聖女』さま」
「おひさしぶりね。『巫女』サレイシャ……って、え!?」
久しぶりに再会したサレイシャ嬢は、記憶の中の姿と異なっていた。
黒髪で大人びた風貌。ウエストのくびれたナイスバディな美人さん。
……そんな印象がある。
だがしかし――
「……貴女。そんなに『色白』でした?」
俺と同じような、浅黒い「褐色」の肌だったはずなのに……それはどこにいったんだ?
「あれは、『日焼け』だったんです」
「ええええええええっ!?」
褐色日焼け少女だった、だとう!?
いろんなアニメで、夏に海行って「日焼け」とか「寝てるあいだにイタズラ」とか「刻まれし罪の烙印」とか「完全防備で日焼け対策」とか「イカの墨で紫外線防御」とか「日焼け止めを素手で塗り塗り」とか「日焼け止めを足で塗り塗り」とか「シャワーでひりひり」とか「日焼け跡の見せっこ」とか「それを逆手にとっての期間限定ジャングル喫茶」とか色々あるけれども……ええええええ!?
◇
(褐色日焼け少女と言えば、『ミオミオ』だべさ)
勝手な愛称で呼んでるけれども、「小○澪」は名作『サマータイム○ンダ』に登場するスクール水着の日焼け跡が生っ白いセーラー服少女だ。
俺が個人的に好きな「方言しゃべる女子」でもある。
(中の人の白砂さんは、和歌山県ご出身で、ネイティヴなのだべさ)
ほほう?
てことは、『わかのうら』を飲んだことがおありなのかしら?
なお、メインヒロインである姉の「○舟潮」は、金髪で色白なスク水少女だ。白い縁取りのある「新スク」だ。「白い貝殻の小さなペンダント」もつけてたりする。
で、「ミオミオ」とか呼んでる根拠としては、ある事情で、「○舟澪」は二人存在しているからなのであった。
それでいくと、我々は「ヨハヨハ」だな。
(して、どっちが好きなんだべか?)
俺は「どエム」なので、どちらかと言うと冷酷な「影」のほうが、たまら……イヤ、そういう話ではなく。
(『タマランチ会長』だべか?)
それ誰やねん?
(『YA○RA!』だべさ。『キンちゃん』てキャラもいたのだべさ)
そんで、「キンちゃん」は会長のことを「タマちゃん」と呼ぶのだそうだ。てか、いたのか? 男性のタマちゃん(笑)。
で、『○WARA!』って、女子柔道のお話だよな?
それから何年ぶりなんだろ?
2023年冬アニメ『もう○っぽん!』も、女子柔道のお話だったよ。
柔道の「道着」って、日焼けしてると痛いらしいよ。
◇
慣例の「再会の抱擁」もすませた。
『巫女』サイレシャの方が、『聖女』ヨハンナよりも背が高いので、上に載せられる感じだった。
(何がのせられたの?)⇒ミーヨ。
おっぱいだ。
なお、『巫女』アナベルの時には、その点に触れなかったけれども……まあ、そういうことだ。
だが、俺は「おっぱい博愛主義者」なので、それも悪くないのであった。
たまに、胸がないのをイジられるキャラもいるけれども、胸はそこにあるのだ。だから、登るんだ。たとえ、「エターナル胸ぺったん」であっても。
(『刀使○巫女』の『○条姫和』ですね?)
ちなみに、そう言ったのは「益○薫」だ。「ねね」の友人だ。
ただ、二人とも直後に「古波蔵○レン」によって撃沈されてたよ。
それはそれとして、俺とサレイシャ嬢は、「奉納品」を積んだ『馬車』が倉庫群の方に向かうのを見届けるために、並んで立っている。
(『光眼』。受光。嘘発見モード起動)⇒俺。
ふと思い当たることがあったので、訊いてみた。
「もしかして、『美南海』の島の『万緑の紅』を任地として希望してらしたのは、『日焼け』をするためでしたの?」
そこは、惑星『アアス』の赤道付近にある「常夏の島」なのだ。
「…………」
サレイシャ嬢は、深いため息をついて、奇妙な表情で微笑した。
吐息が、白く輝いてる。冬なので、気温が低いのだ。
「……はい。ですが、『巫女』ともなると、裸で日光浴……というわけにもいかず、いつの間にか、こんな風に肌が色褪せてしまいました」
「……ふむ」
嘘はついてないようだ。サレイシャ嬢は「輝いていない」。
てことは、意図的に、何かを隠すために、わざわざ「日焼け」してたってことだろうな。……たぶん、「あの事」だろうな。
「『王都』にいるときは、どうしてらしたので?」
「『神殿』に、秘密文書用の読書室があるんです」
そんなのあるんだ?
