表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/262

147◆『とても寒い冬』の犯人[前編]


「『巫女見習い』ヨハンナです」

「これはご丁寧に」


 実はまだ、『夜の握手会』が続いてたりする。


「『巫女見習い』ヨハンナです」

「これはご丁寧に」


 どうやら、俺たちが掴んだ情報に、誤りがあったようだ。


「『巫女見習い』ヨハンナです」

「これはご丁寧に」


 いま現在行われている、「清き乙女」が着るにしては破廉恥(はれんち)過ぎるTバック水着『全知神の三角』着用の、『夜の握手会』の方が……どう見ても『朝の握手会』よりも「参加者」が多いのだ。


「『巫女見習い』ヨハンナです」

「これはご丁寧に」


 『巫女選挙』の「10万票」分に相当する大口投票券である『重い銀の円盤』を購入し、その『特典』に浴している『特典享受者』たちが……千人以上はいる。今朝方のヤツは、数十人程度だったのに。


(――結果から言うと、あの「早朝寝起きドッキリ」みたいだった『朝の握手会』の方が、プレミア度の高いイベントだったようですね)


 いろいろ不便なので、『神聖術法』の『★伝心☆』でリンクし直したカオリちゃんから、「思念解説波」が届いた。こう言うと、何かの必殺技みたい。


「『巫女見習い』ヨハンナちゃんです」

「これはご丁寧に」


 とすると、ここにいる連中だけで、「一億票」以上になるわけか……。


(頑張ってください、ヨハンナさん。大量得票のチャンスですよ)


 冗談じゃあないよ。ヨハンナさんがんばらないよ。

 俺は「落選」目指してるんだってば!


 にしても……今日いちにちで、一体何人と握手したんだろう?

 10万3千……いくらなんでも、そんなに多くは無いな。


「『巫女見習い』ヨハンナなんだよ」

「これはご丁寧に」


 ……あ、そうだ!


「『巫女見習い』ヨハンナですの!」

「これはご丁寧に」


 訊くの忘れてたけど、『魔術』の方に出てくる「()○は○(さか)は」って言う「打ち止め」の子って、何番目だっけ?


「『巫女見習い』ヨハンナだったりしてみたり」

「これはご丁寧に?」


(ラスト○ーダーですか? シリアルナンバー20001号ですね。ついでに言うと、今回の握手会参加者総数も、重複分を含めて、約2万人だそうです)


「うええっ! イヤ、その……『巫女見習い』ヨハンナなの」

「こ、これはご丁寧に」


 そ、そんなに多かったの?

 せいぜい、一万人と二千人くらいだと思ってたのに。


(どっちに驚いてるんです?)


「『巫女見習い』ヨハンナじゃん」

「こ、これはご丁寧に」


 もちろん、妹達だよ。

 『握手会』なんて、そんなの、どーでもいいよ。


(現在、その真っ最中なのに……)


「『巫女見習い』ヨハンナなのですよ?」

「こ、これはご丁寧に?」


 今日だけで、2万人以上に会ってるのか……そんなに多いんだ? 妹達。


 作中に出てくるのは、10030番代じゃなかった? 妹達。総数はそんなに多いの? 妹達。武○館に収まりきらんやん、妹達。某スーパーアリーナなら、収容出来るのか? 妹達。明らかに気に入ってるな「妹達」って言い回し。


(大丈夫ですよ、既に半分以上消されちゃってますから。単価にして18万円の実験動物ですから)


「……怖い事言うなよ(泣)!」


 ……意外と黒いよ、カオリちゃん。


 とにかく、あの計画には「とある能力で色素欠乏」の、白髪の彼が絡んでるんだよね……。


 ……イヤ、俺も大概、色んな事が一方通行だけれども……。


 ん?


「……(驚愕)」


 あ、いけね。『特典享受者』の方が驚いてる。


「『巫女見習い』ヨハンナさんじゃないですか?」

「……これはご丁寧に」


(特徴ある語尾ばかりですけど……最後の、誰ですか?)


 さあ……?

 俺の「お気に」って、語尾に特徴の無い子だし。

 『魔術』には、ほとんど出ないし。


 ま、それはそれとして――


 つい先刻。

 ご高齢のために白髪だと思われる、シンシアさんとホノカの……あ、よく考えたら、双子の獣耳奴隷「ラッコ耳の左門(さもん)君」と「アシカ耳の右門(うもん)君」の父親でもある『灰狼(はいろう)』さんから、こんな事を言われ、困惑した。


