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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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イベントの詳細

テイル達の騒動を見ていたジャンはすぐに目線を目の前のイベント会場に向けると、


「…大食い大会ねぇ…。戦争が終わった直後の物が無い時によくこんな事ををやろうと思ったな…」


と、言ってイベント会場の中の様子を見たのであった。

そんなジャンにテイルは、


「それじゃそろそろ入ろうか?早い内にあの子の姿を確認しておかないといけないしね」


と、言って大食い大会の会場の中に入っていったのである。

これにテオやリューネルンを羽交い締めにしたアーシアも続いていき、それを見たジャンも、


「…仕方ない、行くか…」


と、言って大食い大会の会場の中に入ったのであった。

その頃、ジャンよりも少しだけ早く会場に入っていたテイルは会場の受付で、


「あ、すいません。今から参加するって出来ますか?」


と、言って係の者に尋ねていったのである。

これに係員は、


「…出来ますけど飛び入り参加の方は軽いテストと言いますか…飛び入り参加を認めても良い大食い自慢かどうかを試させていただきます。よろしいでしょうか?」


と、言って確認してきたのでテイルは、


「あ、それなら大丈夫です。喜んでテストを受けさせてもらいますよ」


と、言って笑顔で大食い大会の飛び入り参加を認めてもらう為のテストを受ける事を承諾したのであった。

このテイルの言葉を聞いた係員は、


「わかりました。それではこちらにどうぞ」


と、言ってテイルを先導していったのである。

これにテイルもついていき、案内された場所でテイルは係員に、


「ここで少し待っていてください。すぐにテスト用の料理を持ってきます」


と、言ってテイルを椅子に座らせると係員自身は料理を取りに出ていったのである。

こうして残されたテイルはアーシア達に、


「さて、どんな大盛り料理が出てくるのか、楽しみだね」


と、言って話し掛けたのであった。

これにジャンが、


「…普段の食事量が少し多い気はするが…大食いって大丈夫なのか?」


と、言って尋ねていったのである。

これにテイルは、


「普段は食べないようにしているだけよ。食べて良いって言われたら滅茶苦茶食べるよ?」


と、言ってジャンに答えたのであった。

この答えを聞いたジャンは、


「…滅茶苦茶食べるって…どれぐらい?」


と、言ってテイルに聞き返していったのである。

この質問にテイルは、


「…とりあえず…そうだな…普通サイズのラーメンだったら五十杯いけるよ?」


と、言って答えたのであった。

これにジャンは、


「…ラーメン五十杯…?いや、その体のどこに入るんだよ…」


と、言ってテイルの答えに反応したのである。

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