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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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フェイト、エストとマヤへの挨拶

アークワイバーンの艦内に入ったテイル達はそのままブリッジに直行し、ブリッジで艦隊の統率を行っていたエストとマヤに、


「やぁ、エスト、マヤさん、ただいま。話してた通り、フェイトを連れて帰ったよ」


と、言って帰還の挨拶を行ったのであった。

これにエストは、


「おお、お帰り、テイル。それにみんなも。…っていうかリューネルンのそれは何なんだ…?」


と、言ってテイルとフェイト以外のみんなに挨拶を返すと相変わらず捕まえられた宇宙人のような状態にされているリューネルンに言及していったのである。

これにテイルは、


「ああ、これ?というかエスト、忘れた?リューがフェイトの事を超嫌いなのを?」


と、言ってエストの質問に答える前に逆にエストに尋ねたのであった。

このテイルの問い掛けを聞いたエストは、


「…そう言われればそうだったな。…ああ、そうか、前もリューネルンが逃げないようにってしょっちゅうそれに近い形になってたな…」


と、言って三年前の光景を思い出しながら再び現在のリューネルンの状態に目を向けたのである。

そんなエストにテイルは、


「そ。だから今もこんな状態になってるってわけ。わかってくれた?」


と、言って話し掛けたのであった。

これにエストは、


「ああ、全部思い出したよ。懐かしい話だったな…」


と、言ってどこか遠くを見る目をすると続けて、


「…で、リューネルンがこうなった原因と言うべき、フェイトは…外にいるのか?」


と、言ってテイルに尋ねてきたのである。

このエストの問いにテイルは、


「うん、外にいるよ。今呼ぶからね」


と、言ってブリッジの外で待っていたフェイトに、


「それじゃフェイト、入ってきて。エストとマヤさんが待ってるから」


と、言って声を掛けたのであった。

これにフェイトが、


「うん、わかった。それでは失礼しますね?」


と、言って応じるとすぐにブリッジに入ってきたのであった。

そうしてフェイトは、


「エストさん、マヤさん、ご無沙汰していました。フェイト・ブルーアイ、只今からフェリアシティ王国政府及びフェリアシティ王国軍に復帰します。よろしくお願い致します」


と、言ってエストとマヤに挨拶をすると深く頭を下げたのである。

そんなフェイトにエストは、


「ああ、お帰り。期待しているよ」


と、言って笑顔で声を掛けると続けてマヤが、


「お帰りなさいませ、フェイト様。歓迎会の食事は期待していて下さいね?」


と、言ってこちらも笑顔で声を掛けたのであった。

するとマヤの言葉を聞いたフェイトは、


「…ああ、マヤさんの料理も久しぶりに食べる事になるな…。…はい、期待しています、マヤさん」


と、言ってマヤに答えたのである。

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