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鈴屋さんとドブ侯爵っ!

 鈴屋さんが帰ってきて、はや一週間が経とうとしていた。

 しかしまぁ本当にこの人は、人の心をかき乱すことにおいて天才的な才能を見せてくれる。

 碧の月亭では、ほんの数日鈴屋さんがいなくなったってだけで、俺との不仲説が浮上しているし……そのせいか、チャンスとばかりにチャレンジシートがすぐに埋まる。

 その“見えない順番待ち”は、新幹線や飛行機でよく見るトイレ争奪戦を彷彿させるものがある。

 次を争う男たちの視線は、まさに見えない攻防そのものだ。

 俺はもはや空気かよ……そもそも、俺はこいつらから見れば、どんな存在なのだと本気で疑問に感じる。

 ……まぁ……こうして一歩離れて見ていたはずの俺も、今やすっかり鈴屋さんにかき乱されて、同じ穴のムジナとなったわけだ。

 それでも、こうして鈴屋さんと寝食をともにし、固定パーティを組んでいるのは俺だけなのだから、妙な優越感はある。

 むしろ俺を空気にしとかないと、こいつらもやってられないんだろう。


「アーク〜いる〜? ……あっ、鈴ちゃん!」


 そんな混沌とした空気を、一陣の風が吹き払う。

 最近「赤マフラーの新たな連れ」と、もっぱら噂になっている南無子だ。

 ツインテールに絶対領域という鈴屋さんとは対極の位置に属し、パン屋の看板娘でもある彼女もまた人気急上昇中だ。

 さすがにこの2人が揃うと誰もチャレンジシートに来ないし、本当に南無子さんは色々とありがたいです。


「ただいま、南無っち〜。色々迷惑かけてごめんね」

「いいのいいの〜、アークが孤独死寸前だったけど〜」


 その意地悪な笑顔も、ものすごくかわいく頂いていることを知っているのだろうか、いつもご馳走様です。


「寂しくて死ぬとか、俺はハムスターかよ……」

「なによ、ぴったりじゃない」


 ……ぴったりかもしれない。

 思わず返す言葉を、飲み込んでしまう。


「あー君が寂しかったかどうかは、微妙ですけどね〜」

「へ? そうなの? ていうか……その娘は誰なの?」


 ツインテールが腰に手を当て、眉を寄せながら聞いてくる。

 俺としては往年のツンデレスタイルを目の前で見れて、嬉しい限りだ。

 まぁ……南無子がそんな態度を取るのも、仕方のないことだろう。

 なぜなら我らが円卓には更にもう一脚、椅子が増えているのだ。

 そしてそこには、凛とした美しくも可愛いらしい女性が座っていた。


「どうも。アーク殿の犬のハチ子です。よろしくお願いします」


 ツインテールが、ぎぎぃ……と錆びたブリキ人形のような動きで顔だけ俺に向けてくる。

 やめろ、俺をそんな蔑んだ目で見ないでくれ。なんか呪われそうで怖いぞ。


「あ、私のことは気にせず話を続けてください。何せ、ハチ子は犬ですから」


 火に油をぶっかけるハチ子氏。

 ツインテールとエルフ娘が半目で睨んできて、俺の汗は止まりそうにない。


「まぁ……細かいことは後で聞くわ。ねぇねぇそれより、せっかく揃ったんだから、手伝ってほしいことあるんだけど〜」

「なぁに、南無っち」

「ほら私、お風呂作ったでしょ。でね、排水するとドブが溢れちゃうからドブを拡張したいの」

「いや、あのな。俺は土建屋じゃないんだが?」

「違う違う、水路や下水の工事はちゃんと領主に依頼するのよ」


 もの凄いドヤ顔してくるが、それならそれで言いたいことがある。

 あなた、勝手に水路を風呂まで引いてなかったですかぃ?


