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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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朝食後のブリッジ

朝食を食べ終えたテイルがブリッジでアメリカ軍の到着を待っていると、アメリカ軍の到着よりも先に朝食を食べ終えたメンバーが次々と集まってきたのでテイルはメンバーに、


「あれ?リューは?まだ食べ終わらないの?」


そう言ってリューネルンの現状を尋ねていった。

これにエストが、


「ああ、まだもう少し時間が掛かるだろうな。もしかしたらテイルが言ったように食べ終わるのが最後になって、ここに来るのも最後になるかもな」


そのように食堂の方角を見ながらテイルに話してきた。

このエストの発言にテイルは、


「やっぱりフラグになりそうね、リューのあの発言は……」


そう答えてエストと同じように食堂の方角に目を向ける。

そうしてテイル達がアメリカ軍の到着とメンバー全員が朝食を食べ終えてブリッジに集まるのを待っていると、リューネルン以外のメンバーがどんどんやってきて、結局最後にテオと一緒にブリッジにやってきたリューネルンにテイルが、


「フラグ回収お疲れ様。っていうかやっぱりリューが最後になったじゃない」


このように声を掛けたのである。

これにリューネルンは、


「むぅ、思わぬところで生来の育ちの良さと朝の食の細さが出てしもうたわ。というわけでこれはわらわが遅いのではなく、お主らが早いだけでわらわは悪くない。良いな、テイル、それにお主ら?」


そのようにテイル達に話してきた。

このリューネルンの発言にテイルが、


「……色々と言いたい事はあるけど、それをやるとめんどくさそうだから止めておくわ」


こう言って反応すると続けてレガシアが、


「それに今からはアメリカ軍が新型機を持ってくる予定だものねぇ。ここで騒動を起こすわけにはいかないものねぇ。偉いわよぉ、テイル」


そのように言ってテイルを抱き締めると続けてテイルの頭を撫でていった。

これにテイルは、


「レガシア姉様、今の状態でアメリカ軍が到着してこの状況を見たら非常に困惑するでしょうから、できれば早いうちに離していただきたいのですが?」


そう言ってレガシアに早く解放してほしいと伝える。

このテイルのお願いにレガシアは、


「……うーん。久しぶりにテイルのお姉さんができてるからもう少しこうしていたいのだけどぉ、テイルにそう言われてしまっては離すしかないわねぇ」


そう言ってテイルを解放していくとテイルが、


「ありがとうございます、レガシア姉様」


こう一言でレガシアに感謝の言葉を伝えると続けて、


「これであとはアメリカ軍がコルセアを持ってくるのを待つだけだね」


そう言って時計に目を向けていった。

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