      ◆◇◆


「……似ておられる」


 誰に? 明らかに、俺の顔見て言ってるな。


「ヨハンナさん。貴女の、そのお名前は、祖母の名を、引き継がれたので?」


 短い白髪に、とがった白い狼耳をつけた「おじいちゃん」から、そう訊ねられた。


「…………」


 そんな事、訊かれてもなあ。

 人違いで、『巫女見習い』の資格審査に巻き込まれて、その場でテキトーに付けた名前なんだよな。


 イヤ、その前に、シンシアさんから聞いてたので、『この世界』にもある名前ならば、不自然じゃないだろう――と思って、咄嗟(とっさ)にさっと付けたんだった。


「……」

「……(ポンポン)」


 俺が何かを言うヒマもなく、『灰狼』さんは「はがし」の人に肩をポンポンされ、そのままどこかに連行されていった……。


 『握手会』で、『巫女見習い』に個人的に話しかけるのはNGらしい……。


      ◇


「……み、『巫女見習い』ヨハンナです……(ぷるぷる)」

「……こ、これはご丁寧に……(ぷっ)」


 本日の『握手会』ラストのラストの打ち止めは、俺と、本来の俺である「プロペラ小僧ジンくん」に扮した「俺のコピー体」のカオリちゃんとの握手だった。


 お互いに、どうしようもなく面白くて、笑いを我慢するのに苦労したよ。


「本日の『握手会』は、これにて終了です。皆様、お忘れ物のないように」


 司会進行役のロザリンダ嬢の、閉会の挨拶(?)だ。


 『特典享受者』の皆さんが、まだ水着姿の『巫女見習い』たちをチラ見しつつ、ぞろぞろと退出していく。


 彼ら、このまま『神前町』の大参道にまで「誘導」されるらしい。

 お土産物店がいっぱいあるとこだ。『巫女選挙』の期間中は、遅くまでお店が開いてるらしいから、たっぷりと絞り取られるがいいさ。


 あと、言い忘れてたけど……『夜の握手会』の会場は、『全知全能神神殿』でいちばん広い『まん丸い()』でした。『巫女見習い』ヨハンナ(中身は俺)が、ほぼ全裸でグルグルとジャイアントスイングされた場所っス。地下に『とても神聖なところ』があるところっス。


「……ぼそぼそ(ああ、やっぱり素敵)」


 道警……じゃなくて、憧憬(どうけい)を込めた瞳で、パンツちゃんことドロワー嬢が、「プロペラ小僧ジンくん」に扮した「俺のコピー体」の元・道産子(どさんこ)のカオリちゃんを見送っている。


 どうやら、本気で「好き」らしい。


 なんか、見てる方が、甘酸っぱい、切ない気分になるよ。


 好きっていいよな。


 こんなタイトルのアニメが、あったよな。


(間違ってます。『いいなよ。』です)


 え!? 『好きっていいよな。』じゃあないの?

 2012年制作で、(かや)愛衣(あい)さんが「めい」って女子高生役で……。


(だから、『いいなよ。』です。Say "I love you".です)


「…………」


 ……何年ものあいだ、()で間違えてた!!


      ◇


 だがしかし、恥ずかしさに身悶えしている場合じゃあないぜ。


「ヨハンナさん。申し訳ありませんが……例のアレ、お願い出来ますか?」


 恥ずかしそうにポタテちゃんから、そう言われ、お尻を突き出されたのだ(笑)。


「「「「「……でしたら、私も!」」」」」


 『巫女見習い』たちだ。

 みんな、まだ「Tバック」なのに……いいの(笑)?


「「「「「……それなら、私たちも!」」」」」


 『巫女選挙』のお手伝い『黒幕』さんたちも、乗っかって来た。


「よろこんで! ☆賦活(ふかつ)の手っっ☆ 連発ッッッ!!」


      ◇


 ……さすがに、疲れた。


 「スパンキング」って、体力いるよね?


(わたしに同意を求めないでください)

 カオリちゃんが冷たい。……無理もないか。


 とにかく、今日はずっと、みんなの疲れを癒してあげたんだから、次は俺が、みんなから癒されたいな。


 具体的には、みんなの――


「ヨハンナさん!」


 俺が「おっぱいを見せてもらいたい」と思う寸前で、誰かに呼ばれた。


「少し、いいですか?」


 振り返ると、シンシアさんの『黒幕』の人(大)だった。

 夜も深まっているのに、何か特別に元気づけられるような出来事でもあったのか、はつらつとして、とっても元気いっぱいだ。


「なんでしょう?」

「このあと、例の場所で……お話が」

「例の場所?」


「『伝説のデカい樹』の下で」


 ついに、「告白」か……。


「昨日、『空の浮き船(※飛行船)』に乗る前に言ったでしょう? 『とても寒い冬』について、わたしの知ってる事を、全部教えてあげる」


 ……そっちかー。


「みんな寝たら、こっそり抜け出して来てね!」


 その「みんな」には、俺も含まれてるんだろうか?


「おう。後でな」


 そう言えば、あの時、ホノカも俺に何か話したそうにしてたな。


 あっちは何の話だったんだろう?

