第3話 Sクラス
たぶんしばらくは面白くありませんが付き合ってください。
俺は今、唖然としている。
考えられるだろうか?
Sと書いた札が付いている教室のドアを開けると黒板と大きな机が1つと椅子が2つしか置いてない。
確かに会長はユニーク魔法のために新しくSクラスを用意したと言っていた。
しかし、クラスに2人だけなど誰が思い付くのだろうか。
とりあえず、起きてしまったことは受け入れるしかない。
座って待とう。
「今日からよろしくー!ってあれ?私教室間違えた?」
うんうん。
その気持ちよくわかるぞ!
元気よく身長150cmくらいで綺麗な長い白髪でアクアマリンのような透き通った水色の目をした美少女が教室に入ってきた。
「私、レシル=カルディアよろしくね!」
「おれはギネラ=ユーフォルビアだ。よろしくレシル!」
「おー!この教室に2人とは寂しいな。」
俺とレシルが自己紹介をしていると短い茶髪で筋肉ムキムキの男が入ってきた。
こいつは熊だ。
「おい、お前ら、今、俺を見て熊だと思っただろ!」
「「ギクっ!」」
「わぁはっはっはっ!俺の名前はジャン=ラクラス。お前らSクラスの担任だ。」
こいつはジャンベアー、略してジャンベアだ!
「お前らも自己紹介頼む。名前と魔法な!正直俺もまだ知らないから」
おい!
こいつ大丈夫なのか?
ほんとに担任なんだよな!
そしてレビン、こんな怪しいクマに普通に自己紹介始めようとするな!
「私の名前はレビン、レビン=カルディア。雷魔法の使い手。よろしく。」
「おう!よろしくな!それにしても雷か、全然想像つかねーな。次そっちの坊主たのむ。」
「俺はギネラ、ギネラ=ユーフォルビアだ。植物魔法の使い手だ。よろしく。」
「よろしくな!植物魔法もさっぱり想像つかんな。」
おい!
こいつ本当に大丈夫なんだろうな。
まさか俺たちめんどう見切れないから捨てられたとか?
いや、ファルティア魔法学園に、4大学園に限ってそんなことしないだろ。
「よし。ならお前らが使える魔法を見てみるか」
ジャンベアもといジャン先生がそう言った。
まだ処女作ですがアドバイスやコメント、評価をもらえるとありがたいです。たくさんのコメント待ってます。また、おすすめの作品なども教えていただけるとうれしいです。