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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第二章 冒険と新たな仲間達

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《アーシア達への自己紹介》

予想していたよりも大人数でテイル達が降りてきたことで、アーシア達は少し警戒しながらテイル達にお帰りの挨拶をしていく。

テイル達はこの挨拶に答えながら、リノ達にアーシア達へ挨拶と自己紹介をするように促していった。


「……やあ、テイルにジェーンさん、お帰りなさい……」


「ええ、ただいま」


「ただいま。良く見張ってくれていたな」


「……それはどうも」


「うん。ところでさぁテイル、一つ気になっていることがあるんだけど、そのことについて質問していっても良いかな?」


「うんうん、わかるよ? 私とジェーン姉の背後にいるメンバーのことだよね?」


「……うん、そうだよ」


「……ええ。ちゃんと説明はしてくれるのよね?」


「それはもちろんだよ、皆。それじゃあリノ、それにメンバー一同、アーシア達に挨拶と自己紹介をしていってもらおうかな?」


「わかりました!」


「ういっす!」


「……なんか、やたら元気な返事をしていく集団だな……」


「あ、ああ……」


テイルとジェーンの言葉に力強い返答をしていくリノ達元怪盗団メンバーにアーシア達が若干引いていく。

そんなアーシア達にテイルがリノ達は新しい仲間だと説明していき、続けてリノが一番最初に自己紹介をしていった。

そうしてそのあとに続いて怪盗団のメンバーが順番に自己紹介をしていく。


「ねえ皆、ちょっと良いかな?」


「え? うん、まあ、別に良いけど……」


「ありがとう。それじゃあ説明するけど、彼女達は私達の新しい仲間だよ」


「……ほう? そうなんだ?」


「ええ。それで今から彼女達に自己紹介をしてもらおうと思ってる。皆にはそれを聞いてもらいたい。お願いしても大丈夫かな?」


「なるほどね、そういうことだったのか」


「ああ、いいぜ。それですぐに始めるのか?」


これからの展開を理解したアーシア達が、すぐに自己紹介を始められるのかと尋ねてくる。

これを受けたテイルはリノ達に、それでは自己紹介を始めていってください、と言って自己紹介をしていくように促していった。


「そう、だね。それじゃあ皆、自己紹介を始めていってくれるかな?」


「わかりました!」


「それじゃあたしから始めさせてもらうよ。あたしはリノ・ブリッジズ。元怪盗団の団長でした。よろしくお願いします」


「……うん? 怪盗団の……団長でした……?」


「ええ。そういえば説明していなかったけど、彼女達は全員が元怪盗団のメンバーだよ」


「……ええ……」


「……なんでそんな重要な情報を一番最初に話さないんだ……?」


テイルの発言を聞いたアーシア達は、呆れながらそのように尋ねてくる。

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