 大好物だったという『黒くて甘くてほろ苦いお菓子』食べたいとか、そんなんかな?


 でも、時系列的には「ごち、USA」の前だったしな。


      ◇


 ミーヨと交わした約束。


 ――その約束が、果たされる事はなかった。


 別に不幸な事件や、事故があった訳ではない。


「『巫女選挙』関係者の皆様は、正門前に集合してください。『夜の渡り』を行います」

 ロザリンダ嬢が無情に告げた。


 場所の「移動」があるらしいのだ。


 『伝説のデカい樹』ってね、『全知全能神神殿』の中庭にあるのよ。


 今日は、このまま『神殿』に泊まるんじゃないのかよ?


 てか……もう、疲れた。歩くの、もうヤだ。


「あのー、いいですか?」

 あ、シンシアさんだ。


「お元気ないようですので。 ☆賦活(ふかつ)の手っっ☆」


   ばっち――ん!


「はきゅううっ!」


 ケツ、痛ってえええ……でも、幸せ。


      ◇


   ギギギギギイィィ――


 (きし)んだ音を立てて、『全知全能神神殿』の正門が開いた。

 7m級の巨人も、すんなり出入り出来そうな、巨大な大扉だ。


 その正面に、科学と魔術が交差……じゃなくて!

 その正面に、『永遠の道』同士が「X」字に交差する『大交差』がある。


 先日……ホノカオの二人と、初めて会った日のことだ。


 『巫女さまのお渡り』というものがあった。

 普段は、交通量が物凄く激しい『大交差』を、装甲馬車を配置して馬車や人の出入りを差し止めて規制し、そこを『七人の巫女』を中核とする一団が、『神殿』のある『南の街区』から徒歩で『北の街区』に向かうのだ。 


 それと似たような事を、深夜に行うのが、『夜の渡り』らしい。


 ただ……深夜の『永遠の道』に、「交通規制」の必要はない。


 何故ならば――


「「「「「……ヌメヌメスベスベ」」」」」


 ――が這い回っているからだ。例のデッカイカタツムリ似の謎生物だ。


「「「「「……ううううっ」」」」」


 てか、みんな、めっちゃ嫌そうだ。

 一部のマニアを除いて、女子に不人気のようだ。


 月の無い『この世界(アアス)』の夜だけど、白い炭酸カルシウムで出来てるらしい『永遠の道』が、「雪明かり」みたいな効果で、周囲をほのかに照らしている。


 それに、いくつか街灯(※光源は魔法照明『水灯(すいとう)』だ)もあるので、完全な真っ暗闇ってわけじゃあない。


 ただ……『地球』の夜空と決定的に違うのは、『この世界』の夜空には、物凄く目立つ「赤い薔薇」が咲いていることだ。


 どこかの「ガス状星雲」らしい『真っ赤な薔薇』からの、妖しく赤い星明りに照らされた『永遠の道』の大交差には、沢山のヌメスベちゃんたちが、繁殖相手を求めて這い回っていた。その跡が、濡れて赤く光って見えてるのが……ちょっと怖い。


「それでは、出発します」

 ロザリンダ嬢だ。


 正門前の「大階段」を下りる。

 ここって、昨日の『お披露目会』では、10歳以下の少年少女で構成された『神殿合唱隊』が「ひな壇」みたいに並んで、お歌を披露してくれた場所だ。


 『巫女見習い』ヨハンナ(中身は俺)の事を、「う○このおねーさん」呼ばわりしていた、幼女シャシャンナちゃんも、その合唱隊の一員だったらしい。


 その子の母親の『神官女』ダイナさんは、12年前の『とても寒い冬』の折には、現役の『七人の巫女』だったそうだ。


 そして、真冬の『神授祭』の、もっとも神聖な「全裸の祈願」において、凍え死にそうになった時、ある女性から身を(てい)して守り、救ってもらったそうだ。


 ダイナさんを救った『神官女』さん……シンシアさんのお母さんは、その身代わりのように、亡くなられたそうだ。


「「「「「「……」」」」」


 みんな無言のまま、速足で『大交差』を渡る。


 もちろん、ヌメスベちゃんたちを踏んだり蹴ったりしないように、細心の注意をはらいつつ……てか、ソフトボールくらいあるから、小さくて見づらいわけじゃない。 


 だだっ広い『大交差』を渡り切った『北の街区』の角。

 『三角広場』の南の頂点にある「船の銅像」の前で、後ろを振り返ってみる。


(おお、すっげー星空)⇒俺。


 『全知全能神神殿』の背後に、この惑星を取り囲む「(リング)」である『みなみのわっか』が、白く()を描いているのが見えた。SNS向けに、めっちゃ()えそうな()だ。


 ――天の川 振り返って見れば……ってやつだな。


 下の句は「みさかのやま」だっけ? 「妹達」がいっぱいって意味かな?


