チート能力手に入れましても
こんにちは勿忘草です。
楽しんでいただければ幸いです。
〖さっき聞こえてきたのはこれのことか?とりあえず「はい」〗
すると頭の中に僕のステータス画面が表示された。
[名前:ルトル・パージン
レベル:1
肩書:英雄シロ
スキル:光魔法 書き換え スキルグラッツ
使用可能魔法:火 水 土 光 闇 聖
HP:8/10
MP:300/300 ]
〖このステータスはなんだ?レベル1なのにMP300?使用可能魔法も前属性さらに聖…
何よりも肩書英雄シロ…〗
〖ん?待てよスキルグラッツってなんだ?〗
ルトルがスキルグラッツを選択すると頭の中で画面が切り替わった。
[スキルグラッツ:このスキルを持つ者は100レベル毎に与えられるスキルを2レベル毎に与えられるようになる。]
〖なんだこのスキル…ただのチートじゃないかだから書き換えが必要なのか〗
ルトルは声の指示の意味を理解して指示通りステータスの書き換えを手早く行った。
ルトルが書き換えを終えるとシスターが顔を上げて告げた。
「鑑定が完了いたしました。今からこの石像に映し出します。」
そう言うとシスターは近くにあったまるで壁のように大きな木の形をした石像に触れた。
すると石像に大きくステータス画面が表示された。
[ルトル・パージン
レベル1
スキル:光魔法 火魔法
使用可能魔法:火 光
HP8/10
MP:30/30 ]
「息子さんの新しいスキルは火魔法ですね。
HPは低めですがMPは少し高めですね。HPが少し減っていらっしゃる…朝に訓練でもしてこられたのでしょうか?」
シスターがルトルのステータスを見て告げた。
「はいそうですね鍛錬は欠かせませんからね」
そんなシスターにシュバルトは苦笑いしながら言葉を返す。
「さぁルトル帰ろうか?シスターもありがとうございました。それでは失礼します。」
「はい。それでは」
ルトルとシュバルトは家路につきウルガが待っている家へと向かった。
ありがとうございました。
また次回も御贔屓に