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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ロッキー山脈上空での戦闘 その十一

トーリア機が発射したレーザーキャノンをテイルは、


「そうだよね、援護の為に撃ってくるよね」


と、言ってワイバーンを急速上昇させたのである。

この行動にトーリアとキャンベルはそれぞれに、


「何!?あいつ!?」


「…え?隊長!?」


と、叫ぶとトーリアはワイバーンへの接近を継続し、キャンベルの方は吹き飛ばされた状態のままでトーリア機がワイバーンに向けて発射したレーザーキャノンの誤射の直撃を受けてしばらく行動出来なくなってしまったのである。

これにテイルは、


「これで少しの間はトーリアの相手をするだけで良さそうだね。それじゃどこまでやれるかはわからないけど本当に開戦といきますか」


と、言ってトーリア機にレーザーライフルの二挺撃ちを始めたのであった。

これにトーリアは、


「だからこれは効かねえんだよ!まだわかんねえのか!?」


と、叫びながら魔導シールドでレーザーライフルを弾いていたのだがテイルは途中で、


「光属性最下級魔法、シャインバレット」


と、言ってレーザーライフルの中にレーザーライフルと見分けるのが難しい光属性の最下級攻撃魔法を混ぜて攻撃していたのである。

そうしてその事実に気付けなかったトーリアは自機にテイルのシャインバレットの直撃を受けたのであった。

これにトーリアは、


「…くぅっ!?ライフルは見せるだけで本命はシャインバレットかよ!さっきから小細工ばっかり…!」


と、言ってテイルの戦い方に苛立ちを見せたのだが、テイルは、


「機体のスペックに結構な差があるからね。やれる事は何でもやって機体のスペック差を埋めないと」


と、話したのである。

これにトーリアは、


「それで小細工かよ!…だがもう終わりだ!ここまで近付いたら下手な小細工は出来んだろう!?」


と、叫ぶとワイバーンに接近戦を仕掛けてきたのである。

この行動にテイルは、


「…あー…やっぱり接近戦してくるよねぇ…。パワーもスピードも負けてるから嫌なんだけどなぁ…」


と、ぼやくとトーリア機との接近戦闘を開始したのである。

これにトーリアは、


「三年前の旧型機なんかで戦ってるからだよ!!」


と、叫んでワイバーンが使っている物より一回り大きく高出力のレーザーソードでワイバーンに斬り掛かっていったのである。

これにテイルはワイバーンのレーザーソード二刀流で対抗したのだが、


「…うー…やっぱり直接接触する戦いは露骨に不利になるな…。仕方ない、能力発動」


と、言うとテイルはネオヒューマン能力を使いワイバーンの基本能力を上昇させてトーリア機との戦闘を続けるのであった。

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