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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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今日これからの予定について

フェイトは姉妹達からの挨拶を受けて、


「皆さん、温かい歓迎の挨拶、どうもありがとうございます」


と、言って姉妹達に頭を下げていったのである。

これにリューネルンが、


「…相変わらずよのぅ、この偽善者は…」


と、言ってフェイトに険しい視線を向ける中、テイルは、


「丁寧なお返事ありがとうね、フェイト。さて、これでとりあえず私の仲間呼び戻しは終了したから…これからどうするかな…」


と、言ってフェイトに声を掛けた後で今後の事を考え始めたのであった。

そんなテイルにエストが、


「いや、アメリカから新型のマシンアーマノイドが届く予定なんだから少しはじっとしてろよ…」


と、言って少しの呆れ顔でツッコミを入れたのである。

このエストの言葉にテイルは、


「…ああ、そう言えばそのイベントもあったねぇ…」


と、言って少し考えるとエストにマヤ、それから姉妹達に、


「マシンアーマノイドつながりの話なんだけど、ワイバーンの進化って今どうなってるの?もう終わったの?それともまだ途中なの?」


と、言って尋ねたのであった。

このテイルの質問にエストが、


「その話は確か…メカニック連中から明日にも進化作業が終了しそうだと報告が上がって来てたぞ?」


と、言ってテイルに話していったのである。

これにテイルは、


「そうか、ありがとうエスト」


と、言ってエストに声を掛けると続けて、


「なるほど、その二つのイベントが近日中にあるとなると今からアークワイバーンを留守にするのは良くないね。ということは私は、というか私と私の仲間達は数日間はアークワイバーンやその近くでのんびりしてないといけない、そういうわけか」


と、言ってエストやマヤ、それに姉妹達に確認したのであった。

これにエストが、


「そうなるな。だから少しは大人しくしてろよ?」


と、言ってテイルの言葉に答えていったのである。

このエストの答えを聞いたテイルは、


「了解。それじゃ今日のこれからは夜ご飯食べたら自由行動にしよっか?」


と、言ってエストの言葉を受け入れるとこの場の全員にこの後の予定について自由行動で良いかと尋ねたのであった。

これに話を聞いていた全員が、


「「「「「「「…それで良いかな?」」」」」」」


と、言って賛成してきたのでテイルは、


「なら決まりだね。それじゃ夜ご飯だ!」


と、言って食堂に向けて歩きだしたのである。

それにフェイトも一緒についていく姿を見たジャンが、


「…大食い大会に参加して激戦を繰り広げてた二人が率先して食堂に行くなよ…」


と、言ってテイルとフェイトにツッコミを入れたのであった。

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