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女王誕生編7

*****



パーティーが開かれてから数日がたった。【藍水院】《ヴィオリウム》では2つの謁見が行われていた。しかし、1つはユースティスが不在で行われた。


「お待ちしておりました」

「ここが昔、私がいた離宮なの?」

「はい。今は大掃除をしておりましてメイド達がおりますが普段は静けさに包まれております」


リーリス家のある人物を呼び出すために《ヴィオリウム》ではメイド達が慌ただしく行き来している。


「お前は私のなんなんですか?ルイーズ」

「私は《ヴィオリウムステラ》様にお仕えするものです。ユースティス様はお母上様であるユーフェミリア様の影響を受けて小さい時からとても熱心なお方でした。その時から私はユースティス様の教師をしておりました」


リーリス家に保護されたとされる第20王女ユースティスを名乗る女性を《ベルモット》の1人、ルイーズが接待していた。ユースティス(仮)はルイーズを見下していた。実際は王女と同等の地位にいる。王女の教師をしていたと聞いてもピンとこないユースティス(仮)は適当な相づちをうつ。しかし、それはユースティスが考えた嘘である。ユースティスと《ベルモット》の年齢差は三歳なのだから。それを知らないユースティス(仮)はルイーズの言ったことを鵜呑みにした。


「そうなの。私、誘拐される前の記憶が無いの。だから小さい頃の私を教えなさい」

「そうですね…。姫様は小さい頃からとても聡明で私を含む家臣達をいつも驚かしていました。この離宮も姫様の御意向に合わせた内装になっております。民思いの姫様は豪華な内装にお金をかけるよりも内装を少なくし、浮いたお金を孤児院に寄付するようにとおっしゃられました。その言葉を聞いた家臣達は幼いながらに王女としての使命を理解しているのだと感激しました」

「そ、そう……そんなこと忘れていたわ」


ルイーズは当時を思いだし普通の子供では無かったユースティスの姿をそのままそっくり伝えた。それに顔をひきつらせるユースティス(仮)。そして、墓穴を掘ったのに気が付かなかった。


「それでは、離宮をご案内致しますね」


ルイーズに離宮を案内してもらうことになったユースティス(仮)はいく先々で問題を起こすのだった。




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