第4話 ステータス
「よし。ならお前らが使える魔法を見てみるか」
「はいはーい。どうやったら私たちが使える魔法がわかるんですか?」
レビンがジャンベア、ジャン先生に質問する。
「あぁ。それはこのステータス版を使う。ステータス版は使用者が手を置くことで自分の情報を見れるすごいものだ。この国にも5つもないものだから丁寧に扱えよ。使ってみた方が早いだろ。順番に手を置いてみな。」
まず初めにレビンがステータス盤に手を置いた。
ステータス
名前 レビン=カルディア
魔法 雷魔法
・雷魔法Lv1 静電気
指と近くの物の間に小さな雷を発生させ
ることができる。
「わぁ!静電気だって!いくよ!ビリッ」
「イタッ!何すんだよレビン」
「ごめん。試したくて。」
こいつは初対面なのに距離感がおかしい。
完全にお子ちゃまだ。
それに試したくてって最初に人、そして俺に試すとは頭がいってるな。
おれも植物魔法で反撃してやろう!
そんなことを考えながらギネラもステータス版に手を置く。
ステータス
名前 ギネラ=ユーフォルビア
魔法 植物魔法
植物魔法Lv1 成長促進
植物の成長速度を上げる。
クソ!
レビンに反撃することができない能力じゃねーか。
さらに成長促進って完全に農業向きの能力じゃねーか。
俺は最強になるはずなのにまさか戦闘向けじゃない能力なのか?
まだわからん。
これはひたすらレベルを上げて魔法の練習をするしかないな。
「よし!魔法の確認も終わったしそろそろ授業始めるぞ。今日は午前が魔法学で午後がグラウンドで実際に魔法を試してみるぞ。あと放課後に魔団の見学があるから行くように。俺は筋肉魔団の顧問だから興味があったらぜひ来てくれ!」
まだ処女作ですがアドバイスやコメント、評価をもらえるとありがたいです。たくさんのコメント待ってます。また、おすすめの作品なども教えていただけるとうれしいです。