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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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アメリカからのニュース

ワイバーンの慣らし操縦が終わった後のテイルはメンバー達に、


「これでとりあえずアメリカからコルセアが送られてくるまではのんびり過ごす事にしようと思います。なのでいつまでになるかはわかりませんが、だらだらとしていく事にします。以上、解散!」


と、言って自身を含めた全員に解散宣言を出すと自室に戻っていったのであった。

このテイルの言動にメンバー達は、


「…えらい事言って出ていったな…」


「…しばらくは何もしないで休むって事…?」


「それに近い事は言ってたかな?」


「休みかぁ…何するかな…?」


と、言ってそれぞれに感想を話すとメンバー達も、


「…それじゃ俺達も解散していくか…」


「…そうだね、解散しようか…」


「それじゃまた後で」


「おぅ、また後でな」


と、言ってテイル以外のメンバー達も解散していったのである。

こうしてアメリカからコルセアが届くまでの期間を休日にしたテイル達はその後三日間だらだらと過ごしていたのだが、四日目になったその日の朝にマヤからテイルに連絡が入った事でメンバー全員がブリッジに集まっていく途中で、


「艦長からの呼び出しかぁ…」


「なんだろうな…?」


「アメリカからコルセアが届いたかな?」


「…それなら全員が呼ばれる事はなくない?」


「…やっぱりそう思うかぁ…」


等と言いながら全員がブリッジに集合していったのである。

そして呼び出した全員がブリッジに集まったところでマヤがテイルに、


「お待ちしておりました、テイル様、皆様。今日お呼び立てしたのはアメリカ政府から良いニュースと悪いニュースが届いたのでその報告の為になります」


と、言ってテイル達に頭を下げたのであった。

これにテイルが、


「良いニュースと悪いニュースねぇ…。マヤさん楽しんでない?」


と、言ってマヤに尋ねていったのである。

このテイルの言葉にマヤは、


「いえ、本当にそうなのでそのまま話しただけなのですが…」


と、言って申し訳なさそうに謝ってきたのであった。

これにテイルは、


「うーん、まあそれならしょうがないか…」


と、言ってマヤの言葉を受け入れたすぐ後に、


「…で、良いニュースと悪いニュースってそれぞれ何なの?」


と、言ってマヤにアメリカ政府からの良いニュースと悪いニュースについて尋ねていったのである。

これにマヤは、


「…良いニュースと悪いニュースとどちらのニュースからお伝えしましょうか?」


と、言ってテイルに尋ねてきたのでテイルは、


「やっぱり楽しんでるでしょ、マヤさん…」


と、言ってマヤにツッコミを入れたのであった。

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