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不遇の錬金術師  作者: 秀一
第五章 鎖の街 カラン軍事学校編
93/146

93話 弓矢試験


 初日はひとまず、能力の調査に当てた。

 

 入学試験でも剣術や弓の検査はしたものの、厳密に筋力なんかを調査したわけではない。それらを調べる。身長や体重、胸の大きさ……とかはどうでもいいので、とにかく実戦でどれくらい使えるかを知りたい。

 

 まず最初に、弓矢の腕前を調べることにした。遠距離からの射撃の精度を見る。

 

 概ね苦戦していた。みんな弓矢はある程度使えるのだが、ロングボウは相当な腕力と器用さ、熟練が必要で、そう簡単に的には当たらない。射程と破壊力はあるのだが……。

 

「中々難しいですね……」

 蛙人(フロッグ)の女性、オリヴィアも苦戦していた。彼女はショートボウの試験では完璧に近かったが、やはりロングボウでは勝手が違うようだ。

 

 そんな中、ダークエルフのアネタは見事に的に命中させていた。彼女のみならず、ダークエルフ組はロングボウの扱いにも慣れているらしく、次々と命中させていく。

 

「やるねえ。大したものだよ」

 試験官をやっているドロテアも感心していた。

「ドロテア、お前もやってみりゃいいじゃねえか」

 そういうヤコポ。

「私は良いよ。試験官だしね!」

 そう言うドロテア。ちなみにドロテアは弓矢はヘタクソらしい。

 

 ビシュン! グサッ!

 

 そんな中、更に大遠距離から完璧に矢を当てる者が居た。

 

 ヴァンダだ。彼女は、入学試験でも完璧な弓矢の成績を見せていた。しかしロングボウの扱いは更に超越しているようだ。

 

「す、凄いわね、彼女」

 リザードマンの女性、タチアナも驚いていた。実際、ヴァンダの弓矢の腕前は別格のようだ。

 

「お見事、ヴァンダ。君が一番弓矢は上手いようだね」

 僕はそう言った。

「大したことは無いよ」

 そう言うヴァンダ。大したものだと思うけどなあ……。

 


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