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07電話魔法と映像魔法に関すること

 何が起こっているのかはわからない。しかし、映像魔法と電話魔法が知られて興味津々にされているのは知っている。が、そういう研究は国でやっていると横流ししながらのんびり暮らしていた。


 特になにか周りが騒ごうが関係ない。なぜなら、興味がないしどうしようもないから。他国の弁護士にも裁判でも語ったのだからしっかり新聞を読んでくれたしか思わず。

 電話は自分と魔力を長年波長を浴びないと連絡は不安定で無理。母たちと長距離で話せるのはそういうこと。長距離を移動できるのは国にも内緒だから、電話できるのはそこが関連ありそうなので国にも模範するのは今すぐには難しいかも。短距離短時間なら可能かもね。


 幼馴染とまったり過ごす。慰謝料ガッツリ貰ったし。お金にさらに余裕ができる。特許で元々余裕があったんだけど、さらにお金に余裕ができて番という今後現れない存在だから安心だ。彼も今後現れないとしたら安心していたし、自分の違いも現れても自分は受け入れる事はないと言っていた。なぜ自分に言うなだろうと苦笑する。

 確かに幼いとくから彼は言っていたけれど、自分は別にそういうことを気にするわけでも聞いたこともない。それでも彼はこちらに何でも言う何かをアピールしたいかのようになんとなくわかるけれど、それに答えるには彼の番も関係があるし、こちらの番も関係がある。


 なので、なんとも言えず流すしかない。口ではなんとでも言える。そんな二人は幼馴染という関係でフレージュの家に居る。


 特にこれという甘酸っぱいことはなく、いつもの心地よい空気感。とくりとくりと心音すら心地よく。眺めも変わらずホッとする。新聞に聖女の魔法をもっと知るべき、我々に使わせるべきという専門家と名乗る人の記事を眺めていた。


「いや!だから、無理だってば」


 魔法は誰かに教えてどうこうなるものなんかじゃない。フレージュとて色々試行錯誤して他の人にも応用できないかと思っていたのだから。色々やりくりしたんだけど無理なものは無理。

 マギノアは慰めるように笑う。新聞に載ったものを読むと同じように苦笑いされる。彼こそどれだけ困難か知っているだろうに。

 連絡するには年単位が必要であり、国はなんとか使いたいから呼んだらするがそんなことをされるとこっちも生活ができないので断ってる。


 邪魔するのなら他国に行くことも辞さないということをキッパリ言ったものの番関連で、言ったらああなったわけだ。

 番じゃなかったとかではないとんでもない理由に笑うしかあるまい。結局祖国に帰り、今後婚姻する予定もなくなった。どうしたものか。いや、別に今後のことや婚姻のことを憂いているわけではない。


 何に対してというと、映像や電話魔法が知られて目立つようになり周りがうるさくなってきたのだ。やれ、教えてくれ、やれ、あれはなんだかんだなんだなんだ。

 うるさい。シンプルにただただ耳が痛くなる。耳栓したくなるくらい。やり方は感覚なので無理と毎回断るし、うちに来たら警備を呼んで連れて行ってもらう。

 教えてくれないと帰らないなんて言うはた迷惑な人もいるから。


「はあ、疲れた」


 わからないことがあるんだけども、家の場所はどうやって知ったんだ?


 具体的に気になり弁護士と探偵を雇い調べた。調べたら向こうも探偵を雇ったりしているらしい。あと、元番のあの男がお金を取りながらフレージュの住所や名前を売ってることが発覚した。ほーん?今度こそ跡形なく潰さないといけなくなったみたいだ。


 彼の両親再度弁護士経由で手紙を送りつける。また一ヶ月かけてこちらにくるのだろうか?来られたところで事態をコントロールできていないんだよね。

 抗議文を送りつけて半月後に手紙が送られてきて、元番の両親からだった。なんで送ってきたのだろうかと首を傾げているとくるりと回して燃やしてしまおうかと悩む。


 そうして悩むとマギノアが先に見てやると手紙をピラっと取り上げた。読み込む彼にどうだったかと聞いてみたら、ニヤリと笑う顔が悪そう。聞きたくなってきた。読みたくはないけど。

 息を吐いて嫌な内容なのかと問いかけるが、首を振り全く違うと伝えてくる。中身を見せてくる彼から受け取り読み出す。

 中身は彼の両親からだ。内容は元番の彼がよりにもよって番の情報を売るというあり得ない行動を起こしたので完全に閉じ込めることにしたという。

 この世界の番はファンタジーあるあるにある愛しいと思う心が浮かぶというのがある。

 フレージュには浮かばなかったのはなにかしらの転生者だからなのだろうと思っていたのだが、向こうもどうやら感覚が薄いみたいだ。


 そうではなくては愛人をいつまでも愛しているなんてことはしなかっただろう。だからこそ、エラー扱いされている。エラーは何かの間違いで番なったとされる珍しい事例。

 今回は向こうに問題があり、今回も問題がありすぎるということになったみたい。そもそも番を人に合わせようとするところが異常っぽい。


 本来なら嫌がるところまでとは言わないが、必要以上に、むしろもっともっとと場所を教えるなんて論外。

 彼の両親も番なので、なぜ息子があんなことになったのか嘆いているとか。病院に入れることになったと簡単に書いており、その後銀行に慰謝料を振り込むと書かれていた。好きにすればいい。こちらは認知しないのでね。


 イラついた様子のこちらに彼は、起訴は取り下げるか?と聞いてくる。うーんと思いながら、今回は示談にしておこうと弁護士に話して慰謝料を貰うための書類を送りつけるといいねで振り込んだ。


 ここまで支払ったとなると元番の男の病院のグレードが下がる気がするが、気にする必要はないのかな。

 脱走したらと不安になったが調べてもらうとどうやら問題行動を起こす人用の、大変強固な牢屋の役割をしている医院。それならまぁいいかと一応仮初の許しを与えた。


 上から目線だろうと他人に無闇に個人情報を与える害悪が許されるわけがない。普通に怖いし、住所知ってるからいつでも来られるし、手紙書けるしでやりたい放題される。

 家に来た人は米国をギルドや国経由で通知した。電話などは国家が主導して開発しようとしているので、唯一の存在を危険に晒すことになる。


 悪質すぎるのはきてないけど、いずれくるだろうから抑止力は大切。聖女ライセンス取っといてよかったねとマギノアと笑う。

 彼もここ最近の報道でかなり心配してくれてたから、今後まったり暮らせるようになると知ったら安堵していた。

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