紫外線……ブラックライトを出す『ユカリちゃんの体液』が入った『水灯』で、『消える青墨』で書かれた「消失文字」を読むための、専用の部屋なのだそうだ。
「そんなところで、全裸で日焼けを?」
「はい。お恥ずかしい話ですが」
絵面を思い浮かべると、笑ってしまいそうになるよ。
そんで、「紫外線を浴びると日焼けする」ってのを、知ってる人は知っている、って事なんだな。
「でも、どうして日焼けを? 肌が白いのが、イヤなので?」
「以前もお話ししましたが、私は『逃亡奴隷』なのです」
やっぱ、それか。
「他人に素性を知られないように、肌の白さを隠しておくようにと、忠告されていたのですけれど」
「忠告? 誰にです?」
「逃亡生活を助けていただいた『キ・コーシュ』さんという方に」
「…………」
旧『北の帝国』では「入れ違い」で会えなかったけれど、俺の父親って「獣耳奴隷」の逃亡を手伝う『落とし屋』でもあるらしいのだ。
「その方、『プロペラ小僧』さまの父君なんだそうです」
「そう言えば、以前。彼に対して、『あの時は、ありがとうございました』とか、言ってませんでした?」
任地の『神殿』から立ち去る時に、そんな事を言われて、ずっと謎だったのだ。
「……ああ、そうですね。『あの時は、ありがとうございました、と、お父様にお伝えください』と言いたかったのですが、途中までしか言えなくて……プロペラ小僧さまは、とても不思議そうな顔をしていらっしゃいました」
その時の様子を思い出したらしく、声を立てずに笑ってるし。
「……そうでしたのねん」
そんな事だったのか。
でも、俺だって俺の親父が、いまどこでなにをやってるのかなんて、知りもしないしな。
「では、お先に失礼いたします」
「ハイ。またあとで」
車列を見送り終わったので、『全知全能神神殿』に入り、各方面に、もろもろの挨拶をするのだそうだ。
彼女とも、後でまた色々と話をしないとな。
てか、『私的な祈願』の内容を聞き忘れてたよ。
◇
「お久しぶりですってば」
「……おひさしぶりね。『巫女』アルルミナ」
天然なお嬢様キャラに、そう変化はなかった。
あざやかな赤い髪と明るい青い瞳をした、おっとりした感じの子だ。
「「……(ハグう)……」」
妄想ではなく、実際に抱き合った。
身長が同じくらいなので、当たってる。当たってる。
(何が当たってるの?)⇒ミーヨ。
おっぱいです。
ただ、お互いに冬用の防寒装備なので、そんなには来ません。
(何が来ないの?)
心地よさです(笑)。
「『聖女』さま、いい匂い。『嗅ぐや姫』の香りなのですってば」
「『嗅ぐや姫』?」
『女体樹』の一種というのは知ってるけれど、それ以上の詳細は存じ上げないよ。
てか、この子は『美南海』と『太陽の大洋』をつなぐ貿易港『美南海の水都』の『太守』さまだったりする。彼の地は、さまざまな交易品の集積地なのだ。それで知ってるんだろうな。
「眠りを深くして、よい夢を見るために焚く『お香』なのですって」
「……ああ……なるほど」
実は、『聖女の部屋』での就寝前に、勝手に焚かれるのであった。
首筋とかに、その「残り香」があったのかな?
てか、鼻がいいんだな、アルルミナ嬢。「アルス○トリア嬢」みたい。
にしても、あの香りには、そんな効能があったのか?
