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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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コルセア受領前の腹ごしらえ

シャドウが姿を消したところでテイルが、


「さぁてそれじゃあコルセアが届く前に朝食食べちゃおっか?」


そのように一同に尋ねていく。

この問い掛けに一同は、


「……そうだな。というか俺は早いところさっきの話が終わってくれと願う気持ちの方が強いかな……」


「私もそろそろ食べたいかな」


「私ももう食べたい。お腹減った」


「……そうだな、早く食べてコルセアの到着を待たないとな」


このように答えて全員がテイルの言葉に賛成してきたのでテイルは、


「みんなも賛成してくれたみたいだからパパッと食べてコルセアの到着、ではなくてアメリカ軍の到着を待ちましょうか」


そう言って一度全員に話し掛けたすぐあとに改めて、


「じゃあ食堂に行きましょう。今朝は何を食べるかなあ」


このように話して食堂に向かっていった。

このテイルに続いて食堂に移動していった一同はそれぞれが思い思いに食べたい朝食を食べていき、食べている途中でテイルが、


「みんなが食べ終わるまで食堂で待ってから移動するのも急かしているみたいで悪いから、食べ終わったらすぐに、そうだな……ブリッジに移動してアメリカ軍の到着を待ちましょう。良いわね、みんな?」


そう言って朝食を食べ終わったあとの行動について一同に話していく。

これに一同が、


「わかった、ブリッジだな?」


「了解、邪魔にならないように食べ終わったらすぐに移動するよ」


「勿論食器は片付けてから行くんだよね?」


このように口にしてテイルの言葉に了承していくなか、リューネルンが悪戯っぽい笑顔で、


「逆に最後になるのは誰かのぅ?」


こう言ってニヤニヤしながら一同を眺める。

これにテイルが、


「そう言ってリューが最後に食べ終わるとかになったら笑うわよ?」


このように言ってリューネルンを見返していく。

このテイルの言動にリューネルンは、


「甘く見るでないわ。わらわの朝食はトーストに目玉焼きにコーヒーの三品だけじゃ。どう間違っても最後に食べ終わるなどあり得んわ」


そう言ってトーストにかじりついていった。

そんなリューネルンにテイルは、


「そう?それじゃその発言がフラグにならない事を祈りながらブリッジに向かわせてもらうわね?」


そう言って立ち上がると食器を持つとその食器を返却しにいったのである。

その様子を見たリューネルンは、


「……え?いやいやテイルや、それは少しばかり早すぎやせんかの?」


そのようにテイルに声を掛けたのだがテイルは、


「この後に時間指定されてない予定があるんだから急いで食べるに決まってるでしょ。それじゃまたあとでね」


そう言って食器を返すとブリッジに向かっていった。

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