鈴屋さんと暗殺教団!
第8話です。
あー君だって、やる時はやりますの回。
なぜか途中から本文が喪失されたため、復旧させました。
ラット・シーでの出来事から早一カ月。
あれからかまたいくつかの冒険をこなし、俺と鈴屋さんはいよいよ遺跡探索をしようということになっていた。
探索と言っても安全マージン確保が最優先で、入り口付近から少し入る程度だ。
俺はその準備の一環として、南無さんの工房に足を運んでいた。
ゲーム内での南無さんは、戦場では破戒僧、街中では鍛冶師として働いていた。
「私、生産職好きなんだよね~。ほら、鉄もパンも焼くってところは一緒でしょ?」
その表現にはなんとも同意しかねるが、南無印の武器はそこそこ有名だった。
そう言えば武器のステータスを見れば製作者の名前も出てきてたし、生産職にとってはモチベーションになるんだろう。
「はい、これ。頼まれてたニンジャ刀」
南無さんがそう言って真っ赤な鞘に納まった小振りな刀を差しだしてくる。
ニンジャが存在しないこの世界には、もちろんニンジャ刀も存在しない。
しかし俺同様、南無さんの身体にもゲーム内での経験は記憶されている。
以前にゲーム内で製作依頼をしたことがあるんだから、きっとつくれるはずだと思い相談したのだ。
「でもさぁ、わざわざ作らなくても、ショートソードとかで代用できないの? ゲーム的な装備制約なんてなくなってるでしょ?」
「もちろん試したけどね、重くて駄目。その辺はゲームに近いね。シーフとニンジャは自分の筋力値の半分までしか持てない…と言うか、その力を発揮できないって感じだね」
「あぁ~クリティカルだせなくなるのね。筋力値半減の制約なしでクリティカル出せるのってアサシンだけだっけ」
「そうそう、あれは本当に戦闘特化だよ。その代わりシーフやニンジャは他にもいろいろできるけど」
言いながら南無製のニンジャ刀の具合を確かめる。やっぱりしっくりくるな。
「……テレポートダガーがあれば、いらないんじゃない?」
「まぁそうだけどさ。あれに頼りすぎるのもね」
「ふぅん……アークって意外にまじめよね。そういえば、今回はいよいよ遺跡に行くんだってね。私も手伝う?」
思わぬ申し出に少しばかり驚いてしまうが、それには首を横に振ってこたえた。
「ただの様子見だから大丈夫だよ。死にたくないし……」
ふぅん、と南無さん。
破戒僧が見せる女の子っぽい仕草にも、だいぶ慣れてきた。
「アークさぁ……鈴ちゃんがさぁ……」
「ん? 鈴屋さんがなに?」
「うん、鈴ちゃんがさぁ……」
……が、そこから何も言わない。
「……やっぱやめた」
「なんだそりゃ……」
この2人は、俺と鈴屋さんが出会う前からの付き合いらしく随分と仲がいい。
そもそも南無さんの前キャラがハラスメント行為を受けていて、その相談に鈴屋さんがのっていたというのだから、この破戒僧の生みの親は鈴屋さんということになる。なんと罪な人なんだろう。
……あれ、でも……
「ねぇ、南無さん。ちょっと思ったんだけど……」
南無さんは、カウンターで片肘をついて頷く。
「ハラスメント受けてた時、鈴屋さんに相談してたんでしょ? だったらさ……俺はネカマです……って言えば解決するよ……みたいなアドバイスは、されなかったの?」
「あぁ~、だってそれ言ったらさ、あいつはネカマだって悪口言われるじゃん。冒険中も、そればっかりいじってくるだろうし……どちらにしろ以前と同じように楽しくプレイってわけに行かなくなるよ」
そう……か、そこまで考えたことは、なかったな。
「逆にね、言い寄ってくる奴らを利用したおしてやろうかとも思ったけどさぁ」
それ、もろ鈴屋さんだな……
「なんか、そんなプレイって疲れちゃいそう」
「そうかい? 世の中には、ネカマプレイを嬉々とする男もいるぜ?」
「そりゃいるかもだけど、女の子がネカマを装ってプレイするってなると、ちょっと意味が違ってくるよ。ぜったい一人は理解者がほしいもん。私はさ、破戒僧南無ってキャラロールしてるけど、ロールをしないで話せる相手が鈴ちゃんだったわけで……それなしじゃ無理だったよ……あ、今はアークもだけどね」
「あ~、なるほど、素で全てを話せる相手ってことか。まぁ、なんとなくわかるかな」
だから鈴屋さんは俺にネカマだと明かしたのか……でもそれじゃ俺じゃなくて……南無さんでよくないか?