アロマテラピー的なやつだったのか? てことは、今夜もまたまたヘンな夢を見そう。でも、某アニメの10……いえ、なんでもないです。
◇
髪のびたなあ。
カスタードクリームみたいなねっとりした質感の金髪が、とても特徴的な双つのふくらみの上に載ってる。でも、これだとギリで「髪ブラ」は無理だな。隠せないよ。
(何を隠せないの?)⇒ミーヨ。
おっぱいだ。
正確に言うと、とても特徴的な「陥凹◎頭」だ。
ちなみに、『生徒○役員共』の「番外編」に、「ストレートだと毛が◎首にこすれて気持ちいいですよね」というサブタイトルがあるのは内緒だ。
(内緒? 思いっきり、思ってるけど?)⇒ミーヨ。
しかしまあ、「ふくらみ」が目立つこと目立つこと。
目が合うと、とろんとした緑色の瞳が、笑顔で細まった。
「おーひーさーしーぶりですう!」
「おひさしぶりね。メロンおっ……じゃなくて、『巫女』クリムソルダ」
会いたかったよ。はやくハグしよ(笑)。
「「……(ハグう)……」」
こ、これはっ。
「……(ポンポン)……」
誰かに肩をポンポンされた。
だが、そんなの知ったこっちゃないぜ。
「「……(ハグう)……」」
たまらんち。
「早く離れなさい!」
「……はぐあっ!」
姉のロザリンダ嬢に怒られて、首根っこを引っ張られて、引き剥がされた。手荒すぎるよ。俺、『聖女』さまだよ?
ちなみに『巫女』クリムソルダは、ミーヨの亡き母アウロラさんの故郷『銀の都』からのご来着だよ。
そんで、『出迎えの儀』って、いったん始まってしまうと、膨大な数の馬車の車列が次から次へ現れて、まったく停滞がなく淀みなかった。
聞いたら、各地からの一団は、『王都』から最短距離の『駅』か「馬車溜まり」で待機していて、『神殿』からの「キュー」で順々に発進するように調整してあるらしい。事前の準備というか事前の仕込みは大事なんだな。
以前、俺たちが『魔法の馬車』で高速走行して、予定を無視して『王都』入りして、プリムローズさんに怒られた事があったけれど……そういうトコなんだろうな。
それは置いて……冬場に外で立ちっぱなしなので、とても冷える。
「『鐘楼の都』のみなさん、発進お願いします」
『★伝心☆』なのに、声に出してるロザリンダ嬢に提案してみた。
「一度、『おトイレ』休憩を挿みません?」
「……発進中止。そのまま待機を」
珍しく、俺の提案が受け入れられたよ。
◇
髪切った?
それなりに長かった黒髪が、ショートカットになっていた。
ま、これはこれでラブリーだ。で、彼女も俺と同じく『アアス』でいちばん多い、混血のすすんだ感じの浅黒い肌だ。それに変わりはない。
けれど、全体的に身にまとっている雰囲気と言うか――
「お久しぶりです。『聖女』さま」
「おひさしぶりね。『巫女』ポタテ」
ああ、この子。いちばん変わったかも。
自信がついたのか、堂々としてる。ちゃんと『巫女』だ。めっちゃミコミコしてる。
「実は私。最近『改名』したんです」
ま、「ポタテ」って、本来は家畜の飼料の事なんだよな。
そして、彼女の任地である『鐘楼の都』は、広大な農耕地帯のど真ん中にあるらしいよ。『鐘楼』の鐘の音で、『空からの恐怖』を追い払ったりしてるそうだよ。
「それで、あたらしいお名前は、なんと?」
「カル○ーポテトチップスです」
「…………ウソでしょ?」
「冗談です」
「冗談かよ! 略して『ポテチちゃん』て呼ぶとこだったよ!」
からかうのも、いい加減にしなよ。
ついでに言うと、「ヴィルヘルミーナ」が「ミーちゃん」だよ。長いから。
「「……(ハグう)……」」
ふむふむ。ほほう?
(どんな感じ?)⇒ミーヨ。
悪くないです。
「それで……結局、なんと改名されたので?」
もしや、「Calpeeポテチップ」かな?
イヤ、だから「ピー」はダメだってば!
