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シュネーさん

お待たせしました

「ふぁあああ…」


ボクはシュネーさんに耳掻きされていた。蕩けそうになりながらボクは何故こうなったのか思い出した…。


30分前。


名前:シュネー 種族:雪女

職業:氷拳士

HP:160 MP:240

筋力:20 防御:13 敏捷:15

器用:10 知力:10 精神:10

スキル:【氷拳lv1】【冷気lv1】【体術lv1】【氷属性耐性lv1】【雷属性耐性lv1】【水属性無効】【火属性脆弱lv10】

SP:0

装備:【雪女の髪飾り】【雪女の浴衣】【フロストナックル】


シュネーさんは前衛のステータスだ。水属性無効と冷気って何だろ。


【冷気lv1】

説明:MPを消費し極寒の冷気の放ち敵に状態異常の【氷結】【凍傷】【凍死】を与えるスキル。効果はスキルレベルに依存する。レベルに差があったり耐性があると効きづらい。


【水属性無効】

説明:水属性の攻撃を完全に無効果するスキル。ただし特別な魔法には意味を成さない。


スキルとステータスの確認が終わり、ボク達はボスを探しに向かった。シュネーさんと手を繋いだら凄く冷たくてビックリした。でも手を繋いだ瞬間嬉しそうだったけど手を離すと直ぐに無表情になった。シュネーさんってよく見ると美人…ってもう直ぐ街の外だ。


「シュネーさん、ボクあまり動けないからお願いね」


シュネーさんは頷くとボクをお姫様抱っこして全速力で走った。街は遠くなり森に入った瞬間シュネーさんが足を止めて倒れた。何で…ってシュネーさんは雪女だ。恐らく日光も苦手なのだろう。ボクはシュネーさんを日陰に移動させ、周りを警戒する。すると獣の鳴き声が聞こえてくる。


「ガウ…!」


「うわっ!?が、《ガンモード》!」


周りには三体の狼がボクを囲んでいる。ボクは迷わず正面の狼を殴り怯ませて撃った。狼はHPを数割減らし反撃とばかりに噛みついてきた。腕がミシッとなり、十数ダメージを喰らってしまう。周りの狼は不幸中の幸い何故か此方をじっと見ている。


ボクは全力で蹴って距離を離して焦る。ボクのMPは半分を切り、後一発しか撃てないからだ。狼は再びボクに接近して襲いかかった。ボクは一か八かで狼の顔を殴る。すると狼は油断していたのか「キャウン!?」と悲鳴をあげながら吹っ飛ばされた。


その隙に止めを刺し何とか一匹目を倒したと思った瞬間後ろから怒り狂ったような鳴き声と共にとてつもない衝撃を受けながら吹き飛ばされる。しかも気絶という状態異常もセットで。もうダメだ思った瞬間前から冷たい空気を感じた。狼達もそれに気付き後ろを向いた。そこには…


「シュネーさん?」


シュネーさんが眉間に皺を寄せながら仁王立ちしていた。シュネーさんは狼達に接近し、次の瞬間には粉々になった狼達の死体があった。そしてボクはMPを確認し、0になったことが分かった瞬間視界が真っ黒になり意識を失った。


10分後…。


気がつくとボクは休憩室のベットの上でシュネーさんの膝の上で寝ていた。シュネーさんを見ると氷の綿棒らしきモノを持っていたのでそのまま大人しくすることにした。そして最初に戻ると…。一応このゲーム18禁なのでこういうのはオッケーなのだ。


そして耳掻きが終わる頃にはボクの顔は蕩け、シュネーさんはにっこりとしていた。

美女に耳掻きされる僕っ娘カワイイヤッター

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