「下水とかを管理してるのが“ドブ侯爵のベン”って人でぇ」

「なんだ、その不名誉な通り名は……」

「なんでも、レーナ中に下水を引いた功績で侯爵になれた“異例”のドワーフらしいわよ」


 その結果が“ドブ侯爵”とか……完全にドワーフに対して差別入ってるだろ、それ。

 現代社会なら、ネットで大炎上する案件だぞ。


「今朝工事の依頼をしてきたんだけど、工事をする代わりに仕事を頼まれて……ねぇ、あ〜くぅ、手伝ってよぅ♪」

「こら、くっつくなって」


 むぅ……たしかに、南無子には借りがあるし……

 ちらりと鈴屋さんの様子をうかがう。

 なんか“むすー”っとしながらも、複雑な表情を浮かべている。

 全部まとめてかわいいので、しばらく眺めていたい気分だ。


「わかったから、やるから……でも鈴屋さんは病み上がりだから、行くのは俺だけでいいだろ?」

「あー君っ!」


 鈴屋さんが、むすっとしたまま抗議の声を上げてくる。


「いやでも、退院したばかりじゃん……無理しないでいいんだよ?」

「大丈夫、ついてく」


 こうなった時の鈴屋さんに説得は無駄だろう。一抹の不安を感じるが、本人がそう言うのなら仕方がない。

 一方の南無子はというと「さっそく行こう〜っ!」と、俺の腕をぐいぐいと引っ張るのだった。





 俺達は南無子に連れられて、たいそうご立派な屋敷に来ていた。

 さすがに侯爵というだけはある。

 なんでも奥さんが、王族の血筋を持つ人間らしい。

 何を血迷ってドワーフなんぞに嫁いだのか、この国はどこかおかしいのではと考えずにはいられない。


「すまんのぅ。こういったことは、冒険者が適任だと思っての」


 ドブ侯爵『本名ビッグ・ベン・アフラック』が、よく手入れされた庭を案内しながら言う。

 流石はドワーフ界随一の高身長である。

 実際、百六十センチくらいはありそうだった。

 がっしりとした体格に赤毛のモジャモジャで……まぁなんて言うか、とにかく男性ホルモンの塊だ。

 鈴屋さんと南無子がたじろぐレベルなんだから、相当なものだろう。


「いえいえ〜。で、私たちは何をすればいいんですかぁ〜?」


 依頼内容を聞かずに受けてしまうあたり、最初から俺達にぶん投げようと思っていたのだろう。


「いやのぅ、最近なぜか井戸の水が凍るようになっての。ちょっと井戸の中を、見てきてほしいんじゃ」


 話しながら早速、問題の井戸らしきところに到着する。


「井戸と言っても、この縦穴の下はかなり広い部屋になっているはずでの。なにか原因がないか、見てきてくれんかの?」


 井戸が凍るって……ちょっと何それ、怖くないか?

 しかも下が部屋になってるとか、どういうこと?

 色々と疑問はあるが、依頼内容からして見に行くしか選択肢がないのだろうし、とりあえず黙っておこう。


「じゃぁ、わしは屋敷におるからの。あとで報告をよろしくの」


 そう言ってドブ侯爵は去っていった。

 第一印象は物腰柔らかで、いい人っぽい。

 俺はさっそく、井戸の中を覗き込んで見る。


「……なんも見えん……」


 真っ暗で見えない……というか、かなり深そうだ。


「アーク殿、ハチ子が見てきますか?」

「いや、行くならみんなで行くべき……って……え、ハチ子さん?」

「はい。アーク殿の犬、ハチ子です」

「ちょ、あんたいつの間に……いつからいたのっ!?」


 アサシンのスキルか何かか?

