ギルド【炎の証】
「ふぁぁ…もう朝だよ…」
「カヤ姉…二度寝させて…」
「…」
「ごめんなさい起きます!」
「よろしい」
手を動かすと妹はすぐに起きた。朝ご飯はジャムパンを食べ少し掃除をしてからログインした。妹は宿題を終わらすらしい。とりあえずリザードマンを狩らないと…。
一時間後…。
無事リザードマンを狩り後は冒険者ギルドに報告するだけになった。ステータス確認っと。
名前:ルーン 種族:魔導戦機 lv3
HP:360/360 MP:420/420
筋力:13 防御:20 敏捷:22
器用:12 知力:18 精神:50
スキル:【魔戦武装lv1】【魔石貯蔵lv1】【古代魔法耐性lv1】【雷属性脆弱lv10】【無属性脆弱lv10】【回復薬使用不可】【飲食可能】
SP:0
装備:【fox100】【snake327】【戦闘衣/老魔狼の巫女服】【タロット先輩・改】
所持金:1000000G
しっかり見ると精神が群を抜いている。でもおかしい所があった。SPは0のままだしステータスとスキルが一切上がってないのだ。妹に聞くために急いで居る場所に行った。
「ルーン姉そんなに急いでどうしたの?」
「助けて!」
「え?」
事情を話すと妹は少し悩んでから誰かを呼んだ。
「誰呼んだの?」
「あの変態集団…」
「もしかして狐呂さん達のこと?」
「うん…」
そしてしばらくすると空から狐呂さんが来た。
「いつあんな物を…後三人は?」
「昨日造ったのよ、まだインしてないわ」
「狐呂さんおはようございます」
「おはようルーンチャンピオン♪特殊種族への転生おめでとう♪」
「ありがとうございます!」
「SPが増えない、スキルのレベルが上がらない理由は種族特性のせいよ」
「種族特性…?」
「簡単に言うとマスクデータ。他にもあると思うけど一つはそれね」
「なるほど…」
「ステータスを上げる方法は私の職業、機械技神かにゃニャの技巧神でルーンちゃんを改造することよ」
「え…変態集団にルーン姉預けなきゃいけないの…?」
「そうなるわね」
「うーん…でも…やっぱり…仕方ない…ルーン姉、変態集団と一緒にやっていける?」
「う、うん!」
「何か変なことされたら直ぐに行くね、それとこれ」
妹は何かが書かれた紙を取り出し、ボクに渡した。するとギルド【炎の証】に入りますか、という文字が浮かんだ。
「掲示板はもうルーン姉のことを探し回ってるから私のギルドに入った方が安全だと思うけど…入る?」
少し悩んで入ることにした。
「うん!だけどボクみたいな初心者が入って大丈夫?」
「ころころ相手にあそこまで持ったし大丈夫!ルーン姉の職業だけ変えたらホームに行くね」
そうしてボクはギルドに入った。
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