「ねぇ……アークがしっかりしないと、鈴ちゃんはしんどいと思うよ?」
「へ……俺? でも俺たちの場合は、鈴屋さんが全部打ち明けてくれてるからなぁ。むしろ俺は、良き理解者だと自負してるけど」
「……全部……ねぇ……」
妙な含みを持たせる。
「アークは変に器が大きいところがあるから、それに期待してるよ」
十五歳の少女……南無さんが何を言いたいのかよくわからなかったが、とりあえず曖昧にうなずいてみせた。
それから数日後、町から一番近い古代遺跡「レジアン」まで俺と鈴屋さんは来ていた。
この遺跡にはゲームプレイ当初、よくお世話になっていた。
まさに遺跡探索を勉強するためのチュートリアル的存在だ。
「遺跡、久しぶりっー! こうしてみるとおっきいんだね~」
鈴屋さんは、すこぶるご機嫌だ。
「やっぱり、グレイ達も連れてくるべきだったかなぁ」
「入り口近辺だけなら、大丈夫だよ~。私には、あー君がいるんだし(はーと)」
片目を閉じて首をかしげる。
そうやって君は、手駒を飼いならすのだ。
なんとも恐ろ幸せです。
「いや、その信頼は正直たいへん嬉しいんですけどね……なんか、今さらながら不安になってきた。とりあえず入り口まで行って、明日から中に入ろうよ」
鈴屋さんの同意を得ると、遺跡の入り口そばで休憩できそうなスペースを探す。
そしてカモフラージュされた布を使って、壁沿いにテントを張った。
一応ニンジャスキルで作れる、ハイドクロースというアイテムだ。
ある程度の不可視化ができる。
食事をとった後は、二人で仮眠をとった。
そして、その夜のことだった。
………がくんっと腕を引っ張られるような感覚を受けて、俺は目を覚ました。
どうやら、手首に巻きつけておいた極細の紐に、引っ張られたようだ。
一定の範囲に糸を張り侵入者を知らせるための結界を張る……これもまたニンジャスキルである。
横で何とも魅力的な寝顔を見せる鈴屋さんに目を移し、まぁ索敵するだけなら起こすこともないかと判断する。
道具は置いて武器だけを装備すると、忍び足で外に出る。
結界の糸は遺跡に入る人には反応しないよう、ある程度距離をとって張っておいたはずだ。
さて、通りすがりの動物ならいいんだけど……と、わずかに緊張感が走る。
「……お前が、アークか?」
唐突に背後から声を掛けられた。
思わずダガーを抜き、声の方に体を向ける。
そこには灰色のロングコートにフードを深くかぶり、抜き身のシミターを携えた男が立っていた。
「赤いマフラー……黒ずくめ……ダガー使い……間違いないな」
あぁ……これはよくない奴だ。
しかも俺を目当てとか……待ち伏せPKを思い出す。
「なに、あんた?」
「イーグル……」
なんだそりゃ、かっこいいな、おい。
「……で、なによ?」
「おまえは、シーフともアサシンとも違う戦い方をすると聞く。暗殺者教団に入る気は、ないか?」
……勧誘?
