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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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悪いニュース

テイルのツッコミを聞いたマヤはテイルに、


「まあお約束ですから…」


と、言ってクスクス笑うとすぐに表情を引き締めて、


「…それでどうされますか?良いニュースと悪いニュース、どちらからお聞きになりますか?」


と、言ってテイルに尋ねていったのである。

これにテイルは、


「…悪いニュースから聞こうか」


と、言ってマヤの質問に答えるとマヤは、


「わかりました。それでは悪いニュースからお伝えしますね」


と、言ってテイル達にアメリカからの悪いニュースを話し始めたのであった。

マヤは、


「悪いニュースなのですが、ロシア軍がアラスカに攻め寄せてきたとの事、私達にもアラスカ防衛の為に兵を出してほしいとの事です」


と、言ってテイル達に頭を下げてきたのである。

これを聞いたテイルは、


「…ロシアが…アラスカに?というかアラスカってどこ?」


と、言って周囲の仲間達に尋ねたのであった。

このテイルの質問にジャンが、


「アラスカは北米大陸の最北の土地でアメリカ本土とは飛び地になってる場所の事だ。地続きになってるのはカナダだな」


と、言ってテイルにアラスカについて簡単に説明していったのである。

このジャンの説明を聞いたテイルはジャンに、


「ああ、そうか、ジャンはアメリカの皇子だからここにいる誰よりもアメリカについて詳しいんだったよね」


と、言ってジャンを見るとテイルは続けて、


「それじゃジャンに聞くけど、今の話を聞いた段階での両軍の勝敗予想は?」


と、言って質問をしたのであった。

この質問にジャンは、


「いや、待ってくれ。もう少し情報が欲しい」


と、言ってテイルを制止するとマヤに、


「攻めてきてるのはロシアだけか?それともロシア軍以外の軍も確認されているのか?」


と、言って尋ねていったのである。

このジャンの問い掛けにマヤは、


「今のところロシア軍以外の軍の姿は確認されていない、との事です。これでよろしいでしょうか?」


と、言って返答したのであった。

これを受けてジャンは、


「それなら勝つのはアメリカだな!アラスカが攻められるとなったらカナダは勿論日本も参戦は確実だからな!今の段階的でもアメリカ、カナダ、日本の三ヶ国連合軍だぞ?こっちが負ける理由が無い!」


と、言ってテイルの質問に答えると胸を張ったのである。

これにテイルは、


「…それなら私達に出撃要請出さなくても良くない?」


と、言ってジャンに尋ねたのであった。

このテイルの質問にジャンではなくマヤが、


「それはこれから話す良いニュースに関係してくる話題になると思います」


と、言って話してきたのである。

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