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未玖の呼び出し

しばらく経ってまた未玖に話しかけられた。

「ねぇ、ちょっと来てくれない?」

不気味な誘いな気がしたが、断る理由もないのでついていくことにした。人気がない場所で止まったと思ったら、5人くらいの女子がいた。

「どうしたの?人気のないところまで来て。」

「ねぇ、私言ったよね?拓真くんと距離近くない?って。」

「言われたね。それがどうしたの?」

「なんで距離近いままなの?友だちとか言ってたけど、付き合ってんの?」

思春期特有の女子の偏った思考回路が働いたんだろう。私は落ち着いた声で煽らないように言った。

「拓真とは友だちだよ。吹奏楽部の仲間。私の距離感はあれが普通だし、誰に対してもあの距離感だから治しようがないんだよね。」

「でも、あんなに距離が近くてなにもおもってないなんてこと…」

「私は友だちとしか思ってないの。同じ吹奏楽部の仲間の大雅にも同じ距離感だし、クラスの男子にも同じように接してる。」

「でも、私は!」

ずっと「でも…でも…」と返してくる。なにを私に伝えたいのだろうか。わからない。

「私になにを伝えたいのかわからないけど、拓真が好きなら拓真に話しかけたらいいんじゃない?拓真、別に嫌がらないよ?」

「!…そうじゃないんだよ!」

なんか急にキレられた。なにを伝えたいのかよくわからない。

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