しかも、アサシンとか……
「興味ないな……人殺しとか、御免被るぜ」
「そうか、ならば仕方あるまい……」
言ってイーグルは、ゆらりと身体を一度揺らし……一気に間合いを詰めてきた。
たまらずダガーを斜め上に投げ、トリガーを発動させる。
移動先は、崩れた柱の上だ。
「なるほど……噂通りだな。全く見えなかった。それが、ニンジャとかいうやつか…」
いや、これはダガーの力であって、ニンジャスキルは関係ないけどね。
それを教えると、このダガーを奪われかねない。
「なんなんだよ、あんた。アサシンなんて物騒な組織に狙われる覚えはないけど……」
「死体は、生者以上に物を言う。仲間にできぬのなら殺して持ち帰り、ニンジャとやらの秘密を探るのみ……」
……いま、なんつった?
殺す……俺を……?
モンスターならいざ知らず、人間に明確な殺意を向けられて殺される…その恐ろしさに戦慄が走る。
「お……おいおい、あんた、そんなことだけで、人を殺すっての?」
「死んで我がアサシン教団の礎となるか、我が軍門に降るか、二つに一つだ」
……殺される……本物の殺しのプロに……
思わず、これまでの能天気な日々が、一瞬でよぎっていく。
そして鈴屋さんの笑顔で、それが止まった。
……冗談じゃない……冗談じゃないぞ……
「今一度、問おう。我が教団に入り……108人目のイーグルとなる気はないか?」
あぁ、考えるまでもない。
「いやだね……ご要望とあらば、熨斗つけて返してやるぜ」
そうだ、鈴屋さんの隣に立つ人が、人殺しであっていいわけがない。
「そうか……では、仕合うとしよう」
イーグルが、弓を構える。
「くそっ!」
舌打ちをしマフラーを上げ、イーグルの左側にダガーを投げつける。
「トリガーっ!」
瞬時にイーグルの左後方に転移し、踵を返して首元にめがけ斬りかかる。
しかしイーグルはそれを読んでいたかのようにかわし、瞬時にシミターに持ち変えた。
そして、その体勢のままシミターを斬り上げてくる。
長い刀身がぐんぐんと迫る中、俺はすんでのところでそれをかわし、バク転をしながら距離を開けた。
たしかアサシンは、筋力値半分の装備制限がないんだっけな。
……あれでクリティカルとか、一撃で死ぬ……
死がこれほど身近に感じたのは、初めてだった。
「ふむ……その体術……それもニンジャ……か」
あげくに、えらい分析力だ。
「もう一人の女……あれも特殊な戦い方をすると聞く」
一瞬で体中の血が、沸騰したかのように熱くなる。
次の瞬間には我を忘れて、ダガーを投げつけていた。
しかしイーグルはそれを待っていたかのように、シミターでダガーを受け、瓦礫の山に向けて弾き飛ばした。
「どうした……自慢の得物も、こうなれば形無しか?」
「お前、あのひとに手を出したら容赦はしないぞ……」
「ほぅ……女が心配か? お前の戦い方は、我々のソレに通じるものを感じていたのだが……存外、心が弱いな。お前は、イーグルにはなれない」
「誰がいつ、んなもんになりたいなんて言ったよ。そんなもんになるくらいなら、騎士にでもなったほうがよっぽどマシだ」
ズラリと、左手でニンジャ刀を抜く。
「お前の技術は、我々と同じ“奪う者”のソレだ。決して“護る者”ではない」
「はんっ、一緒にすんな。俺は……俺のこの力は、唯一人のために使うと決めているんだ!」
刀身を、右手人差し指と中指で撫でる。
すると、撫でた後に炎が宿っていく。
「炎の魔力付与か。実に芸の幅が広いんだな……ニンジャというものは……興味がわくぞ」
「俺はお前に、微塵も興味ないね!」
言って、ニンジャ刀を逆手で持ち地を蹴る。
単純な攻撃力ならアサシンのほうが圧倒的に上だろうが、ニンジャには走法、体術、忍術、忍び道具と勝つための技術が用意されている。
「ほぅ……」
感嘆の溜め息ってやつか……一々その余裕が、癇に障るぜ!
