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読まないでも大丈夫【夢幻の転生編〜最果ての斑鳩〜竜攘虎搏までのキャラ紹介】暇つぶし推奨

「明是 秋景」(あかぜ あきかげ)

・男

・21歳(事故当時は18歳)

・180cm

見た目はアークのまま黒目黒髪の日本人風(現代では国という概念がなく、船ごとに統治が行われている)。

プラシーボ効果で左目を失明、現在は義眼をつけている。

ロング丈のシャツと黒パンツ、リングブーツとシンプルな服装を好む。

三年眠っていたため、髪は40センチほど伸びていて、肩口で縛り前に垂らしている。

感覚共有エンジンを使用していたため、七夢内で鍛えられた身体能力が現実世界でも反映されている。

術式や気闘法は使えないが、シメオネから伝授された体術スキルは体現でき、また目覚めたその日から普通に社会復帰できるだけの体力を持っていた。

感覚共有エンジンは軍事目的で開発されたもので、仮想世界で鍛錬することにより質の高い訓練を行える。

また仮想世界での時間の進行を加速させることにより、現実世界よりも多くの訓練が行える。

ただし脳や体に大きな負荷がかかるため、『七夢』では加速されていない。

記憶は『TOKYO2020』のものがうっすらと残っているのと、『THE FULLMOON STORY』のものしかない。

時折、記憶の断片的な回復がある。

現在はフラジャイルとなり、ハチ子のサルベージを試みている。

羅喉(ラーフ)』が制作した『最果ての斑鳩』にダイブする。

ハチ子と一度だけ遭遇している。

また、刀華の中身がハチ子であることに気づいていない。




「鈴屋 彩羽」(すずや いろは)

・女

・17歳(事故当時は14歳)

・158cm

見た目は『THE FULLMOON STORY』内と変わらない、黒目黒髪で人間の鈴屋さん。

目立つことを嫌い、いつも帽子を目深にかぶっている。

室外ではあまり肌の露出をしないが、部屋着はキュロットスカートにワンピースという露出高めだったりする。

漫画やアニメなどのカルチャーを好み、実はわりとコミュ障。

父親が人工衛星の事故を起こし死亡。その事故のデブリにより、スペースバスの事故が二次的に起こった。

母親は心労で死亡しており、父親の知り合いであった麻宮七夢の援助で生活していた。

明是とは居住塔が同じ『E−五二塔』で、幼馴染だった。(鈴屋さんは六十八階、明是は七十二階)

麻宮七夢から「セブン・ドリームス・プロジェクト」「サルベージャー」「ドリフター」の話を聞き、「セカンド・サルベージチーム」に志願する。

感覚共有エンジンを使用せず長期ダイブを行っていたため著しく筋力が低下し、三ヶ月のリハビリが必要となった。

現在はラフレシアとともに明是家に住み着き、麻宮七夢サイドから限りなく正規のルートでサポートしている。

ある時より、秋景とは距離をとっているもよう。

逆にラフレシアにべったりくっついている。

ラフレシアとは、秋景に関して何らかの約束事を決めている節がある。




「麻宮 七夢」(あさみや なむ)

・女

・25歳

・164cm

栗色の長い髪にヘーゼルナッツ色の瞳をした、非常にスタイルのいい女性。

いつも眼鏡をかけていて、真っ白な科学者風のコートを羽織っている。

「セブン・ドリームス・プロジェクト」の開発ディレクターにして、ファースト・サルベージチームの成功者。

また『七夢』のバックドアを唯一知っている、プログラム管理者でもある。

感覚共有エンジンを使用していないが、頻繁にログアウトすることにより筋力の維持をしているため、復帰にリハビリを必要としていない。

最初のサルベージで小泉乱歩と恋仲になりつつも、サルベージ後に記憶を消去した。

しかしその後、小泉乱歩と再会を果たし、規則を破り記憶を取り戻した。

自身の経験と明是と鈴屋の例により、記憶の消去に対して疑問を持ち始めている。

鈴屋彩羽を何かと気にかけ、罪悪感で苦しんでいた彼女のために「セカンド・サルベージチーム」を作った。

現在は小泉乱歩とともに「セブン・ドリームス・プロジェクト」を進めつつ、明是をサポートしている。

ラフレシアに対して対抗意識が高い。




「小泉 乱歩」(こいずみ らんぽ)

・男

・18歳(事故当時は15歳)

