英雄?誕生
どうもこんにちは勿忘草です。
このページを開いてくださりありがとうございます。楽しんでいただければ幸いです。
「お父さん…その…どこに行くの?」
「ンァ?教会に決まってるだろ?んなことも分からねえのかよ」
「ごめんなさい…」
とても久し振りに着る気がする綺麗な服を着て、お父さんに着いていくと目的の教会に着いた。
大きくてキラキラしてて僕を拒まない所。
僕は教会が好きだ。ここに居れば殴られないし風も当たらない。
「ようこそ教会へ本日はどのようなご用件でしょうか?」
中に入ると1人のシスターが声をかけてきた。
「どうも。実は息子が10歳になりまして、スキルの方を確認しに来ました。」
《スキル:この魔法が存在している世界でどんな種族でも1人につき2つ必ず持つことができるもので特殊効果がある。妖精や獣人、エルフなどを含む人族は生まれたときと10歳の誕生日の日の2回与えられる。確認するには【鑑定】のスキルを持つ者に見て貰う必要がある。》
《魔法:火、水、土、光、闇、聖、黒があり聖、黒はそれぞれシロとクロしか使えない。聖と黒以外はどれが使えるのか生まれたときに決まる。全て使える者、全て使えない者がごくまれに居る。スキルで強力になる。》
「そうですか。それではまず神への祈りをお願いします」
「分かりました。ルトル祈りを捧げようか」
「はい…」
祈りを捧げるために目を瞑る。すると頭の中に声が流れ込んでくるような感覚に襲われた。
『ルトル、あなたの鑑定結果は誰にも見せてはいけません。スキル【書き換え】を特別に与えました。これで上手く隠すのです。』
〖この声は夢に出てくる木?新しいスキル?何のことだ?〗
僕が戸惑っているとシスターが声をかけた
「ありがとうございます。それでは息子さんを鑑定させていただきますね。」
「よろしくお願いします。」
「【鑑定】」
シスターがそうつぶやくと僕の頭の中に声が響いた
[スキル【鑑定】を使用されました。スキル【書き換え】で書き換えを行いますか?]
ありがとうございました。
更新ペースは読者の方が増えてから決めていこうと思います。次回もどうぞよろしくお願いします。