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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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244/512

みんなと格納庫で

テイル、リューネルン、テオの三人がお風呂から上がり、エストとジャンがウイスキーを飲み終わり、アーシアとフェイトの近況報告が終わり、テイルの姉妹達が各自の艦に戻っていったところでそれぞれが、


「「「「「「「それじゃそろそろ寝ますか」」」」」」」


と、言って揃って夢の世界に旅立ち、向かえた翌朝テイルは朝食を済ませると仲間達に姉妹達、それにエストを引き連れてマシンアーマノイドの格納庫に向かっていったのである。

その目的は姉妹達やエストからのマシンアーマノイド、ワイバーンの進化が完了したという報告を受け、どのような進化になっているかを自身の目で確かめるという物であった。

格納庫に到着したテイルは早速メカニック達に、


「みんなおはよう!ワイバーンの進化が完了したって聞いたんだけど、どんな感じになってるの?」


と、言って尋ねていったのである。

このテイルの質問にメカニック達は、


「いえ、我々もまだ見ていないんですよ。みんなしてテイル様より先に見るわけにはいかんだろうって言って。ですからまだ誰もワイバーンがどのような進化をしたのかを知っている者はいないんです」


と、言ってテイルの問いに答えたのであった。

このメカニックの答えを聞いたテイルは、


「なるほど、わかった。その心遣いに感謝する。ありがとう」


と、言ってメカニック達に軽く頭を下げると続けて、


「それじゃあどんな進化を遂げたのか、早速見てみるとしますか!」


と、言ってワイバーン専用格納庫の扉を開けていったのである。

そうしてその姿をテイル達に見せたワイバーンにテイルは、


「…なんか…あまり…というか見た目はほとんど変わってない…?」


と、言って進化したはずのワイバーンの見た目の感想を話したのであった。

このテイルの言葉を聞いたチーフメカニックがワイバーンの専用格納庫に走っていくと設置されている専用モニターを操作してテイル達に、


「…テイル様、皆様、今回の進化では本体の見た目の変化は皆無と言っていい進化になっています」


と、言って説明し始めたのである。

これにテイルは、


「…マジで?トーリアのコルセアに苦戦した身としては見た目も強化して見た目から、あ、強くなったな、って対戦相手をビビらせたかったんだけど…」


と、言って肩を落としたのであった。

このテイルの言葉にチーフメカニックは、


「…テイル様、私は、本体の見た目は、と、言いましたよ?」


と、言ってテイルに声を掛けたのである。

この言葉を聞いたテイルは、


「…本体、は?…という事は…何か強化パーツが作られたって事…?」


と、言ってチーフメカニックに尋ねたのであった。

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