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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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フェイトと姉妹達の再会

フェイトが先にマヤに声を掛けた事にエストは、


「…俺より先にマヤに声を掛けたのはやっぱり胃袋を掴まれてるからか?」


と、言ってフェイトに尋ねていったのである。

これにフェイトは、


「…そうですね、そうなります…。ごめんなさい、エストさん…」


と、言って素直にエストに謝罪したのであった。

この二人のやり取りを見たテイルは、


「エストとマヤさんとの挨拶が終わったみたいだし、次はレガシア姉様達との挨拶だね。マヤさん、姉様達はここに向かってきてるんですか?」


と、言ってフェイトの次の挨拶アイテムのレガシア達姉妹がアークワイバーンのブリッジに向かってきているかをマヤに尋ねていったのである。

この質問にマヤは、


「はい、そうです。おそらくもう到着されるのではないかと思います」


と、言ってテイルに答えたのであった。

このマヤの返答を聞いたテイルは、


「それじゃここから移動しない方が良いかな?」


と、言って続けてマヤに尋ねていったのである。

このテイルの二回目の問い掛けにマヤは、


「…そうですね、その方がすれ違いが起こらなくて良いと思います」


と、言ってテイルの問い掛けに賛成の答えを話したのであった。

するとマヤが話してから僅か数秒後にブリッジの扉が開いて、


「フェイトが戻ってきたんですってぇ~?」


「姉上、そう聞くよりも挨拶が先だと思います」


「…フェイト…どこ…?」


「ちょっと~、早く入ってよみんな~」


「…あ、あの、ライト姉様、あんまり押すのはちょっと…」


と、それぞれに言いながらレガシア達が入ってきたのである。

これにマヤが、


「ああ、噂をすれば、でしょうか?」


と、言って軽く笑いながらテイルを見たのであった。

このマヤの言葉にテイルは、


「…ふふっ、そうだね、マヤさん」


と、短く言って返すと続けて姉妹達に、


「みんな只今。ちゃんとフェイトを連れて帰ってきたよ。ほら、フェイト?」


と、言ってフェイトを姉妹達の前に立たせたのである。

そうして姉妹達の目の前に立ったフェイトは、


「皆さんご無沙汰していました。フェイト・ブルーアイ、只今からフェリアシティ王国政府及びフェリアシティ王国軍に復帰致します。よろしくお願い致します」


と、言って姉妹達に頭を下げたのであった。

このフェイトの言動に姉妹達は、


「うん、よろしくねぇ、フェイト~」


「…ふふっ、そんなに畏まらなくても良いぞ、フェイト?」


「…うん…よろしく…お願い…」


「やっぱフェイトはリューネルンと違うよね、挨拶とかが丁寧だ!」


「…よ、よろしくお願いします!フェイトさん!」


と、言ってフェイトの復帰を大歓迎していったのである。

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