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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第二章 冒険と新たな仲間達

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《モンゴル軍と戦った感想は》

テイルの到着を待つジェーン達は、暇潰しにモンゴル軍の戦い方を思い出しながら意見交換をして、テイルが到着した時にすぐ作戦会議を開始できるように準備することにしていった。


「……それにしても」


「む? どうした、リューネルン?」


「テイルが到着するまで暇になってしもうたのうと、ふと思ってしまったものでな……」


「ああ、そういうことか」


「確かにリューネルンの言う通り、暇になるなぁ……」


「……それならテイルが来るまでの間、モンゴル軍がどういう戦い方をしていたかを話し合って情報の共有をしておかないか? そうすればテイルが到着した時にすぐ作戦会議を始めることができるからな」


「……ふむ、それは確かに良い考えであるな。褒めて使わすぞ、ジェーンや」


「……それはどうも。皆はどうだ?」


「俺もその方針で良いと思う」


「私も!」


「私もです」


「ふむ、それでは賛成多数ということで……」


「……あの、ジェーン、様……?」


「……うん? どうした、リノ?」


主要メンバーのほぼすべてが話し合いの方針に賛成してきたためにジェーンが話し合いを始めようとしていく。

これにリノが突然割り込んで発言してきたため、ジェーンがリノになにか発言したいことがあったのか? と問い掛けていった。

これにリノは、自分達はモンゴル軍とほとんど戦っていないから話し合いに参加できないかもしれない、と答えてくる。


「……あたし達はフェイトさんの手伝いをしていたから、モンゴル軍とほとんど戦ってないんですけど、それでも話し合いに参加しないといけないんですか……?」


「……まあ、話し合いを聞いているだけで良いから、とりあえず参加してくれるだけでどうにか……」


「……わかりました」


「……こほん、それでは始めていくことにする。誰からでも良い、話していってくれ」


リノに言葉を返したジェーンが、軽い咳払いをしたあとでそのように一同に声を掛けていく。

これに応じて最初に発言していったのはリューネルンであった。


「ふむぅ、ではわらわから始めるとするかの」


「リューネルンか、わかった」


「うむ。それでモンゴル軍と戦った感想なのじゃが、一機ずつと戦うのならなんの問題もないの。問題は複数機と同時に戦うことになった時じゃの」


「俺も同じ感想だな。モンゴル空軍はそれぞれの連携が良くできている、そんな感想になるな」


「……ふむ、そうか……他に感想はあるか?」


「……多分モンゴル空軍に関してはそんなところじゃないか?」


「……ふむ。それなら次はモンゴル陸軍の感想になるか……」


ジェーンの言葉に一同は頷いていく。

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