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閑話特別編「鈴屋さんとラジオ的なナニカ ー第二十二回ー」

ラジナニです。

そんな気はしてました……よね。(笑)

挿絵(By みてみん)

南「ここは本編とは関係ないラジオみたいな何か、通称ラジナニでぇ~す。ここでは、本編では語られない知られざる裏話や、本編では触れられない話をドッカーンと取り上げます。そして私が、ツンデレツインテールのパーソナリティ南無子でぇす」

8「あのぅ……南無子殿」

南「なにかしら?」

8「アーク殿の姿が見えないのですが……」

南「……あいつめ、感づいたか」

白「なんなん〜? なんの話なん?」

鈴「そう言えば、少し旅に出るとかなんとか……私も誘われたんだけど」

白「え〜、鈴やんだけ誘われたん?」

鈴「ん〜。でも何か様子が変だったから、断っちゃった」

8「珍しいですね。鈴屋が断るだなんて」

鈴「だって、なんか焦ってる風で、目が怖かったんだもん」

南「……あいつ、なんて薄情な小心者なのかしら」

白「で、なんなん〜?」

南「仕方ないわね。じゃぁ〜恒例のぅ〜南無子砲ドーーンッ!」


挿絵(By みてみん)


8・白「っっーーーーーー!」

鈴「ぶくぶくぶくぶく……(マグカップでミルクをぶくぶくしてる)」

南「この絵はいつもお世話になっている、絵師の管澤捻さまが描いてくれたものよ。さぁ、鈴ちゃん。観念なさい」

鈴「な……なんの話かにゃ?」

南「何をどう誤魔化せると思ってるの、あんたは……」

白「あぁ〜やっぱりしてたん〜。まぁ〜あたしからしたら、遅いくらいなん」

8「…………(小刻みに震えている)」

鈴「違うもん、これはあー君が無理やり……」

白「それって暗に、あたしがあーちゃんにしたのとは意味が違うって言ってるん?」

鈴「そんなことないよぅ?」

南「この子……バトロワから本性がチラチラ見えてきてるわ」

8「……ハチ子は、みなさんに問いたいのですが……第二のヒロインって、なにか意味あったんですか?」

白「ハッチィ、ちょっと不憫なん……」

鈴「そう言うけど、ハチ子さんってかなり優遇されてると思うの」

8「……どこがですか? 私だけ、マダ……だなんて……今や南無子殿のように、不憫街道まっしぐらじゃないですか」

南「それ、酷くない?」

鈴「ん〜。ハチ子さんはやたら手をつないだり、指輪とか色々もらったり、役得てんこ盛りだったと思うんだけど?」

白「あぁ〜、それはあたしも、そう思うん」

8「で、でもそれは……アルフィーだって最近は、役得が多かったと思うんですがっ!」

白「あたしのは、ハッチィの役得に対するバランスと反動なん。ハッチィの役得が続いたから、順番でまわってきただけなん」

鈴「そして私にも、その順番と反動が来ただけじゃないかな?」

8「その……“少し困った、迷惑そうな表情”が、非常に腹立たしいのですが……」

鈴「考えすぎだよ、ハチ子さん。順番的に、次はハチ子さんだし」

8「……ふぇ……、私は、そんな……そんなこと望んでいるわけでは……」

白「だいたいハッチィは、先に主役もやってるし、そん時にいい思いもしてるん」

8「……まぁ……はい…………否定はできません」

鈴「きっといつか報われるよぅ〜」

8「……その割にニヤニヤしてますね」

南「ほ〜んと、いつの間にかアークも、ラノベの主人公してたのね。モテる要素がわからないところも含めて」

一同「ほんそれ〜」

絵師の管澤捻さまに描いていただいた例のシーンのイラストです。

「鈴屋さん、ここで描かれないでいつ描くの?」のシーンです。(笑)


師には毎度毎度なのですが、感謝の言葉しかありません。

これを機に「管澤捻」様の他の作品もぜひ見てみてください。


https://20147.mitemin.net/


いつもイメージ通りなので、本当にありがたいです。

足を向けて眠れませぬ…(笑)

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