 俺と南無子はまったく気づけなかった。

 一方の鈴屋さんは……いたって落ち着いている。

 落ち着いて、じと目を俺に向けている。

 流石はチートキャラの鈴屋さん、ハチ子の存在に気づいていたようだ。


「あー君、光の精霊呼ぶね〜。はい、ウィル・オ・ウィスプ」


 鈴屋さんが、冷ややかに精霊の名前を呼ぶ。

 すると召喚の言葉に応じて、光の精霊がバチバチと音を鳴らしながら現れた。


「ウィローくん、いってらっしゃ〜い」


 鈴屋さんが手をぱたぱたと振って命じると、ウィローくんがゆっくりと井戸を降下して行った。

 しばらく落ちていくウィローくんを注視していると、やがて井戸の底がチラチラと光って見えるようになった。


「う〜ん。なんとなく、水面が反射してるのが見えるかな。で、このロープで行くわけ?」


 南無子が両手を組んで、ツインテールを揺らしながら力強く頷く。


「そうよ! とりあえず何があるかわからないから、アークから行ってよね。男の子なんだし!」

「あー君、がんばっ!」

「アーク殿、先陣を切るとは流石です」


 ですよね〜

 男の子だからね〜

 仕方ないですよね〜


「あの〜、いいんだけどね。俺が先だと3人とも……まるっ見えになるんだけどいいの?」


 3人が顔を見合わせ、みるみる顔を朱に染めていく。

 恥じらう女子というものは、本当にいいものだ。

 これに萌えぬ男など、いるものかよ。


「……う、上を見なきゃいいだけでしょ!」

「無理だよ、絶対見るよ、男の子だもん」

「あー君、目を閉じててよっ!」

「無理だよ、閉じてるふりしながら、絶対薄目を開けて見るよ、男の子だもん」

「そこで顔を下に向けて見ない姿勢を示したほうが、格好いいですよ、アーク殿」

「無理だよ、一回は上を見るよ。んで、その景色を目に焼き付けるよ。男の子だもん」


 男に都合よく紳士を求めてはいけない。これは俺からの教訓だ。

 有り難く心に焼き付けておくといい。


「こいつ……わかったわよ、私が最初、鈴ちゃん2番目ねっ!」


 鈴屋さんがかなり否定的に「えーっ」と超かわいく反対していたが、さすがに南無子には通用しないようだ。

 躊躇なくロープで降りるさまは、さすがは破戒僧である。


「あー君……」


 あぁ鈴屋さん……そんな涙目でこっち見ないでくれ。

 俺は絶対に上を見ちゃうから、俺の尊厳を守るためにも行ってください。


「あー君のばかぁっーー!」


 鈴屋さんがとても可愛らしい捨て台詞を叫びながら、フェードアウトしていく。

 ほどなくして……


「きゃぁああぁっぁぁぁーーっ!」


 仄暗い井戸の底から、女子2人の甲高い悲鳴が聞こえた。

 いやいやいや、そんなの怖くて行けるわけねぇぇぇ!っと頭の中で叫びながらも、その悲鳴の中に鈴屋さんがいるんだから行くしかない。

 井戸を覗き込んで2人が見えないのを確認し、ダガーを投げ落とす。


「トリガー!」


 叫んだ瞬間、そこはもう薄暗い井戸の底だ。


「あー君っ!」


 鈴屋さんの助けを呼ぶ声に、考えるよりも早くダガーを投げた。

 そして座り込んでいる鈴屋さんの目の前に、片膝をついた状態で転移する。


「大丈夫?」


 青ざめながら、こくこくと頷く鈴屋さんを堪能しダガーを構え直す。

 突如、激し冷風が駆け抜けて、赤いマフラーをはためかせた。

 俺はマフラーをくいっと上げて、その元凶を睨みつける。


「駄目よ、アーク。あれ、ゴーストよ!」

「おいおい……それこそ、破戒僧の出番だろ。ゼロ距離でターンアンデットなり、デストロイアンデットなりブッパしろよ」

「ムリムリ……あんなリアルなの目の前に、できるわけないでしょ!」


 なんて使えない神官なのだ。

 それこそ、お前の仕事だろうに。


「アーク殿。ハチ子はアーク殿の犬ですが、おっ……お化けは……無理なのです!」


 ここにも急に、女子女子するアサシンが現れる。

 ていうか、いつから俺の隣にいたんだ。


「あんなの、ただのモンスターだ。任せろ!」


 俺はニンジャ刀を左逆手で持つと、その刀身を2本の指でなぞった。


「九字護身法……」


 術式に反応して、刀身が青白く輝き始める。

 よく漫画とかである「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の簡易版だ。通常は九字の呪文と九種類の印で術式を発動させるのだが、そこは鈴屋さんの召喚魔法同様に、俺も呪文名を言うだけで発動できるらしい。

 これでもかと冷気を放出させてくる、いかにもなヴィジュアルの怨霊に、赤いマフラーが巻き付きそうなほど駒のように回転して、飛び斬り込む。


 グアァアァぁァッァァァ!


