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この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

蛙は蛇になり得るか

作者:佐藤
満17歳。現役高校二年生の髙橋白には、人生の目標も向上心もない。それでも、鬱屈とした閉鎖的な人生において、心を開ける友人達との小さな幸せを嚙みしめていた。ある日、担任から呼び出しを受ける。要件は今年度から不登校になった女子生徒の家に資料を届けてほしいとのことだった。
「なんで俺なんですか?」
「お前がほとんどの授業を寝ていて、授業態度が悪いと報告があったから。」
「それと資料届けること、関係ありませんよね?」
「いいわけないだろ。それにちゃんとした理由がある。」
「なんですか?理由って。」
心当たりは、宇宙の真理ぐらい見当たらない。宇宙の背景で全てを理解した猫。あれは今の俺そのものだ。

「お前帰宅部だろ。」
すっげー心当たりあったわ。すまん。
「でも、他にも帰宅部いるでしょ?」
「いない。」
「...まじすか。」
「この学校部活入らないとだめだから。というわけでお前しかいない。」
いや、あんたが行けよ。
「先生が行けばいいじゃないですか?」
「行ってた。最近まで。」
「じゃあなんで急に俺なんですか?」
「テスト作るから。」
作っとけよ。もう。
「...。」
「行きたくないのk」
「はい。」
「...。」
「...。」

譲る気は無い。俺にはやらなければならないことがある。今月の新刊コーナーを作るという、アルバイトがな。
「じゃあ、おまけしてやる。」
「何を?」
お小遣いがいいなぁ。お金が欲しい。
「成績表に、「率先的に仕事を手伝ってくれる」って書いておく。」
目がガチすぎるんだけど。この人。
「...わかりました。やります。」
「じゃあ、これ。頼んだぞ。」
「は~い。」

 薄い教科書くらいの重さの封筒を受け取る。最近まで先生が届けていたのは本当なのだろう。積極的に、いや、率先的にだっけ。率先的に仕事を手伝ってくれる、かぁ。

どっちも、いらねぇんだけど。

第一章完結!!
そんな夢のない物語。
人と獣は相容れない
2025/05/08 21:10
幕間:2人で一緒に。
2025/05/09 16:09
暗くて狭い。水槽の中で。
2025/06/04 15:58
立場の違いと世界の違い。
2025/07/06 15:12
架け橋となるもの
2025/08/21 11:33
二律背反
2025/09/18 16:15
二十八の視線
2025/10/20 16:50
回帰と再起
2025/11/06 15:52
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