・174cm

水色の短い髪に、黒縁メガネをかけている。

プラシーボ効果で左目は失明しているが、隠していない。

知的で冷静だが、まだ大人にはなりきれていない雰囲気がある。

暗い色のジャケットと無地のTシャツ、紺色の細身のパンツを好む。

もとドリフターで、麻宮七夢を探すために「フラジャイル」として活動していた。

現在は苦難を乗り越えて再会の約束を果たし、麻宮七夢の恋人となった。

また彼女とは、仕事でもパートナーとなる。

アルフィー・ラフレシアの手を借りてフラジャイルとなったため、実は以前から面識があった。

感覚共有エンジンを使用しているため復帰にリハビリの必要がなく、現実世界でもアサシンのような動きを真似られる。

現在は、麻宮七夢と明是のサポートを行っている。

麻宮七夢をハピエンへと導いた、一途な男。




「アルフィー・ラフレシア」

・女

・18歳

・162cm

茶色の髪に茶色の目をした健康的なスタイルの女性で、見た目は白毛のアルフィーに酷似している。

蛍光グリーンの猫耳コートに、ピンク色のシャツとフレアのミニスカートに好んで着ている。

凄腕ゲーマーで、ウィザード級のハッカー『ラット・ゴースト』その人。

不正な方法で『七夢』に入る方法を見つけ、小泉乱歩を「フラジャイル」にした。

小泉乱歩の情報で「アーク」が「ドリフター」だと知り、彼を守る目的でアルフィーとしてダイブしていた。

あわよくばサルベージをしようと思っていたが、そこでの仲間や「アーク」本人に対して恋心を抱いてしまい、サルベージを諦めることとなる。

感覚共有エンジンを使用しているため復帰にリハビリの必要がなく、現実世界でも相当強い。

現実世界の記憶をなくした明是秋景の社会復帰支援プログラムを手伝うため、しばらくの間行動を共にする事となった。

麻宮七夢のまわりくどいやり方に不満を感じ、独自のプランでハチ子救出を進めている。

なぜかいつも、彩羽にセクハラを受けている。




「如月 綾女」(きさらぎ あやめ)

・女

・20歳(事故当時は17歳)

・161cm

深い紺色の髪をした、見た目はハチ子とまったく同じ女性。

いまだポッド内におり、目覚めていない。

プラシーボ効果で背中に癒えない傷がある。

『THE FULLMOON STORY』で魔王アカゼの手により、『最果ての斑鳩』に強制ドリフトされた。




「天常 寅虎」(あまつね とらこ)

・女

・24歳

・175cm

天色(あまいろ/晴天の澄んだ空のような鮮やかな青色)の髪をした、前髪パッツンのクールな女性。

首にかかる長さで無造作に切られた髪は、女性としてではなく武術家として生きる志の現れである。

自分にも他人にも厳しい性格をしている。

『D−三塔』の二百五十五層に道場を持つ天常流無双拳の継承者で、自分に勝てるレベルの婿相手を探すために、ナノ一九号散布の日にだけ非公式な賭け試合をしていた。

過去に『THE FULLMOON STORY』で、ゲーム内スキルに頼らず戦闘をするという修行を行っていた。

キャラクターネームはシメオネで、その戦闘データはのちに「泡沫の夢のシメオネ」へと受け継がれ、さらにアークへと伝わった。

そのためアークたちの知っているシメオネと寅虎は、まったくの別人である。

秋景が「泡沫の夢のシメオネ」の手により、すでに天常流を会得をしていたため、夫にすると決め込んだ。

『THE FULLMOON STORY』が七夢に管理されサービス終了となってからは、フルダイブゲームをしておらず、オタク活動を黒歴史として封印している。




「天常 龍竜」(あまつね ろんりゅ)

・男

・15歳

・163cm

天色の髪を、センターで分けている。

服装は黒色のスラックスにカーキ色のシャツと、カジュアルな服装を好むが、自他ともに認める引きこもり。

寅虎の弟で、いつも姉に対してきつくあたっているが、実は極度のシスコン。

格闘センスはあるが、引きこもりのゲーマー。

『THE FULLMOON STORY』が七夢に管理されサービス終了となってから、ラフレシアの侵入ツールを使いラスターとしてダイブし、現在もシメオネを守り続けている。




〜最果ての斑鳩内〜


「明是 秋景」(あかぜ あきかげ)