「リターンっ!」
言葉に反応してダガーが右手にもどると、奴の顔つきも少し変わってきた。
たとえ瓦礫の山に埋めようとも、このダガーは登録された所持者のもとに帰ってくるんだよ!
俺はそのまま、奴の影に向けてダガーを放つ。
「術式、影縛り!」
印を切って術が発動すると、イーグルの表情から明らかに余裕が消える。
「なんと! 足がっ!」
動かないだろうよ!
ダガーを抜くまで、それは解けないからな!
そのままさらに加速し、もう一つの体術“地竜”を使う。
……まぁ簡単に説明すれば、高速のロングスライディングだ……
股下から腹を斬りつける……という戦術に、しかしイーグルは高揚した不気味な笑顔で迎え撃っていた。
「足を封じても、手が動くなら意味はないぞ、ニンジャ!」
低い姿勢から迫りくるニンジャ刀に恐れることもなく、構えたシミターで力強く弾き返す。
「終わりだ!」
そして無防備に、地面に転がる俺に向けて、シミターを振り下ろした。
しかし、そこで俺は勝利を確信する。
「トリガーっ!!」
俺は瞬間後、イーグルの背後に転移した。
そして影に刺さるダガーを引き抜くと、そのまま奴の背中に刃を突き刺した。
遺跡の入り口で、俺は動けなくなったイーグルの傷の手当てをしていた。
イーグルは何も語らず、ただ無言で睨みつけてきている。
「……あのさ……なぜ殺さないんだ……とか、くだらないこと聞くなよな?」
「そんなことは、聞きはしない。お前は、人を殺したくないと言っていた。だがお前のソレは、人を殺すことに特化した技術だ」
「そんなもん、使い手の意思一つだろ。俺は、鈴屋さんを守れればそれでいいし……」
しかしそれでも、納得はいかないようだ。
まぁ、生き方が全然違うからな。
お前なんかと価値観が重なるなんて、俺も思っちゃいないさ。
「だが、どうする。これで終わりには、ならないんだぞ? 教団の決定は、絶対だ」
「あ~そう……じゃぁもしさ、俺があんたを殺したとしたらどうなるわけ?」
「簡単だ。俺のかわりに、新たなイーグルが来るだけだ」
「だろ? なら、お前を生かしといてやるから、お前が来いよ」
なっ……と、大げさに驚く。
「屈辱だ! 俺の強襲など、恐怖に値しないと言うのか!」
「いやいやいや……すげぇ怖いって……まぢで勘弁してください」
今度は目を丸くする。
意外に面白い奴だな。
「だからさ……あんたらニンジャについて知りたいんだろ? でも俺は、教団とやらには入らない。俺は、鈴屋さん専属だからな。だけど個人的になら、ニンジャの技術を教えてやるよ」
「……なんと……?」
「だからさ……俺を殺しただの、懐柔しただの、協力体制になっただの……上には、あんたから納得してくれそうな理由でも考えて、適当に言っておいてよ。別に俺は、この技術を隠すつもりもないし」
「それで、いいのか?」
「提案してるのは俺なんだから、いいも悪いもないだろ。あんた次第だよ」
やはりイーグルは、目を丸くしている。
やがて何が可笑しいのか、高らかに笑いだした。
「はははは……愉快だ。お前は、愉快な奴だな。実に、殺すに惜しい奴よ」
「うるさいな……ほっとけよ。てか、殺さないでください」
「いや、誉め言葉よ。わかった。上には、うまく言っておこう。こんなことは、初めてだ」
イーグルは立ち上がると、小さく礼をする。
「おい、大丈夫なのか?」
「アサシン教団が七位を頂く、このイーグルを舐めるなよ。アーク、約束は守る。これは教団としてでなく、男としてだ。また会おう」
イーグルはそう言うと、灰色のコートを翻して、闇の中に溶けるようにして消えていった。
俺はやれやれと立ち上がると戦闘でついた埃を払い、ふらふらとテントにもどった。
