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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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テイルとアルシアの会談 その四

握手の後でアルシアは、


「そうそう、時間と言えばケネディ陛下との会談はいつにされますか?希望する日時を言っていただければアメリカ側に伝えておきますが?」


と、テイルに尋ねてきたのである。

これにテイルは、


「…そうですねぇ…出来れば明日か明後日だと色々助かるような気がします」


と、答えたのであった。

するとこの答えにアルシアは、


「明日か明後日ですか。わかりました、そのようにアメリカ側に伝えておきますね」


と、テイルに伝えたのである。

その言葉にテイルは、


「ありがとうございます。それではアメリカとの日時の交渉はアルシア様達にお任せします。…それではこれで本当に終わりですかね?」


と、答えて、アルシアに尋ねたのであった。

それにアルシアも、


「…そうですね。それではテイル女王、女王はこれからどのようにされますか?」


と、答えて、テイルのこれからの予定について尋ねたのである。

これにテイルは、


「アメリカとの日時の交渉をアルシア様達が行ってくれるのであれば…私は皆のところに戻って色々としますかね?」


と、答えたのである。

これにアルシアは、


「色々、ですか?」


と、聞き返したのである。

これにテイルは、


「ええ、色々です。具体的には私がエルヴァンディアにいる間にやっておくように頼んでいた兵士募集の結果がどうなったか、とかパーチェにフェリアシティ王国跡地を隅々まで護衛付きで散歩してほしいと伝えるとか、色々です」


と、答えたのであった。

その返答にアルシアは、


「そうでしたか…。いえ、パーチェ殿下へのお願いもそうでしたね。わかりました、それではお忙しいでしょうから本当にこの辺りで終わりに致しましょう。…テイル女王、この度は誠にありがとうございました。最後になりますがアーシアをテイル女王にお預けします。将来のエルヴァンディアの為にも好きなように使って鍛え上げていただきたい。よろしくお願いいたします」


と、話して会談の終わりとアーシアのフェリアシティ王国への一時加入をテイルに伝えたのであった。

これにテイルも、


「わかりました。私達としても本当に実りの多い会談になった事を嬉しく思います。それからアーシアの事はばっちりお任せください。しっかりと鍛え上げてみせますから」


と、答えて会談の終わりを受け入れ、同時にアーシアのフェリアシティ王国への加入を喜んで受け入れる事をアルシアに伝えたのである。

こうしてテイルとアルシアの、フェリアシティ王国とエルヴァンディア王国の首脳会談は本当に終わりを向かえたのであった。

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