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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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この後の動き方

テイルの言葉とテイルを始めとした姉妹達からの刺すような視線を受けたライトは小さく、


「…ごめんなさい…」


と、言ってテイルや姉妹達に謝っていったのである。

このライトの謝罪を受けたテイルは、


「…多分どれだけ注意してもライトのその癖はどうにもならないだろうから、その謝罪はいつも通りに軽く流すとして…話を戻しましょう」


と、言って謝っているライトを含めた全員にそう話すとテイルは続けて、


「ワイバーンだけじゃなくてみんなの機体もほぼ同じ強化パーツが作られてるか、これから作られる事になると思う。それに近いうちにアメリカからコルセアも送られてくる予定だし、これで戦力の大幅アップは間違いないね。後は機体の数と兵の数を増やしていかないといけないんだけど…これは本格的に根拠地を獲得しないと解決しない問題だろうから今は考えないようにしましょう」


と、言って全員に話したのであった。

このテイルの話を聞いたエストが、


「…そうなると俺達はコルセアが届いた後は新生NATOと足並みを揃えて根拠地の獲得と国家の拡大を行っていくのが基本方針になってくるか?」


と、言ってテイルにこれからの自分達がどう行動していくかの方針の確認作業を行っていったのである。

このエストの言葉にテイルは、


「…まあ、そうだね、多分そうなるだろうね…」


と、言ってなんとも歯切れが悪い返答をしたのであった。

これにエストだけでなくこの場にいたメンバーのうち、テイルと付き合いが長く察しの良い者達が、


(…あ、なんかエグい事考えてるな?)


と、感じ取り、ちょっと引き気味にテイルを眺め、それ以外のメンバー達は、


(…なーんか歯切れ悪いね?…という事はなんか別の事考えてる?)


と、考えてこちらはなんとも言えない表情でテイルを眺めていったのである。

このみんなからの視線を受けたテイルは、


「そんなにみんなから一斉に見られるとさすがにちょっとテンション上がるんだけど?出来ればそんなに一度に見られたくはないからもうちょっとなんか…見るのを止めてほしいかなぁって思うんだけど…」


と、言って自身を見るのを止めるようにお願いしたのであった。

そんなテイルにエストが、


「…まあそれはそれとして、今からはどうする?何か特別にする事とかはあるか?」


と、言って今からすぐの予定について問い掛けていったのである。

これにテイルは、


「…軽~くスルーされた気がするけどまあいいか…」


と、言ってエストの対応に言葉を返した後で、


「特別にする事なら強化パーツを取り付けたワイバーンの慣らし操縦をしたいかな?」


と、言ってエストの問いへの返答をしたのであった。

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