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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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人間界への帰還、その二

ジャンとフェイトの自己紹介が終わったと見たテイルは、


「それじゃ近況報告と自己紹介が終わったみたいだし、帰るとしますか?」


と、言ってこの場の全員に尋ねたのであった。

これにこの場のフェイト以外の全員が、


「…そうだね、帰ろっか」


「マスターテイルが言うなら帰りましょう」


「…帰るのは良いんじゃが…そろそろ解放してくれんか?テイルや?」


「確かに…用が無いならもう帰った方が良いだろうな」


と、言ってテイルの言葉に賛成していったのである。

そんな全員とは違ってフェイトは、


「…帰るのは良いんだけど…どこに帰るの?…王国は…滅んだままなんだよね…?」


と、言ってテイルに尋ねてきたのであった。

このフェイトの問い掛けにテイルは、


「王国滅亡直前に完成した超弩級戦艦があったでしょ?今はあれを拠点にしてるんだ。だから帰る場所はその戦艦になるよ」


と、言ってフェイトに帰る場所の説明を行ったのである。

この説明を聞いたフェイトは、


「…ああ、あの艦か。…え?あの戦艦、あの状況で無事だったの?」


と、言ってテイルに尋ねたのであった。

これにテイルは、


「無事だったんだよ。すごいよね?」


と、言ってフェイトの問いに答えたのである。

これにフェイトは、


「なるほど、じゃあ今からそこに帰るんだね?…ちなみにどの世界にあるの?」


と、言ってアークワイバーンが今どの世界にあるのかを質問してきたのであった。

この質問にテイルは、


「今は人間界のアメリカの西海岸に停泊してあるよ」


と、言ってフェイトに話すと続けて、


「それじゃ帰るよ?ゲート!」


と、言って空間転移魔法を発動させて空間転移への入り口を開いたところで、


「それじゃ帰るよー」


と、言ってその入り口に入っていったのである。

それに続いて全員もゲートに入っていって人間界のアークワイバーンの甲板上に帰っていったのである。

そうして帰還したテイル達。

そこでテイルは、


「戻ってきたね。今回は明るい間に戻れて良かったなあ…」


と、言って安堵の溜め息を吐いたのであった。

一方で初めてアークワイバーンにやって来たフェイトは、


「これがアークワイバーンなんだね。あの時は一部だけしか見れなかったからよくわからなかったけど、こんなに大きな艦だったんだね」


と、言ってアークワイバーンを見た感想を話していったのである。

そんなフェイトや他の仲間達にテイルは、


「それじゃ艦内に入ろうか?中でみんなもフェイトの事を待ってるだろうしね」


と、言ってアークワイバーン艦内に入ったのであった。

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