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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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昼食後の自由時間

昼食前に一悶着ありながらもその後は仲良く平和に昼食を食べたテイルは、


「そろそろマヤさんからお風呂の準備が出来たって連絡がくるかな……?」


と、言って時計を見ていったのである。

そうしてちょうどその時マヤから、


「お待たせしましたテイル様。只今お風呂の準備が終わりましたからいつでも入浴可能な状態になっております。ですからいつでも好きな時に入浴なさってください」


と、言ってテイルに連絡が入ってきたのであった。

これを受けてテイルは、


「お、噂をすればってやつだね。それじゃ早速入ってこようかな~」


と、言って上機嫌で話すと続けてジャンに、


「そう言えばジャン、今回のロシア軍との戦闘はこっちの勝ちで決まりなのよね?」


と、言って尋ねていったのである。

この質問にジャンは、


「うん?あぁまあ……十中八九こっちの勝ちだろうな。何かよっぽどのヤバい事態でも起きない限りこちらの勝ちだ」


と、言ってテイルに答えたのであった。

するとこの答えを聞いたテイルが、


「そっか、わかった。ありがとう、ジャン。さてそれじゃあ……」


と、言って一呼吸おくとテイルは続けて、


「勝ったな、お風呂入ってくる」


と、言うとお風呂に向かって歩いていったのである。

そんなテイルにメンバー一同が、


「不吉すぎるから止めろー!!」


と、言ってテイルに対して絶叫したのであった。

このメンバー一同の絶叫を完全に無視してお風呂に向かったテイルをなんともいえない表情で見送ったメンバー一同は、


「……行っちまったな」


「……ああ」


「私達はどうする?」


「……自由行動でいいんじゃない?」


「……自由行動かぁ……。……それじゃあ私は部屋に帰らせてもらおうかな?」


「それなら私も部屋でのんびりしようかな」


と、言い合ってこれからの予定を確認しあった後で、


「それでは自由行動に決まったところで、一同解散!散れ散れぇ!」


と、エストが言ってメンバー一同を食堂から離れさせようとしていったのである。

これにメンバー一同も、


「はーい、了解!それじゃまた後でね?」


と、言って食堂から出ていくのであった。

その後はそれぞれが好きなように時間を使っていき、夕食の時間に再度食堂に集まって夕食を食べ終わったところでテイルが、


「それじゃ今日はこれで解散!また明日ね」


と、言ってこの日二度目の解散命令を出して一同を解散させるとテイル自身も明日からの戦いの為に早めに就寝する事にしたのである。

そうしてほとんどのメンバーが就寝する中でエストは一人ワインを呑んでいたのであった。

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