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終末世界の創造者  作者: だんちょー
一章 終末世界の始まり
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1話

皆さまお久しぶりです!だんちょーです!

最近異世界ものだけだとありふれていて、どうすればいいか考えた結果がこの作品になりました。ぜひよろしくお願いします!

俺は山口俊。北海道の札幌市に住む高校生だ。現在絶賛海岸マラソンにいそしんでいる。


「くそ、なんて日だ。とりあえず人のいないとこにいけば安全かと思ったのに。」


海岸に俊の荒い息遣いと独り言と呻き声が聞こえる。

どうしてこうなったのかというとそれは一ヶ月前にさかのぼる。





ーーーーーーーーーー



「皆さんこんばんは。ニュースのお時間です。まずはこちら。中国での大規模暴動事件です。」


俊はその時部屋のテレビを見ていた。

そのニュースの内容は中国で最近起きてる暴動事件についてらしい。


「またかよ。結構規模でかいな。」


俊はその時他人事のように感じていた。

しかし、それを見るまではだった。

それは突然だった。

まるで一瞬で世界が真っ白になった。

そんななか、目の前にスクリーンがでてきて、とあるものが写っていた。

それは最近起きている暴動に参加する人が市民を襲う姿だった。


「まじかよ…こんなのひとじゃないぞ」


そこに映ったのは人が人を食べている姿だった。

そうその姿はアレだった。


「ゾンビかよ」


その瞬間世界は元に戻った。俊はニュースをBGMにしながら先ほど起きた出来事を考える。


「あれはなんだったんだ?ゾンビがこの世界にいるのか?クソッ!わからねぇよ!」


その時だった。

またしても世界は真っ白になった。


「ヤッホー。ワタシ神さまです。とりあえず世界救って下さいこのヤロー」


俊は考えた。これは夢だと。ありえないだろう。先ほどの理解不能な出来事。そして今起きてる自称神様の幼女の出現。


「さて、いい加減起きないとなー」


「わかったわ!謝るから!これ本当だから!」


「いやこれ夢でしょう。」


「夢じゃない!これはげ・ん・じ・つ!さっき見せたのはこれからのこの星の未来よ。このままだとあんたら人間は全滅よ?」


「急にそんなこと言われてもな、そうですかとは言えないしな。仮にそうだとしてもなんでそれを俺に言うのかが分からん」


「まぁなんでかというとあんたは勇者の子孫だからよ。まぁ他にもあるけど」


「はぁ?なんだよそれ」


「まぁ簡単に言うとあんたの先祖は昔とある異世界からこの世界に転移してきたわけ。でその先祖は勇者だったのよ」


「勇者はあの異世界もののやつか?」


「解釈としては間違ってないわよ。でなぜ今これを言うかと言うとこの世界はこのままだと知的生命体が消えてしまうのよ。世界とは常に繁栄と滅亡が繰り広げられるもの。それは運命であり抗えないものよ。ただあなたたちがいうゾンビというやつはウイルスに感染した人間。彼らはこの世界の生命体ならなんでも喰らうわ。そうなるといずれゾンビだけの世界になるわ。

ゾンビは知的生命体になりえないものなの。これは一度死んでいるから。となるとあるのは衰退の道のみ。

あなたにはこの世界を勇者の子孫として救ってもらいたいの。」


「んーとりあえず理解したがなにか証明してくれないか?さっきからの説明で嘘をついてるようには見えないけど、あいにく話のスケールが大きすぎて」


「もー仕方ないわねー。アイツの子孫の割には用心深いわねー」


「先祖に会ったことがあるのか?」


「まぁね、この世界には質量保存の法則が適応されるのよ。そこに彼という異物が入り込んだんだからには対応しないといけなかったのよ。まぁそんなことより証明ね。なら後で渡そうとした能力をあげるわ」


その瞬間、身体が燃えた。いや実際には燃えていないがそれぐらいの痛みがあったのだ。


「あああああアアアアアアアアアアアアア!!!」


「落ち着きなさい。今あなたに与えた能力はある意味神の能力と変わりないわ。身体に能力が適応するまで時間がかかるから少し耐えてなさい。」




ーーーーーーーーーー




「………………おい、このクソロリやろう」


「急にアイツに似てきたわね。まぁさっきの痛みは許してね。避けられないものだから」


「なら先に言えよ!あー疲労感がやばい…」


「それならとっと終わらせましょ。まず能力についてよ。あなたに与えたのは魔力を操る力よ。魔力とはこの世界に存在する空気と同じようなものよ。あなたは体内に溜めた魔力を利用して魔法を使えるわ。もちろんその魔法によって使う魔力量も違うわよ。でこの能力の魔法はひと味違うのよ!」


急に自称神様の幼女はない胸を張って言う。


「魔力さえあればどんなことでもできるの。つまりあれね。全属性の魔法も創れて、オリジナルの魔法も創れるってことよ」


「それはすごいな、まぁ試してみないと分からんがな」


「試すのはいいけどここでは出来ないわよ。意識が戻ったら使えるようになるわ。ここはあなたの夢の世界のようなとこだからね。」


「わかった。とりあえず信じよう。お前との連絡はまた取れるのか?」


「不定期だけど一応取れるわよ。」


そういうと先ほどまでのふざけた雰囲気と違った雰囲気になる。


「異世界の勇者の子孫よ。そなたらにはまた頼ることを申し訳なく思う。願わくばもう一度この世界を救ってほしい。」




ーーーーーーーーーー




意識は再びテレビの前にいた時の状況に戻った。


「とりあえず試すか。まずは火を起こせるかだな。」


俊は右手の手のひらを強く意識する。野球ボールくらいの火の玉を想像する。

すると、そこにはイメージ通りの火の玉ができる。


「うわぁ、まじかよ。」


俊は魔法が使えることに対して嬉しさを感じながらも本当にこの世界にゾンビがいることが証明されたこと

も理解した。


「とりあえずは今考えても仕方ない。魔法の研究をするか」


魔法はイメージだ。先ほど火の玉をイメージしたらできたのもイメージによるものだ。


「なら青い火の玉はどうかな………わっ!出来ちゃったよ。なんでもありなんだな」


俊はそれから魔法の研究のいそしんだ。

この世界を救うために。




ーーーーーーーーーー




「現在世界各地で起きている暴動事件についてです。現在アジア、ヨーロッパを中心に大規模な暴動が行われております。暴動に参加する人の目的は分からず、なりふり構わず人を襲うようです。」


今日もまた暴動事件についてだ。この頃になるとさすがにおかしいのに気づいたのだろう。世界各国に緊張が走った。


この頃になると俊は色々な魔法の研究を行い、今では色んな魔法を創りだした。




ーーーーーーーーーー




「現在世界各地で起きている暴動は日本にも広まり全国で起きています。暴動に参加する人はとても危険であるため。絶対に近寄らないでください。」


遂に魔の手が俊の住む日本にも届いたようだった。

次回もよろしくお願いします!

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