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最終章 ユクレシア3
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「ユースティス様……」
その頃、【藍水院】《ヴィオリウムステラ》に家臣達が集まっていた。大神官長のミストやアクアもいた。ある日にだけ特別に解放される聖堂に全員いた。それは……。
「《ヴィオリウムステラ》、お疲れ様」
神が死んだときのみである。ユースティスは二日前、息を引き取った。それを看取ったのは《ユウラスティア》とラヴィーネと《パラディン》であった。ユースティスを神の聖域に還すために聖堂が解放される。《ユウラスティア》が祝詞を紡げば《エリシュオン》への道が開かれ、ユースティスは還っていった。家臣達は厳しくも優しかったユースティスの死を悼み涙を流していた。
神の遺体は残らない。王の棺には愛用品だけが入れられる。ユースティスの死はセルジュが戻ったときに発表するようユースティスから遺言を受けた。それに従い、家臣達は行動する。ユースティスの印は《ユウラスティア》に渡され、執務はラヴィーネがやる。それは変わらなかった。セルジュが戻るその時まで家臣達はユースティスの遺志を継いで頑張るのだった。




