プロローグ
新参者で下手な小説ですがよろしくお願いします
ガタンガタン…
汽車に揺られて流れる景色を見る
「まだ着かないのかな」
俺は高杉優斗
高校2年だ
一週間前に唯一の家族である母さんが他界
親戚もいなかったためどうするか考えてたところに母さんの親友である三上さんが家に呼んでくれた
昔から交流があり、俺が小学4年の頃に引越ししてもたまに会っていた
確か三上さんも父さんがいなくて、娘と二人で住んでいる
ちなみに俺の父さんは交通事故で死んだ…らしい
まだ1才になっていなかったから全く覚えていない
まあ俺は母さんと二人の生活しかしていなかったから父さんがいないと寂しいとかいうのはなかったな
今向かってる三上家は母である三上尚子さんと娘の美樹の二人だ
美樹は俺が引越す小学4年までは同じ学校で、引越してから中学1年まではたまに会っていたけどそれ以来全く会っていない
あれからどうなったんだろうか
『次は片原〜。片原です』
目的地に着いた俺は汽車を降りて駅を出た
「久しぶりだな〜」
あの時からあまり変わっていない街を見て俺は大きく伸びをした
「さて、行くか」
そして、渡された地図を見ながら俺は歩き始めた