 奈良時代に、留学生として大陸に渡って、そのまま遠い異国で、故郷に帰れずに死んじゃった人の「和歌(わか)」だ。


 たしか、『小倉百人一首』にも入ってるはずだな。

 でも、俺がフルバージョン知ってるのって「小野小町」だけだしな。

 『ちはや○る』で、散々聞いた「なにわづに……」って歌も、実は『百人一首』に入ってないらしいし。


(違いますよ。間違ってます)


 カオリちゃん必殺の「思念校正波」だ。


 コレを喰らうと、俺様の精神に大きなダメージが……。


(「(あま)の原 ふりさけ見れば 春日(かすが)なる 三笠(みかさ)の山に ()でし月かも」です)


「…………」


 思ってたんと、かなり違う!


 ……またまた、()で間違えてた!!


 うえええん! 恥ずかしいよおおお!!


      ◇


 『(いち)の小宮殿』に到着した。

 例の広間で、また雑魚寝だそうだよ。


(と言いますか、『ちはや○る』を観てて、何故『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』を知らないんですか?)


 イヤ、知らないわけじゃなくて、『競技かるた』とかだと、微妙に読み方が違ってて、『ふる』バージョンと『ぶる』バージョンがあったり。『くぐる』だったり……。


 カオリちゃんから、長距離念話『★伝心☆』で怒られてるよ。

 ところで「本人」は、どこにいるんだろう?


(わたしは肉体的には『男の子』なので、別室で就寝です。おやすみなさい、ヨハンナさん)


 ……ハイ、おやすみなさい。


 てか、「おやすみ」の挨拶を交わしたら……ホントに眠くなって……きた。


 ミーヨと会って……話す約束が……あるんだけど……な。


      ◇


「ニャァァォォォオ!」


 なんだ? 猫か?


「うー……あんまり似てない?」


 でも、この声に聞き覚えが……ミーヨだな。ミーヨに間違いない。


 何故に、猫の鳴き真似を?


 まさか……ミーヨが……。


「……ニャーお! ニャぉぉおお!」


 猫に……化け猫に、憑依(ひょうい)されてしまったか?


「ニャニャニャ、ニャーオ!」


 なにやら可愛い、メス猫の鳴き声だ。


「よし、『魔法』は『いめーじ』が大事って、ジンくんも言ってたもんね」


 ハッキリとした、人間の言葉だ。


「今度こそっ。祈願! ★猫目っ☆」


 キラキラキラン☆ と虹色の星が舞った。


 ……暗闇の中に、妖しく光る、つり上がった瞳がふたつ見える。

 コレって、クリムソルダ嬢が使ってた夜行性の猫の目を宿す「暗視魔法」だな。


「あ、上手くいった!」


 『魔法』の発動に成功したらしい。


 てことは、さっきの鳴き声は「イメトレ」だったのか?

 で、ついに「会得(えとく)」したのか?


「……(きょろきょろ)」


 暗闇の中で、何かを探しているようだ。


「あ、いたいた! ジョアンバ……ちがくて、ヨハンナさん!」


 俺かよ? そして、誰だよ? ジョ○おばさんて?

 『ひ○ねとまそたん』か? 俺は完全にヤ○ルト派だぞ?


「なんで、来ないの? 約束したのに」

「……ごめん。疲れて……寝てた」


 でも、ここって『全知全能神神殿』じゃないしな。


 みんな疲れてるのに、わざわざ『永遠の道』を越えて渡って、またまた『(いち)の小宮殿』の、『巫女選挙運営本部』のある広間で寝てたのだ。


 窓の外に垂らされた帆布が、暗幕代わりになってて、真っ暗な部屋なので、『巫女見習い』たちが雑魚寝してる中から、俺を探すために「暗視魔法」を発動させたらしい。


「いいもの見せてあげる。こっちに来て」

 ミーヨが言う。


 ……いいもの?


 なんだろう? でも、「アレ」しか思い浮かばないな。


      ◇


 ミーヨに誘い出されたのは、広間の大窓から、そのまま出られるバルコニー……『南天(なんてん)星見(ほしみ)』だった。


 外に出てみると……肌寒かった。夏なのに。


 見上げると、夜空を流れる雲の速度が、やたらと速い。


 『王都』の上空を、『夜半過ぎの強風』が吹き荒れているらしい。


 ミーヨが、星空を指差す。


「アレが……『とても寒い冬』を引き起こす『犯人』なんだって」


 『とても寒い冬』を引き起こす「原因」が……アレなのか?



 あんなものが?



 ……てか、そんなものより、「おっぱい」見たいんですけど(笑)?


      ◆


 正直過ぎ――まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