◆タイム音波マシンと偽りの神託
お久しぶりです。元の案をもとにchatgptでかいています、
よろしくお願い申し上げます。
ロシア北端、永久凍土の下に造られた極秘地下施設――。
その最奥に、世界の時間を揺るがす装置が沈黙していた。
〈タイム音波マシン〉。
完成すれば、過去の空間に“声だけ”を届ける禁断のテクノロジーだ。
鋼鉄の扉が開き、ロシア大統領・レオニード・クラスノフが姿を現した。
年齢不詳の白い髭、深いシワは氷河のように無表情。だが、その瞳の奥には狂気の炎がゆらめいている。
「――稼働準備は?」
緊張で喉を鳴らす部下たちが、一斉に直立する。
「は、はい!タイム音波マシン、出力最大。
紀元前の空間に音声転移が可能です!」
「ふむ……では、試してみよう。」
大統領はゆっくりと一人の技術官に視線を向けた。
「ヘブライ語で“唯一神”はなんと言う?」
「……『エロヒーム』です、閣下。」
「なるほど。では――あの“神のセリフ”を言うとしよう。」
スイッチが押され、空間に青白い波紋が走った。
巨大スクリーンには、二千年前の砂漠の民が生活する光景が映し出される。
火を囲み、祈り、語り合う男たち。
その時間に、未来からの声が降り注ぐ。
「……聞こえるか?」
突然の声に、映像の中の人々は弾かれたように立ち上がった。
空を、地を、周囲を、怯えたように見回す。
「私は“ある者”である。」
「我はエロヒーム。すべてを創りし者だ――」
スクリーンの中で、人々は地に膝をつき、叫び、祈り始める。
神が降臨したと信じたのだ。
クラスノフ大統領はゆっくりと背を向け、冷たい笑みを浮かべる。
「……これで、十分だろう?」
部下は震えながらうなずいた。
「は、はい……未来の世界線までも……すべてロシアの掌中に。」
「そうだ。過去も、未来も、文明の始まりすらも……」
大統領は電源レバーを下ろし、闇が装置を包む。
「――すべてはロシアのものだ。」
その笑みは、神をも欺く者の笑みだった。