そこには、すでに膝を抱えて座る鈴屋さんが待っていた。
……怒ってらっしゃる。
それも相当に。
なぜなら俺がテントに入ったあとも、その姿勢をまったく崩さず声ひとつ発しないのだ。
その長いまつ毛が鈴屋さんの目をさらに細めさせて、しっかりと俺に睨みをきかせている。
「あのぅ……鈴屋さん?」
鈴屋さんは、さらに目を細めていく。
「あー君、説明」
なんと簡潔なお言葉。
これは過去にないくらい、怒ってらっしゃる。
「いや、ちょっと花を摘みに……」
「あー君、説明して」
冗談も受け付けてくれないらしい。
「えーと……ほんとに、トイレに行っただけだよ? 些細な事で変な人に絡まれたけど、まぁ追っ払ったし……」
いや……ほんと些細な事だから。
たしかに死ぬかと思ったけど……そもそも俺の問題だし。
それに鈴屋さんにも害はないはずだし、無駄に怖がらせることもないだろう。
しかし鈴屋さんは、まったく納得いっていないようだった。
「あー君は、それでいいの?」
「……鈴屋さん、いつから起きてたの?」
「あー君……それを言ったら、さっきの説明じゃ足りなくなるんじゃないの?」
う……これは、かなり序盤から見ていた風だ。
「あー君……あー君がそれでいいなら、私はなにも言わない」
「あぁ……うん……まぁ、ね。ほんとは、ちょっと危なかったけど……それは、事の成り行きってやつでさ……別に隠すほどのことでもないんだけど……ほんとに些細な事だから……」
「……些細……」
うんうんと頷く。
「あー君にとっては些細でも、私にとっては些細じゃないことかもしれないんだよ?」
その思いつめたような……切実な目に心の中で警鐘が鳴った気がした。
そして南無さんとの会話が、なぜか頭の中でよぎっていった。
「わかった、もういい」
あ……だめだ、これは……
「鈴屋さんっ!」
思わず白くか細いその腕を掴み、強引にこちらを向かせる。
「ごめん、最初から説明する」
鈴屋さんは返事をせず、身体をこちらに向けて座り直した。
表情は硬かったけど、怒っているようでもない。
ただただ何も言わずに、話を聞いてくれていた。
「……まぁ、だから、もう狙われるってことはないと思う」
ちらりと、鈴屋さんの様子を窺う。
「……あー君、さっきの戦闘中に、私を守るって言ってくれてたよね?」
「あぁ~……うん……」
「私は訳もわからずに守られるのは嫌……だけど……それが、あー君なら嬉しい」
「……うん」
「だから、変に気を使ったりしないで、ちゃんと話して……私は、ちゃんと聞くから」
「……はい」
なぜか怒られている子供のようになってしまい、下を向く。
すると鈴屋さんが、マフラーを軽く握ってきた。
「戦う時は一緒に。次はちゃんと私も呼んでね……約束……」
鈴屋さんは、笑顔とは程遠い儚げな表情でそう訴えてくるのだった。
俺はその約束を自分の心に深く刻むかのように、強く頷いて応えた。
【今回の注釈】
・筋力値制限……シーフ系は自分の筋力値より半分以下の必要筋力の装備じゃないとスキルとして機能してくれません。グレートソードでクリティカルしやすくなっては戦士業は大困りです
・ハイドクロース……迷彩柄のちょっと高機能版ですが、光学迷彩ではないです、少佐
・結界の糸……スパイダーウェブ的なもので作る術式です
・魅力的な寝顔……そんなものは存在しないそうです
・アサシン教団……アサシンクリードです、ごめんなさい
・灰色のロングコートと目深に被るフード……アサシンクリードです、ごめんなさい
・イーグル……アサシンクリードのイーグルダイブです、ごめんなさい
・7位……絶妙に微妙な順位
・男の約束……ある種、一番信頼のおけるもの…だと信じてます
セブンさんです