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不遇の錬金術師  作者: 秀一
第五章 鎖の街 カラン軍事学校編
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98話 海へ出る覚悟


 僕達は、海岸に行き海賊たちの船を見つけた。僕達の姿を見ると、海へと逃げて行った。

 

 それにしても、こんな所まで海賊が攻撃してくるとは……。これでは、安心して暮らすこともできそうにない。

 

「あの、ありがとうございました」

 感謝する羊飼いの女性。

「いや、無事で良かった。それにしても、まさかこんな所にまで海賊が来るとは……」

 僕はそう言った。

「北の方はもっと酷いみたいです。国もあまり何もしてくれないって……」

 そう言う女性。

 

 国が頼りにされてないのはまずいだろう、と思う。

 

「そんなことではいけませんね……。僕も議会に訴えてみます」

 僕は言った。

「そうですか……。頑張ってくださいね」

 女性はそう言った。

 

 僕達は帰路についた。

「いやー、それにしても、見事な勝利だね! 先生!」

 そういうオーラフ君。

「まあね。被害が拡大しなかったのは良かった」

 僕は言った。

 

「しかし、こんな所に海賊が来るようでは、国家の威信にかかわりますね」

 ヤコポは言った。

「確かに、これじゃあファーランドが役立たずの国って思われそう」

 そういうアネタ。

 

「そうだね……。僕達も本格的に、海に出る必要があるようだ」

 僕はそう言った。

 


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