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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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220/512

ヒューマニアン帝国へ

留守番組への挨拶を終わらせたテイルは一緒に行くメンバー達を連れて食堂を出るとゲート使用時の周囲への影響を考えてそのまま艦の外に出る事にしたテイル達。

そうして艦の外に出たテイルは、


「それじゃゲートを使うからみんな離れててね?」


と、言ってメンバー達を自身の近くから離れさせると、


「じゃ行くよ。ゲート発動」


と、言ってゲートを発現させるとメンバー達に、


「それじゃ行こうか、ヒューマニアンに」


と、言ってゲートに入っていったのである。

これにメンバー達も続いてゲートに入っていき、ゲートを通った先の世界、ヒューマニアン帝国に降り立ったテイル達はシャドウからの情報にあった街に移動を始めたのであった。

その道中でジャンが他のメンバー達に、


「…ヒューマニアンにも初めて来たんだが…ここの環境は地球に似ている気がするな…」


と、言ってヒューマニアンを見た感想を話したのである。

このジャンの言葉にテイルは、


「似てるのは環境だけじゃないよ。住んでる人達も地球人とほぼ同じ見た目をしてるからね」


と、言って話したのであった。

その話を聞いたジャンは、


「ヒューマニアン人が地球人に似ているのか?」


と、言って少し考えるとテイルに、


「…似ているというのは…例えばどのぐらい…?」


と、言って尋ねていったのである。

これにテイルは、


「そうだね、地球人とヒューマニアン人をそれぞれ数人ずつ集めてどっちが地球人でどっちがヒューマニアン人でしょうクイズをやったら解答者全員が必ず一回は間違えるレベルで似てるかな」


と、言ってジャンの質問に答えたのであった。

この返答を聞いたジャンは、


「そんなに似てるのか…。それなら地球人とヒューマニアン人との混血も地球人とヒューマニアン人と見分けが出来なくないか?」


と、言ってテイルに次の質問を行ったのである。

この質問にテイルは、


「それは実際にそうらしいよ。ただ違いもあってね、地球人とヒューマニアン人との混血は両親よりも魔力とネオヒューマン能力が強くなるんだってさ」


と、言ってジャンに答えていったのである。

これにジャンは、


「…そんな事が起きるのか。それは…何か国家間で色々とありそうな事案だな…」


と、言って複雑な表情を見せたのであった。

ジャンのこの言葉にテイルは、


「実際色々起きてるらしいよ。両種族の婚姻を推奨して戦力の強化をしている、みたいなところもある感じだし」


と、言って答えると続けて、


「…お、見えてきたかな?多分あれがシャドウの報告にあった街だね」


と、言って前方に見えてきた街を指差したのである。

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