呪いの始まり
こんにちは勿忘草です。
まだ4話目なのでまだまだ続きは考えてあります。いつまで続くかは分かりませんが。できる限り頑張ろうとは思っております!
家に帰るとシュバルトはルトルの服を掴んだ。
「新しいスキルが火魔法だと?俺らの血統に火魔法を持つ者はいなかった。お前は誰の子だ?誰に育てられてきたと思ってる?
しかもだ今日朝起きてから教会へ歩いただけでHPが2減っているだと?ふざけるなそんな貧弱に育てた覚えはない。」
「ごめんなさい…」
「もういいこれから馬小屋から出てくるな。飯ももう与えん。」
「ごめんなさいごめんなさい」
ルトルはシュバルトの罵声に泣きながら謝った。
「泣くな騒がしいそんな奴には俺からの最後の贈り物だ。」
シュバルトはそう告げるとルトルの手の甲に触れる。その瞬間ルトルの手の甲に猛烈な痛みが走った。
声も出ないルトルにシュバルトは告げた
「これは呪いだ。魔法封じと感情封じが入っている。これがある限りお前は感情を表に出そうとするとさっきのような痛みが走る。さらにお前は魔力が強かった。これは魔力をその者の体の外に出させないものだ。」
《魔力:その者の体で少しずつ生成され続けている。また、体から少しずつ出されている。魔力が体内に溜まりすぎると暴発し、爆発のようなものを起こしてしまう。》
ありがとうございました。
シュバルトがとにかくクズな回になってますねw
MPが宮廷魔術師と同じ位のレベルなのに魔力を体の外に出させなくなってしまったルトルはどうなるのかお楽しみに