表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

263/512

飲み会の終わり

エストからフェリアシティ王国の滅亡時の話を聞いたジャンは、


「なるほどなぁ……。つまり三年前にテイルを止められる者がいればフェリアシティ王国は滅亡しなかった可能性があったという事か」


そう言って感想を述べていった。

これにエストが、


「ああ。だからテイルを止められるような者を出来る限り早急に味方にする必要がある。三年前の悲劇を繰り返さないようにする為にもな」


こう話してジャンの発言に応じていく。

これにジャンも、


「そうだな。もう一回滅亡とかになったら今度こそフェリアシティ王国は終わるだろうからな……」


そう言って相づちを打つと続けて、


「しかしそれでもそんな人材は滅多に見つからないだろうしな……。普通は気長に探すしかないんだろうが……」


こう話して腕組みをして長考に入った。

そんなジャンにエストは、


「今俺達にできるのはテイルが考える戦略と戦術が当たり続ける事を願うだけだな」


こう言ってエストもジャンと同じように長考に入っていった。

そうして二人とも十分程度長考したところでジャンが、


「……このまま考え続けていても問題が解決するわけでもないし、明日は戦争だし、そろそろ寝るか?」


そのようにエストに尋ねてみる。

このジャンの言葉を聞いたエストも、


「……そうだな、下手に夜更かしして寝不足の結果、撃墜されるとかになったら洒落にならんからな」


こう言ってジャンの言葉に賛同していった。

そこでジャンがエストに、


「それなら今日はこの辺で解散にするか?」


そう問い掛ける。

これにエストも、


「そうだな、解散にしよう」


そう言ってジャンの発言に賛成すると続けて、


「ワインだけは飲み干しておけよ?捨てるのはもったいないからな?」


こう発言してジャンに飲みかけのワインだけは飲み干してから帰るように注意する。

このエストの言動にジャンは、


「ああ、わかってる。だからそんなに気にしなくていいぞ」


このように返答するとすぐにワインを飲み干していった。

そんなジャンの姿を見たエストも、


「良い飲みっぷりだな、ジャン。それじゃ俺も……」


こう言ってジャンの飲み方を誉めたあとでエスト自身も残りのワインを一気飲みしていく。

そうして二人ともがグラスを空にしたところで、


「さてエスト、早速で悪いが次はいつ呑む?ちなみに俺はいつでも良いんだが?」


こう言ってジャンがエストに問い掛ける。

これにエストは、


「俺もいつでもいいんだが……さていつが良いかな……?」


こう言って次の飲み会をいつにするかを考え始めた。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