「冗談なんです。実はポタテのままなんです」
「…………」
なんか……疲れた。
芸風も変わってしまってるよ、ポタテちゃん。
でもな、「カ○ビーポテトチップス」なんて、誰に聞いて知ったんだろ?
(それはあたしだべさ)
お前くわぁあ!!!!!!!!
◇
あれ? 髪切った?
「おひさしぶり? です。『聖女』さま」
昨日会ってるので、いたずらっぽく笑っている。
「おひさしぶりね、『巫女』シンシア」
これは、慣例としての「返し」なのだ。
でも、昨日会った時とは、本当に髪型が変わってる。
長い黒髪なのだけれど、両サイドが耳元あたりでカットされて段差がある。『平安時代』の貴族のおひめさまみたいな髪型だ。
(『姫カット』ってやつだべさ)
血縁的には、シンシアさんの双子の姉のホノカだ。
(『姫カット』と言えば……)
イヤ、待って!
それは後で、たっぷりとやろう(笑)。
「「……(ハグう)……」」
再会の抱擁をかわしながら、訊いてみた。
「髪型、変わられましたのね?」
「はい。毛先を焦がしてしまって、それで人に勧められまして」
なんかヘマやったらしい。でも、それもまた可愛い。
で、これまた誰に誰に勧められたんだろ?
(それはあたしだべさ)
……また、お前か?
(切ってあげたのは、わたしだよ)⇒ミーヨ。
だから、どんな交友関係があるんだ、君らは?
「「……(ハグう)……」」
ついつい長めにハグしてたら、耳元で恐ろしいことをささやかれたよ。
「……ジンさん?」
「あたくしは、ヨハンナです!」
「それなら、そういうことにしておきますね」
「…………」
ひっかけ……だよな?
『英知な都』の『全知神神殿』の『巫女』であるシンシアさんは、どことなく謎めいた雰囲気がある長い黒髪の美少女なのであった。
◇
以上が、今代の『七人の巫女』だ。俺もいれて。
でも、カオリちゃんと入れ替わってるので、実際には「8人」だ。
ネタバレ禁止でタイトル秘密だけど、某アニメも「7人」と見せかけといての「8人」だった。でも、1話とか2話を観返すと、ちゃんといるんだよね。8人目が。
◇
にしても、夏休み明けの女子校みたいな事になってたよ。
変わる子は、大きく変わるよ。びっくりしたよ。
(ジンさんて、『明日ちゃんのセーラー○』好きじゃないですか?)
ああ、まあね。
そんで、あの作品でも、ちゃんと座るときに「セルフチカン行為」やってたよ。3周目で気付いたよ。
(男の人って、ああいう女子校ものを、どんな風に観てるんですか?)
俺にとっては「異世界ファンタジー」だよ(笑)。
他の男の人は知らないけどね。
(……ふうん。あ、よろしければ、『本当は怖い女子校の話』をしてあげましょうか?)
いえ、していただかなくても大丈夫です。
そんな事より、「姫カット」の話をしよう。
黒髪ストレート限定で、両サイドに段差カットな。
(それなら、メインヒロイン限定で『地○少女』とか『化○語』とか『賭け○ルイ』とか『喰○』とか『黄昏乙女×アム○ジア』とか)
……な、なんで、そんな怖いのばっか?
俺、メインヒロインが怖いアニメ苦手だから、断片的にしか観てないよ。
(したら、『けい○ん!』のミオちゃんとか『響け!』の高坂○奈とか『ぼっち』のPAさんとか『ゾンビランド○ガ』の山田さんとか)
音楽つながり?
最後、意表を突いたな。ナイスチョイス!
ならば俺は、『とある』の佐○さんとか『○菓』の千反○さん(※微妙)とか『冴えカ○』の霞ヶ丘詩○(※微妙)とか『スタァ○イト』の神楽ひか○とか。前出の『刀使○巫女』の○条姫和とか『機巧少女は○つかない』の夜○とか『天体○メソッド』の○川汐音とか『サン○ャイン!!』には判定が難しいキャラが4人も。あと『ゆゆゆ』の東○さんとか『ふらいんぐう○っち』の木幡○琴とか『サク○クエスト』の凛○子とか『俺○イル』のゆき○ん(※微妙)と鶴○さんとか『俺○も』の●猫とか『ギ○ティクラウン』のツグ○とか『ガル○ン』の冷○さんとか『ダンベル』のお嬢様(※名前忘れた)とか『ア○ルトリリィ』の伊東さんとか『ス○イ教室』のティ○とか『G○E』のロ○リィとか。
……はあ……はあ……。
どうだ? たっぷりとやってやったぜ。
俺のやることだから、たぶん「漏れ」もあるだろうけれども。
(基本、○リじゃないですか?)
