レッツゴー♪
お 待 た せ
『弧呂からトレード申請が来ました』
「私達の本拠地まで行くから要らない装備あげるね、ルーンちゃん」
「は、はい!」
渡された装備がこちら。
【試作魔導銃MK37】
製作者:弧呂
攻撃力:68 耐久力:300
装填弾数:40 射程:60m
ウェポンスキル:【自動装填】【自動照準】
説明:試作で作られた魔導銃。威力は低いが秒間8発撃つことが出来て反動が少ない。弾は鉄製しか使用出来ない。
【MP増加の指輪】
製作者:ロー
防御力:0 耐久力:300
効果:MP5000増加
説明:錬金術で作られた指輪。特別な効果は持たないがMPが大幅に上昇する。
【老魔狼の巫女服】
製作者:にゃニャ
防御力:210 耐久力:790
アーマースキル:【耐久力自動回復】【根性】【物理耐性】【魔法耐性】
説明:魔狼の毛皮から作られた巫女服。薄いが防御力は高く動きを阻害しないように作られている。物理攻撃や魔法攻撃にも強い。
追記:可愛い女の子に着させるから絶対に捨てるな
【タレット先輩・改】
製作者:蛇デース☆
攻撃力:390 耐久力:1000
装填弾数:900 射程:30m
説明:困った時に頼れるタレット先輩。改造され装填数と攻撃力が上がりサプレッサーを取り付けた。
MK37はアサルトライフルの形だけど…
「最後の二つ絶対に要らない装備じゃないですよね!?」
「…早速レッツゴー♪」
「無視された…」
「ルーンちゃんバイク乗れる?」
「えっ?あ、はい乗れます」
「それはざんn…良かった」
街の外に出て狐呂さんは黒色に塗装されたバイクを五台取りだしヘルメットを被った。世界観が壊れてくー。
「これ乗ったら10程で着くからー」
ボクはバイクに乗って狐呂さん達の後を着いて行った。ちなみにシュネーさんはボクの後ろに乗って抱きついてきてます。勿論魔物も居たけど肩に装備したタレット先輩が全て倒してくれる。操縦はほぼ自動なのでブレーキやアクセルを踏むだけでよかった。たまに崖とか飛び越えるだけで…。色々ありながらボスの所へとたどり着いた。
「私達戦闘力ほとんど無いからルーンちゃん頑張って♪」
「負けたら…お仕置きする」
「頑張ってー」
「楽しみね~」
「ローさんお仕置きって何ですか!?」
「くすぐるから」
「…」
ボスはキングスライムだ。負けたらボクが苦手なくすぐり…。キングスライムには恨みはないけど消えてもらおう。
「ーー!」
キングスライムが此方を向き触手を伸ばしてきた。ボクは銃を構え触手を撃った。タタタタタッと音がし触手は全て消えた。キングスライムは半透明だから中身がよく見える。弱点らしき核を狙い撃とうとしたけど触手に邪魔される。
触手を避けつつ照準を合わせて核を撃った。多分五発くらい撃ったけど…三発当たった。スライムキングのHPバーがガクンと減り怯んだ。というか弾って40発だけしか貰ってないんだよね。残り25発なので多分倒しきれる。
怯んだ隙に連射してHPバーを削り切りキングスライムを倒すことが出来た。
「お疲れ様ー」
「…くすぐって良い…?」
「駄目です」
後から知ったけどローさん可愛い女の子をくすぐるのが趣味らしい。ギルメンが何人か餌食になってるとか…。ボクはステータスを確認した。そう言えばシュネーさんは何でそっち側に立ってるの…?
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