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はぐれ魔族

この作品は初投稿で不慣れです。ご了承ください。

登場人物

アンディ・ロブ

ラクト・ロブ

配達犬

昔も昔に君臨した魔王は今も大地を蝕み木々を枯らせ、人々を支配した。それに抗う勇者、誰彼構わずに殺したのだ_____。


大きな山に小さな小屋を建てて住まう者、

アンディ・ロブは窓から新聞を運んでくれた配達犬にチップを払い、それを広げて仰天した。


「勇者が死んだだと……?」


それは、勇者が魔王に敗れたという事が大きく載せられた胸焼けのする内容だった。

こんな朝、光の柱がカーテンから差し込む程度明るくなった早朝からこの重たい話はキツイ。

これからどうなるものかと考えていると___


「アンディー!起きたかっ!朝飯あるぞ!」


そう言って勢いよく他人の部屋というプライベートルームを破って入ってくる同居人__ラクトにアンディは顔をしかめる。


「勝手に入るな。」

「朝飯は牛丼だ!」


…………馬鹿なのか。それとも本気なのか、朝からなんて胸焼けしそうなもん食わせる気だこの人。てか話聞けよ。


「てか話聞けよ。」

「おっーとアンディ恐らく心の声の1部が漏れてるぞ!」

「さっさと出てけ。」


「えー!」という同居人を無理やり外に追い出してもう一度新聞を見る。

『勇者、魔王軍の幹部に敗北。』と、なんともな報告だ。


「幹部はそんなに強いのか……?」


アンディは魔族だが魔王軍ではない。正確には魔王軍から弾かれたはぐれ者なのだ。

何故弾かれたかを話すと、魔族の仕組みを知ってもらう必要があるだろう。

魔族という種族は悪魔のような角と翼を持つのが特徴的だ。そして同時に魔族の誇りであり人間にとって敵ということを表す証拠でもある。

______だがアンディには翼が無かった。

アンディは生まれた当時、魔王の跡取りとまで呼ばれていた、らしい。虚ろな記憶で覚えてないが。だが『羽無し』となってからすぐに追い出された身としては他の魔族がどんな強さなのかと仮に誰かに聞かれても答えられないのだ。


「……勇者、か。」


アンディは追い出されてから様々な見方を知った。そして初めて自分が穿たれる悪役なのだと言うことも。けれどそれははぐれによって防がれたように思われたが___


「角だけでも十分差別対象なのが痛いな。ま

ともに買い出しにも行けねぇ。」


角という異質な存在1つで人々はアンディを追い払ったのだ。 だからこそ今アンディはこの小屋でひっそりと隠居している、まだ19の若者がだ。


「……正体を隠して勇者軍にでも入って見るか。」


バレれば恐ろしい事が起きるだろう。裏切りなんて言われるだろう。それでもアンディは入ることを決めた。

自分の平穏を守る為に。

このつまらぬ話を読んで下さりありがとうございます。チキンです。チキちゃんとでも呼んでください。文才も区切りセンスも文法も危ういですが暖かい目でお見守りください。やる気がある限りこの作品は続きます。ぜひとも推してください!

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