異国の王弟閣下に妹分だと可愛がられていた筈ですが、視線の意味が変わったことには気づきませんでした
使徒という存在が秘術という不思議な力を使う世界で、二人の男女が異文化交流をしながら愛を育んでいく話です。
フェレス伯爵家の長子として生まれたナディアには、腹違いの可愛い妹がいる。ナディアが生まれてすぐに実母が亡くなり、伯爵家にはすぐに後妻がやってきたのだ。しかし後妻は妹ばかりを可愛がり、事あるごとにナディアを詰った。けれど教育や食事に手は抜かれなかったし暴力を振るわれている訳でもないので、扱いの差くらいは仕方のないことだとずっと我慢をし続けていた。妹はナディアを慕っているものの、大きくなっても姉の真似をしたがり姉の物を欲しがったがそれでも可愛らしいものだった。姉である自分が我慢をすれば、存在感の薄い気弱な父も義母に叱られることもないのだ。そう思っていたけれど義母はついに本性を現し、ナディアの婚約者と伯爵家の相続権を奪おうとした。もうどうすることもできなかったナディアは実母の実家に駆け込み、助けを求める。そして、気づいた時には隣国である異国の地に旅行に来ていた――!
隣国では文化や風習が違い戸惑うことも多かったけれど、何故か王弟閣下が自ら案内をしてくれることになり、いつしか二人は兄弟のように仲良くなって――?
フェレス伯爵家の長子として生まれたナディアには、腹違いの可愛い妹がいる。ナディアが生まれてすぐに実母が亡くなり、伯爵家にはすぐに後妻がやってきたのだ。しかし後妻は妹ばかりを可愛がり、事あるごとにナディアを詰った。けれど教育や食事に手は抜かれなかったし暴力を振るわれている訳でもないので、扱いの差くらいは仕方のないことだとずっと我慢をし続けていた。妹はナディアを慕っているものの、大きくなっても姉の真似をしたがり姉の物を欲しがったがそれでも可愛らしいものだった。姉である自分が我慢をすれば、存在感の薄い気弱な父も義母に叱られることもないのだ。そう思っていたけれど義母はついに本性を現し、ナディアの婚約者と伯爵家の相続権を奪おうとした。もうどうすることもできなかったナディアは実母の実家に駆け込み、助けを求める。そして、気づいた時には隣国である異国の地に旅行に来ていた――!
隣国では文化や風習が違い戸惑うことも多かったけれど、何故か王弟閣下が自ら案内をしてくれることになり、いつしか二人は兄弟のように仲良くなって――?
1,我慢の終わりと実母からの手紙
2024/05/01 22:28
(改)
2,久しぶりの休息と祖父母の決定
2024/05/01 22:33
(改)
3,初めての隣国と久しぶりの使徒、そして真面目そうな王弟閣下
2024/05/01 22:36
(改)
4,緊張と歩み寄り、異文化交流の難しさ
2024/05/01 22:44
(改)
5,二人きりの昼食
2024/05/01 22:47
(改)
6,観光の最終日とハプニング
2024/05/01 22:49
(改)
7,大量の贈り物と夜遊びへの誘い
2024/05/01 22:53
(改)
8,夜市のゲームとこの国と王弟の過去
2024/05/01 22:55
(改)
9,少しの酔いと期限と決意
2024/05/01 22:57
(改)
10,昨夜の返事の撤回と変わっていくこと
2024/05/01 23:01
(改)
11,過去との決別と未来
2024/05/03 00:29
(改)