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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ニュースを聞いての方針

とても嬉しそうなテイルの反応を見ていたエストが、


「……いくらなんでも楽過ぎないか?もっと何か見落としている事とかはあったりしないのか?」


と、言ってジャンやマヤに尋ねていったのである。

これにジャンは、


「見落としている事ねぇ……。何かあるかな……」


と、言って考え込み、マヤの方は、


「アメリカ軍の担当者からの話でも見落としは無いとの事でしたから……」


と、言って申し訳なさそうにエストの質問に答えたのであった。

これにエストは、


「……むぅ…………まあ何も問題が無いならそれで良いんだが……」


と、言って渋い表情でジャンとマヤの話を聞いた感想を話していったのである。

そんなエストにテイルは、


「エストは心配性だって!そんなだと将来禿げるよ?」


と、言ってエストをからかうと元気に笑ったのであった。

これにエストは、


「……お前はもう少し緊張感を持て。そんなだと早死にするぞ?」


と、言ってテイルに言い返していったのである。

そんな二人のやり取りを見ながらジャンがマヤに、


「マヤ艦長、フェリアシティ軍はいつ出撃する事になりそうとかはわかりますか?」


と、言ってフェリアシティ王国軍の出撃時期について尋ねたのであった。

このジャンの質問にマヤは、


「ええと確か……コルセアが納入されるのが明日の朝になるとの事でしたからその後になりますね」


と、言ってジャンに返答をしていったのである。

この返答を聞いたジャンは、


「……明日の朝以降か……。それまで何をして時間を潰していくか……」


と、言って考え込んだのであった。

するとこのジャンとマヤのやり取りを聞いていたらしいテイルが、


「それなら自由時間は明日の朝までにして、出撃するのは私にアーシア、リュー、テオ、フェイトにジャンの五人にして、コルセアもアーシア達四人にして他のメンバーはそれぞれの艦で待機。これでいきましょう」


と、言ってこれからの行動方針を指示していったのである。

この方針を聞いた一同は、


「ええ?私達また留守番?」


と、言ってまずは姉妹達がテイルに不満を訴え、続けてエストが、


「おい、勝手に新型機の所有者を決めるなよ」


と、言ってテイルにツッコミ、更にジャンが、


「……まあ俺は半分アメリカ軍人みたいなものだから出撃メンバーに入れてくれてありがたいと思ってるんだが、他の四人は……」


と、言ってアーシア達を見て、そんなアーシア達が、


「私達は有無を言わせずに戦場に強制連行されるわけ?」


と、言ってテイルに文句をぶつけてきたのであった。

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