なんでやねん!
なお、「黒髪ストレート限定」なので、ふたつ結びにしてる『○スト』の○鏡花とか『SHIR○BAK○』の○原絵麻や、完全な「姫カット」だけど頭髪が栗毛とか水色とか金髪とか銀髪の子たちは、泣く泣く除外してあるよ。
でもな、『cit○s』の「姫カット」の子の名前が出てこないよ。
(『はるみん』だべか? して、あれは黒髪だべか?)
(基本、百合じゃないですか?)
あの子は違うやん。
あと、質問があるんですけど……「PAさん」の「PA」って何の略?
(ピーナッツ・アーニャ……かな?)
(パイ○ップル・アーミー……かな?)
二人とも知らないらしい。
ここは「異世界」だし、これまた「永遠の謎」になってしまうのか?
ちなみに、「P.A.○ークス」のは「Progressive Animation」だよ。
◇
『全知全能神神殿』の中核『双塔大拝堂』にある円形の広間『まん丸い間』。
そこに、我々『七人の巫女』は再集結した。
『神官』やら『神官女』とか『乙女神官』とかも、いっぱいいるけどね。
で、12年前の『王都大火』で亡くなったとされている『二の姫』ロザリンダ王女が、本当に生きていて、この『七人の巫女』の中にいるんだろうか……。
年齢は置くとして、「黒髪」と「色白」ってことなら……シンシアさん。アナベル嬢。サレイシャ嬢。この三人だな。
(だから、条件を満たしてる人がいるじゃないですか?)
黒髪。色白。今年19歳。……誰?
そんで、その人。
もしかすると、俺と父親が同じ「異母姉」かもしないのだ。複雑な心境だよ。
そんで、おねえちゃん……か。甘えさせてくれるかな?
ギギ……ギギイイ……
うん、いいよね。『閃光のハサ○ェイ』のギ○。弄ばれたい(笑)。
……じゃなくて、ここの地下にある『とても神聖なところ』に下るために、床と一体化してる扉が、「跳ね橋」みたいに持ち上げられたのだ。重い木の扉が、自重で軋む音がしてるのだ。
ところで、『とても神聖なところ』で何するんだろう?
「久しぶりですね。『明日の約束の儀』は」
シンシアさんが言った言葉で、ああアレか……と思い当たった。
『アアス』の「集団的意識共有体」の代表格的な『全知神』さまと『全能神』さまを呼び出して、「明日もまた来てくれるかな?」って儀式だ。返事は、お約束のアレだけど、「だが断る」って言われたら、どーすんだろ?
と言うことは、『神前重量挙げ大会』って「明日」なんだな。
(だから、『日程表』読んでないんですか?)
読んだけど、行事が、ただ羅列されてるだけだったよ?
(それを、きちんと把握しておいてくださいよ)
そんなの、いちいち覚えてられないよ。
◇
「出でませ。出でませ」
音頭をとるのは、またまた『乙女神官』ロザリンダ嬢だった。
「「「「「出でませ。出でませ」」」」」
それに、皆が唱和する。
これで、ミーヨの出産が促進されたりはしないのやろか?
「「「「「出でませ。出でませ」」」」」
ならば、俺も叫ぼう。
「たまちゃん、カムヒア!」
『とても神聖なところ』が、まばゆい光にあふれた。
こ、これはッッ。
☆☆☆
『およびとあらば、即参上』
『情け無用じゃのう』
『……来ちゃった』
『とても神聖なところ』に、三柱の神々があらわれた。
自称『三賢者』の最後のおひとり、無限に拡がる大宇宙を旅する『旅する惑星』と一体化し、すでにそれそのものとなってしまっているという『全球神』さまも『ご光臨』だ。その「キャラ付け」は、「男の娘」だったりする。
まだ若い感じの、妙に甲高い思念波が、性別不詳なのだ。もう、「男の娘」という印象しかないのだ。
「「「「「……え? ……誰!?」」」」」
俺は『宇宙』で「たまちゃん」と会ってたけど、『神殿』関係者のみなさんは初対面だったらしい。めっちゃざわついたよ。
◇
「それじゃあ、明日も来てくれるかな?」
『『『いいとも!』』』
いいんだ?