・男

・21歳

・180cm

水雲凛に髪を切られ、見た目がほぼアークとほぼ同じになった。

目は追跡プログラムを遮断できる機能付きの義眼になっている。

足甲付きの黒装束に、特殊素材のボディースーツを着ている。

ボディスーツは鼻先まで伸び、ピッタリと張り付くと常時ヘイストと、確率での2回行動の効果を発動できる。

また、防御力アップを、寒さや暑さを緩和する効果もある。

両手に、ナイフが仕込まれた手甲をつけている。

腰には黒い漆塗りの鞘に納められた、打刀と脇差の二本が差されている。

打刀は刃渡り六十センチほどの長さで、軽く反った刀身にダマスカス鋼特有の模様が浮かび上がっている。

脇差は刃渡り三十センチほどで、打刀と同くダマスカス鋼になっている。

移動中は刀華の父親が使っていた朱色の外套(道中合羽)と、竹を薄く割いて編み上げた三角の笠(深編笠)を使用する。

・使用可能スキル

【一閃・空斬り】

 空間をズラすとかいう防御不能の必殺技。多少は線の座標を動かせる。

【一閃・雷光陣】

 雷バフつきで一閃を行うことにより技の性質が変化する複合スキル。真っ赤な筆の線が横一文字に線が走り、その効果は、攻撃範囲の拡大。

【一閃・爆炎陣】

 炎バフつきで一閃を行うことにより技の性質が変化する複合スキル。真っ赤な筆の線が十文字に線が走り、その効果は、爆炎爆発と火の海を生む。

【一閃・氷面鏡(ひもかがみ)

 氷バフつきで一閃を行うにより技の性質が変化する複合スキル。青色の筆の線が地から天へと真っ直ぐに走り、氷の鏡を生み出し、魔法や光属性の攻撃を反射する。

【一閃・五斬】

 一息で放つ高速5連撃。

颶風(ぐふう)・回転斬り】

 飛び込みからの3回転斬り。二刀装備する必要がある。

(いかづち)落とし】

 雷バフつきで颶風・回転斬りを行うことにより技の性質が変化する複合スキル。

炎月輪(えんげつりん)

 炎バフつきで颶風・回転斬りを行うことにより技の性質が変化する複合スキル。

氷輪牙(ひょうりんが)

 氷結バフつきで颶風・回転斬りを行うことにより技の性質が変化する複合スキル。

【術式 影縛り】

 術を発動後、対象の影にダガーを刺すことにより、足の動きを束縛できる。

【術式 必中】

 術を発動後、対象に対して投擲武器が必中する。

【属性付与】

 通常武器に様々な属性を付与できる。魔法の武器には付与できない。

 ・氷結バフ「雪月華(せつげっか)」 ・雷バフ「絶界雷(ぜっかいらい)」 ・火炎バフ「不知火(しらぬい)

【九字護身法】

 「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の略式退魔術。いわゆるターンアンデット。

【走術 ナンバ】

 アジリティが上がる。

【体術 地竜】

 高速で行うロングスライディング。

【弧月蹴り】

 片手逆立ちから、上方向への飛び蹴り技。

【体術 蜘蛛絡み】

 飛び込みからの組技。背後に回り締め落とす。

百舌鳥(もず)落とし】

 空中で体を強く締めて身動きを封じ、体を回転させながら落下して地面に脳天を打ちつける。

・その他スキル

【硬気功】【快気功】【破鎧功】【飛竜連脚】【徹し】【雷火】

・主な装備

【ハイドアーマー】

 体の線がピッタリと出る加圧シャツのような防具。魔法の品で常時ヘイスト(アジリティ2倍)と確率で2回行動を可能とする。また、寒さや暑さを緩和する力も持つ。

【ダマスカス刀】

 ラフレシアが用意した二本の刀。刀身に木目のような模様が浮かびあがっている大業物。

 ・打刀_刃渡り六十センチほどで、軽く反っている。

 ・脇差_刃渡り三十センチほどの刀。

【龍甲】

 肘まで守れる手甲。外側にナイフが仕込まれており、手首にある仕掛けをスライドさせることで飛び出す仕組みになっている。




「十月 刀華」(とつき とうか)

・女

・16歳

・155センチ

凛々しく精悍な目付きをした、武家育ちの品格が漂う女性。

手入れの行き届いた黒髪を両サイドと後ろの三箇所でまとめていて、後ろの髪は腰までの長さになる。

白い小袖に椿色の女袴を履き、左の腰に紅鞘の打刀を差している。(刀身は70センチ)

