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不遇の錬金術師  作者: 秀一
第一章 アルパ王国編
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7話 乾杯


「かんぱーい」

 僕達は依頼を終え、報告し、ギルドで乾杯をしていた。

 依頼はギルドで確認して貰わないといけないので、すぐに報酬は貰えない。だが、いずれは貰えるだろう。というわけで、ツィルさんはすでにビールを飲みまくっていた。

 

「ふう。うめえな。お前らも遠慮せずに飲めよ」

 そういうツィルさん。

「いただきまーす!」

 躊躇なく飲みまくるソフィーちゃん。

 

「いや、僕は未成年なんで……。ソフィーちゃんは良いの?」

 僕は聞いた。

「良いんだよ! かたい事言わないの!」

 そんなことを言うソフィーちゃん。

 

「それにしてもソフィーだったか。お前神聖魔術なんて使えたのか?」

 そう聞くツィルさん。

「ええ。まあ私も魔法学園の生徒でしたしね。役に立つとは思わなかったけど……」

 そういうソフィーちゃん。

「神聖魔術使えるならみんなに高く評価されると思うけど?」

 僕は言った。

「まあでも私は盗賊だからね。あんまり魔術で評価されたくないよ」

 変なこだわりを持つソフィーちゃん。

 

「それでフェイ、お前は錬金術師なんだろ? なら店でも開けばいいじゃねえか」

 そういうツィルさん。

「そうしたいのはやまやまですが、元手が足りないですし。まあ師匠の店で働いても良いんですが、師匠が許してくれないんですよね」

 そういう僕。

「へえ、そうなんだ。あの人凄い錬金術師なんだってね」

 ソフィーちゃんはそう言った。

 

「世知辛いねえ。まあ、俺と組んでたらそれぐらいの金はすぐ溜まるさ。もっとヤバいダンジョンに行こうぜ」

 そんなことを言うツィルさん。

「お気持ちはありがたいですが、あまり危ないのはちょっと……」

 躊躇する僕。

「私としても、あんな怖い所は勘弁してほしいなあ……」

 そういうソフィーちゃん。

 

「つれない連中だな。まあ、俺はしばらくこの国で稼ぐつもりだから、何かあったら声かけてくれよ。金はいくらあっても良いしな」

 わりとがめついツィルさん。

「私のことも、いつでも誘ってよ、フェイ君」

 そういうソフィーちゃん。

「ありがとう、ツィルさん、ソフィーちゃん」

 僕は感謝した。

 


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