儀式は、さっくりと終わり、三柱の神々は消え去った。
ハイ、終わった。終わった。
「「「「「……(ざわざわざわ)……」」」」」
ま、初登場の「たまちゃん」こと『全球神』さまについて、色々と『神殿』のお偉いさんたちが、ざわついているけれど、俺の知ったこっちゃないし。
実は俺、2度目の『宇宙』滞在時に、『軌道リング』から放射状に延びてる『毛』の最先端部を見に行って、そこでついうっかりと手を離してしまい、『アアス』の重力を脱して外宇宙にまで到達可能な超強力な「遠心力」で吹っ飛ばされて、『宇宙』を漂流することになったのだ。
そこを、たまたま通りかかった「たまちゃん」に助けてもらったのだ。
彼(?)は、俺の生命の恩人なのだ。
(……そ、そんなことがあったんですか? しかしまあ、それをさっくりと)
いつもの『★伝心☆』が、さすがに「圏外」で不通になったからな。
泣きそうに……というか思い出すと、また泣きそうになるよ(泣)。
自分でも、いま生きてるのが不思議に感じるよ。
ちなみに、その話は別な物語としては語られないよ。
それに、実を言うと『とても寒い冬』を阻止した「オペレーション・スプリットブレイク」も手伝ってもらったし、反射鏡面衛星『大きな星』と太陽光収束衛星『小さな星』の管理と運用を、彼(?)に「丸投げ」してたりするのだ。
彼(?)の「本体」である『旅する惑星』そのものは、まだまだ到着に時間がかかるけど、その「アバター」である例の「発光体」は、光の速度で大容量なんだそうだ。
ま、それはそれとして、そろそろ「今年19歳」の人を教えてくれる?
(……唐突ですね。この流れで、ですか?)
無駄に引っ張るもアレだし。
(彼女、言ってたんですよ。ちょっと待ってくださいね。過去ログ見てみますから)
だいぶ前の話だけど、『巫女選挙』の『お披露目会』の夜に行われた『誓いの夜』の様子が、『神造の双子』であるカオリちゃんには「ダダ漏れ」で伝わっていたのだそうだ。
……って、過去ログ!?
(えーっとですね。サレイシャさんが、ポタテさんに言った言葉です)
ああ、サレイシャ嬢だったんだ?
彼女の「浅黒い肌」は、実は「日焼け」だった事が判明してる。
なので、「黒髪」と「色白」のふたつに合致してしまってるのだ。
(こう言ってます。『貴女が売られてきたのが5年前ね? 間違いないわ。そうか……あの『化物』。4年も『私』に化けたまま農奴として生き続けてたんだ……』と)
でも、それがなんで「19」なの?
(『獣耳奴隷』の『真性奴隷』って、どんなシステムでした?)
『前世の罪の証』と誤解されてる「蒙古斑」がついて生まれてしまった子が、「消えるまでの期間」の3倍の年数のあいだ、自由を奪われるんだよ、ひでー話だよ。
(それって、何歳から始まるんでしたっけ?)
10歳からだよ。『地球』じゃ、完全にOUTだよね?
(だから、10+5+4で19じゃないですか?)
……そういうこと?
てことは、サレイシャ嬢っで、『奴隷期間』が始まってすぐに、『化物』を「替え玉」にして逃げ出したんだ?
ズル~い!
……んんん?
ビロリラピロロン!
これはッ!?
ニュー○イプ音……イヤ、「フレクサトーン」の音じゃあないか!?
一体、誰からの『★伝心☆』なんだ?
(……オレオレ)
誰!?
◆
ドロレスちゃんだ(ひでぇネタバレfinal)。




