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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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アーシアとジェームズ、そして

遅くなりました…。

ごめんなさい…。(土下座)

アーシアとファルンの手伝いもあって準備を終わらせたテイルはすぐにジェームズの執務室に向かっていった。

隊列は何度か来てホワイトパレス内部の構造がある程度わかっているアーシアが先頭で次にテイル、最後にファルンがついて歩く、という物で進んでいったのである。

そうしてアーシアが、


「着いたよ。ここがアメリカ皇帝の執務室」


と、言って足を止めてテイル、ファルンの二人に説明したのであった。

すると時間を確認したテイルは、


「五分遅れですが…まあどうにでもなるでしょう」


と、言ってアーシアに頷いてみせたのである。

そうしてアーシアは部屋の扉をノックして、


「ジェームズ陛下、アーシア・ウインブライトです。ただいまテイル・フェリアシティ女王陛下をお連れ致しました」


と、言って執務室の中にいるはずのジェームズに声を掛けたのである。

すると執務室の中から、


「ご無沙汰しています、アーシア王女殿下。お待ちしていましたよ」


と、ジェームズから声が返ってきたのでアーシアは、


「すいません、お待たせしてしまいました。もう入っても大丈夫でしょうか?」


と、ジェームズに尋ねたのである。

これにジェームズが、


「ええ、大丈夫です。どうぞ、アーシア殿下」


と、言って執務室への入室を促したのでアーシアは、


「わかりました。それでは失礼致します」


と、言って執務室に入っていったのである。

そうしてアーシアはジェームズに、


「改めましてご無沙汰しています、ジェームズ陛下。アーシアです。陛下におかれましては壮健そうで安心致しました」


と、挨拶したのであった。

そしてジェームズも、


「ご無沙汰しています、アーシア殿下。相変わらず、いえ、また一段と美しくなられましたな」


と、挨拶をし返したのであった。

だがアーシアはその挨拶に、


「いえいえ、私などまだまだです」


と、返答したのである。

その言葉にジェームズは、


「はははっ、またまたご謙遜を。あなたがまだまだなら全世界の女性の半分が美しくないと言われてしまいますよ?」


と、言ってアーシアの言葉に返したのであるがアーシアは、


「謙遜ではありませんよ。現に私は自分より美しい人を知っていますから」


と、ジェームズに言い返したのであった。

するとジェームズはその言葉に、


「ほう?それなら是非一度会ってみたいものですな」


と、答えたのである。

するとその言葉にアーシアは、


「それでは会っていただきましょう。テイル、入ってきて」


と、言ってテイルを執務室に呼び寄せたのである。

その瞬間、執務室の外から大きなどよめきが上がったのであった。

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