所持している刀は、紅鶴一文字(刀身は約六十センチで反りが浅い)。

中身は、斑鳩に飛ばされたハチ子。

十月紅影流(とつきべにかげりゅう)の使い手……に見せかけていたが、実際はいくつかの基本技しか使えない。

妖魔軍討伐隊『七支刀』選抜試験を受けるべく、雑賀(さいか)の街までやってきた。

その目的は剣術道場を再建し、妖魔軍の将軍『幻影剣の綾女』を探し出して、元の体に戻る事である。

・物語中で使用したスキル

焰点(えんてん)

 鞘の(こじり)(末端の部分)を急所に打ち付ける。

【真意・裏打ち】

 鞘を使った背面攻撃。

焔陣(えんじん)絶火(ぜっか)

 焔陣で八方に炎の道を伸ばし、絶火で好きな場所へ瞬間的に移動する道術。焔陣の展開速度は、石油に火をつけた程度。

・システムサポートなしで体現できるスキル

【体術 蜘蛛絡み】

【数え五斬】




「長月 白露」(ながつき はくろ)

・男

・28歳

・184センチ

ザンバラ髪を腰まで伸ばした髭面の浪人。

普段は耳より高い位置で一つにまとめている。

刀傷の残る濃紺塗りの深編笠を被っていて、常に長い楊枝をくわえている。

柿色の首巻きをし、濃紺色の小袖に同色の袴姿で柿色の打刀を一本、落し差し(柄が胸に近く、鞘尻をぐっと下げて差す)している。

所持している刀は、村雨(刀身は約六十四センチで反りが浅い)。

一心十鉄流いっしんとうてつりゅうの正当な後継者だったが、後継者争いを嫌い逃げ出した。

以来、浪人として素性を隠しその日暮らしをしている。

何やら謎が多く、ラフレシア達には警戒されている。

・物語中で使用したスキル

雷道(らいどう)

 地面に一本の稲妻を走らせ、稲妻の先端に残像を残しながら移動する道術。矢のように速い。

紫電(しでん)五月雨(さみだれ)

 稲妻を纏わせた連続突き。間合いによっては回避不可能。




「スーズー・ヤー」

・女

・17歳

・三十センチ

風の妖霊で、鈴屋彩羽が乗っ取った既存のNPCノンプレイヤーキャラクター

麻宮七夢が考えた『泡沫の夢ではない既存のNPCを利用する』という案のテストプレイヤーとして、鈴屋彩羽がダイブしている。

腰まである水色のロングヘアーに耳の長い美少女で、葉っぱで作った服を着ている。

戦闘能力はないと思われているが、いくつかの精霊魔法を使えるらしい。

秋景に触れることにより“夢現の転生”を行える。




「藤枝 卜伝」(ふじえだ ぼくでん)

・女

・27歳

・187センチ

眼光鋭い隻眼の、男勝りな女剣士。

左目に鍔の眼帯をしている。

髪の手入れなどはしておらず、伸び放題の栗色の蓬髪を後頭部で括っていて、腰を超えるほどの長さがある。

敵の目を集めるという目的で真紅の着物に身を包み、胸元や腿は派手にはだけている。

女であることよりも強さを優先させているため、羞恥心が皆無。

背中には、自分の身長と同じくらいの大太刀を背負っている。

大太刀の抜刀は本来従者に手伝わせるものだが、卜伝は特殊な技術で抜刀を行う。

所持している刀は、真・叢雲刀(しん・むらくもとう)(刀身は約百七十センチで反りが浅い)。

七人の剣神のうちのひとりで、奥義『一閃』を使いこなす達人。

今は隠居中で、他の六人の剣神が『教えることがない』と認めた合格者に限り、弟子を取ることにしている。




「水雲 凛」(みなぐも りん)

・女

・16歳

・118センチ

水影流の当主。

水色の綺麗な髪で、長めのツインテールにしている。

巫女ふうの袴姿で、左の腰に差した太刀が大太刀に見えてしまうほど体が小さい。

白露のことを「陽の光を知らぬ同胞」と呼び、こちも謎が多い女性。

秋景を気にいり、強引についてくることに。

・物語中で使用したスキル

【水影流 川瀬廻し】

 相手の攻撃をいなし、体制を崩す技。

 連続攻撃の間にも割り込める。

【水影流 睡蓮(すいれん)

 超高速攻撃。

 連続で放てないため、主に牽制で使われる。

【水影流 落水龍(らくすいりゅう)

 頭上から滝のように水を落とす水影流奥義のひとつ。

 相手の体勢を強制的に崩すことができる。

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