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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ジェームズ皇帝の要請

フェリアシティ王国の亡命政府の設立とフェリアシティ王国と日本との軍事同盟締結が無事に終わったテイルはジェームズ皇帝に、


「今回の会談はこれで終わりですか?それとも他に何か話し合う事があるのですか?」


と、問い掛けたのである。

この問い掛けにジェームズ皇帝は、


「私から日本政府の方々に一つだけあります。よろしいですか?」


と、義仁天皇、松本総理、十倉寺司令に尋ねたのであった。

これに三人は、


「我々は構いませんが…テイル女王達に同席してもらっている状況で話せる内容の話題なのですか?」


と、三人を代表して松本総理がジェームズ皇帝に言って聞き返したのである。

この返答にジェームズ皇帝は、


「問題ありません。テイル女王、というよりフェリアシティ王国ですね、それに関係する話題ですから」


と、言ってテイルを見てきたのである。

これにテイルは、


「え?私達に関係があって日本政府にする話題?……なんですかそれ?」


と、言ってジェームズ皇帝に尋ねたのである。

この質問にジェームズ皇帝は、


「なに、簡単な事ですよ。日本政府にはフェリアシティ王国の新生NATOへの加入交渉の時に賛成票を投じてほしい、というちょっとしたお願いですから」


と、言って義仁天皇と松本総理、そして十倉寺司令の三人にお願いをしたのであった。

これに日本政府の三人ではなくテイルが、


「…え?私達のNATO加入?確かにお願いしましたけどそんなに簡単に出来るんですか?…少なくとも数ヶ月ぐらい時間がかかると思っていたんですが…」


と、反応したのだが、これにトーマス博士が、


「まあ、普段なら確かにそうですが今を無理矢理に戦時中だと言って戦時特例を適用させます。こうすればなんとかねじ込めます」


と、言ってテイルに説明したのである。

この説明にテイルは、


「…そんな無茶が通る…ああ、それでさっきの賛成票の話になるわけですか…」


と、言ってジェームズ皇帝の日本政府への要請の意味に気付いて呟いたのであった。

これにジェームズ皇帝は、


「そのとおり。無茶を通す為の根回しの一つだよ」


と、言ってテイルに少々腹黒い笑顔を見せた後、日本政府の三人に、


「と、いうわけで賛成票を投じてほしいのですが、ご協力いただけますかね?」


と、言って尋ねたのであった。

これに日本政府の三人は、


「…わかりました。他国がどういう反応をするかはわかりませんが日本としては賛成票を投じさせてもらいます」


と、松本総理が代表して話してジェームズ皇帝の要請を受け入れたのである。

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