 悪霊が悲鳴にも似た声を上げて。大きく怯んでいた。

 感触としての手応えはなかったが、効果は覿面のようだ。


「とっとと、成仏しやがれっ!」


 さらにもう一度、飛び込み回転斬りを放つ。

 悪霊はたまらず断末魔の叫びをあげ、あえなく霧散していった。


「アーク……あんた、何気にすごいのね」


 息を呑むようにして見つめていた南無子が、感心しながら言う。


「見直したか?」


 刀を納めてドヤ顔で振り返ると、ツインテール少女が僅かに頬を赤くして口をとがらせた。


「……ま……ちょっとは認めてあげるわよ……」


 うわぁ……顔を赤くしながらのツンデレテンプレ、ゴチになります。


「鈴屋さんは?」

「あー君、褒めてほしいの?」


 お褒めの言葉をおねだりしたら、この冷めた返しである。

 それはそれで可愛いと思ってしまう俺は、かなりの重症だ。


「流石はアーク殿です。ハチ子は見惚れてしまいました」

「お、おぅ。ありがとう」


 こっちは何か調子が狂う。

 この娘は、ちょっと距離感がバグっている気がする。


「いやぁ。しかし、原因がわかりやすくてたすかったな」


 悪霊がいなくなると、冷気も消えたようだ。

 正直、原因不明でウロウロするほうが嫌だったし、ビシっと解決できてむしろ有り難い。


「……アーク、マジで全然怖くないの?」

「なにがさ?」

「あんたさ……たまに男っぽいとこ見せるわね。何なのかしら、普段とのギャップを感じるわ」

「やる時はやる男なの、俺は」

「あー君はいつも……だよ」


 ゴニョゴニョとして、肝心なところを聞かせてくれない鈴屋さん。

 そこ、褒めてるのか、けなしてるのかで、モチベが全く変わるんですけど。


「しかし何でこんな所に、ゴーストなんざ入りこんだんだ?」


 ウロウロとしながら、他に原因がないか調べる。

 そしてすぐに、その原因も俺が見つけてしまった。

 ……凍った水面の下に半分白骨化した死体があったのだ。


「こいつか……」

「え、なぁに?」


 鈴屋さんが反応して近寄ってくるが、それを手で制する。


「見ないほうがいいかも。けっこう、キツイやつだ」


 そっち系のゲームでも嗜んでおかないと直視は無理だな、これ……


「こっから先はプロに任せよう。報告に行こうぜ」


 俺はそう言って、2人には見せないようにし、井戸の出口へと向かった。





 ことの顛末はこうだ。

 庭師のリトル・ジョー・ウォリシュが、庭の手入れ中に誤って井戸に転落した。

 で、そのままゴースト化しましたとさ……おわり。

 事件性もないようだし、南無子ん家の工事も行われるようだし、ジョーさんには気の毒だが、とりあえずめでたしめでたしだ。

 そして俺はまた、碧の月亭の屋根上で月を眺めていた。

 傍らには、ホットミルクの入ったマグカップを両手で持つ鈴屋さんもいる。

 碧の月亭に帰ってくるなりグレイ達が鈴屋さんを取り囲むもんだから、思わず鈴屋さんを連れて屋根上へと退避したのだ。


「もどるなり快気祝いの山とは……さすがだねぇ」


 今日一日だけで色々と潤ったのではと思えるほど、プレゼントやら何やらが鈴屋さんを待ち受けていた。

 しかし当の鈴屋さんは、あまり嬉しそうじゃない。


「どうかしたの?」


 まだ体調がすぐれないのだろうか。

 心配そうにのぞき込むと、鈴屋さんが顔を赤らめていった。


「あー君……」

「なに?」

「手紙、食べてくれた?」


 それは読んだ?ってことも意味してるのかな。


「うん。ごちそうさまでした」

「何も聞かないの?」


 珍しく不安げな表情を浮かべる。

 確かに、文面に妙な緊張感があったのは気になったけど……


「うん? 話してくれるなら聞くし、嫌なら聞かないし。あっ、でも興味ないとか、そんなんじゃないからね」


 こくんと鈴屋さんが頷くのを確認し、続ける。


「単純なのさ」


 単純?と、鈴屋さんが小声で聞き返してくる。


「そう。俺にとっては何も変わらない。鈴屋さんと一緒に、この世界を冒険する。それから鈴屋さんを守る。あとは鈴屋さんを信じる。ほら、単純だろ?」

「……それでいいの?」 

「それでいいの」


 俺はとびきりの笑顔を見せた。

 言葉に嘘はないんだ。


「馬鹿だなぁ……あー君は」

「そういうのは、嬉しそうに言うもんじゃないと思うよ」


 だって……と、鈴屋さん。


「……嬉しいんだもん」


 鈴屋さんは、今までに見せたことのない笑顔でそう答えるのだった。


ご愛読感謝でございます。

ブックマークが増える度にモチベもUPしております。

つけてくれた方々、本当にありがとうございます。がんばります。


【今回の注釈】

・トイレ争奪戦……そわそわとトイレに目を向けて、空いた瞬間に立ち上がり、向かう途中でトイレそばの人にスッととられる。新幹線と飛行機はまさにそんな感じ

・ドブ侯爵……普通こんなことで爵位は得られません。ましてや侯爵、しかもドワーフ。それこそファンタジーですよ

・ビッグ・ベン・アフラック……ベンアフレックとビッグ(大)・ベン(便)を合……まぢでごめんなさい

・男に都合よく紳士を求めてはいけない……変態という名の紳士だよ!って言う人もいますので女性は心に刻んでおきましょう

・仄暗い井戸の底から……水の底ですごめんなさい、ついでに貞子さんもごめんなさい、ジメジメした和ホラー好きす

・そっち系のゲーム……バイオは怖くないのです、サイコブレイク、アウトラスト、P.T.が最高峰

・リトル・ジョー・ウォリシュ……イーグルスのジョー・ウォルシュと、リトル(小)・じょ~を合……まぢ下品失礼ごめんなさい

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